現代医療に不可欠な放射線診療の担い手として、医学の進歩に対応した最先端の専門知識と確かな技術力を持ち、メンタル面でもサポートできる診療放射線技師の育成を目指します。
- 募集定員
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90名
- 修業年限
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4年
【学びの特色と実習内容】
本学科では放射線に関する基礎から高度な知識・技術に至るまでを自然な流れの中で修得していけるように配慮した講義・実習が行われています。1年次から行われている基礎教育科目においては、医療人として必要な協調性・学修意欲・問題解決能力を養い、障害者や高齢者の心理や福祉を学ぶ科目も開設しています。また、病院内の検査を模擬した学内実習、高学年で行う実際の病院での臨床実習を通して、高度な医療技術に触れつつ、医療人としての奉仕の心と接遇やコミュニケーション能力を養います。
◆実習内容
学内の実習施設において講義で学修した内容を実技により技術として修得します。
<画像検査技術学>
医療機関臨床現場において、人体各部の単純撮影(胸部、腹部、骨など)、造影撮影(血管、消化管など)、手術室でのエックス線撮影、CT検査、MRI検査、超音波検査、マンモグラフィ検査などの撮影に必要な知識・技術・患者接遇・医療人としてのマナーを修得します。
<核医学検査技術学>
医療機関臨床現場において、核医学に関する最新の検査原理(SPECT,PETなど)や画像の構成、放射性医薬品の取扱い、放射性廃棄物処理などを修得します。特に、放射性医薬品を用いた検査のため、患者様へのコミュニケーションを通じた細かい配慮も実習の大切な要素となります。
<放射線治療技術学>
最先端の医療機関における臨床現場で、放射線治療技術学概論、放射線腫瘍学、放射線治療技術学などの講義で得た基礎知識・技術を基に病院で臨床実習を行い、放射線治療に必要な知識・技術(リニアックなどの加速器操作法を含む照射技術)、患者接遇法、技師としての基本的マナーなどを修得します。
◆取得可能資格
・診療放射線技師(国家試験受験資格)
・エックス線作業主任免許※
・ガンマ線透過写真撮影作業主任者免許※
※診療放射線技師免許取得後、申請により取得可能
- 初年度納入金
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1,856,000円