大阪電気通信大学

2024.01.26 大阪電気通信大学RPwheelプロジェクトチームが「CYBATHLON Challenges 2024」に参加 ― 障がい者のための技術を競う国際大会に学生開発のロボティック電動車いすで出場

2024.01.26 大阪電気通信大学RPwheelプロジェクトチームが「CYBATHLON Challenges 2024」に参加 ― 障がい者のための技術を競う国際大会に学生開発のロボティック電動車いすで出場

大阪電気通信大学(大阪府寝屋川市・四條畷市/学長:塩田邦成)のRPWheelプロジェクトチーム(プロジェクトマネージャー:工学部電子機械工学科 鄭聖熹教授)が、2月2日(金)、障がい者の能力拡張を目指す先端技術を競う国際大会「CYBATHLON Challege 2024」に出場する。「CYBATHLON」は4年に1回行われる大会で、今年10月にスイスのチューリッヒで開催を予定。その様子は世界中のメディアに中継される。今回の「CYBATHLON Challege 2024」は、同大会のチャレンジ大会として本番と同じチューリッヒで実施され、当日は公式HPからLive Streamで中継される。

【本件の概要】
2016年に始まった「CYBATHLON」は、障がい者が日常生活を送るために必要な補装具の性能を競う国際競技大会。義手や車いすによる競技を通して、成績を競うだけではなく、技術者や研究者による障がい者のニーズの理解を深め、また、一般の人にも興味を持ってもらうことを目的としている。

工学部電子機械工学科 鄭研究室と小川研究室では電動車いすの研究に取り組んでおり、2月2日(金)に行われる「CYBATHLON Challenges 2024」にチャレンジする。同大会は今年10月にスイスのチューリッヒで開催される国際大会前のチャレンジ大会として位置づけられており、10カ国から20チームが参加。当日は、開催地であるスイスのチューリッヒから参加国を結び、同時に競技を行う。

学生が参加する競技は車いすレースで、4つの障害に挑戦。車いすにはドアの開閉を助ける補助アームや前輪を浮かして階段の昇降ができる技術などを搭載し、操作にはスマートフォンを利用する。

大阪電気通信大学は、今後も技術の力で障がいを持つ人の移動と未来をアシストしていく。

◆「CYBATHLON Challege2024」
【日 時】 2024年2月2日(金) 19時25分~20時30分
【場 所】 大阪電気通信大学 寝屋川キャンパス「アクティビティホール」
・大阪府寝屋川市初町18-8 ( https://www.osakac.ac.jp/institution/campus/access/ )
【出場種目】 Wheelchair Race-Heart1、Heat2

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2024.01.30 メカトロニクス基礎研究所エネルギー・環境工学部門主催による特別講演会を開催しました

2024.01.30 メカトロニクス基礎研究所エネルギー・環境工学部門主催による特別講演会を開催しました

1月23日(火)、寝屋川キャンパスにて株式会社IHIインフラ建設 防災・水門事業部 設計部 詳細設計グループ主査 浅野徹氏を講師としてお招きし、特別講演会(主催:本学メカトロニクス基礎研究所エネルギー・環境工学部門)を開催し、50人を超える学生・教職員が参加しました。

講演では『低摩擦ゴムの高圧ゲートへの適用に関する研究』と題して、水門構造や八ッ場ダム※が紹介され、低摩擦ゴムの特徴や実際の摩擦係数、水密ゴムの挙動・耐久性、止水限界水深等、浅野氏が携わってきた研究概要や実験内容をお話していただきました。

浅野氏は「今回の講演では、防災・水門事業部が扱っている製品と、その製品の中で採用されている技術の基本・実施例・留意点といったエッセンスに着目しました。今後もこれらの技術を駆使して、社会のニーズに合わせた開発や最適な提案を行い、より一層社会資本整備に貢献していきたいと思っています。学生の皆さんが今後研究を進めていく上で、何かヒントになる情報を提供できればと思います」と述べられました。

質疑応答では、学生からの発電設備についての鋭い質問に浅野氏は感心した様子を見せておられました。

参加していた学生は「川の氾濫防止にダムが必要不可欠なことや環境の配慮等、洪水から人の命や生活を守るための新しい観点を持つようになりました。特に、発電設備の話はとても興味深かったです」と話してくれました。

※八ッ場ダム…群馬県に建設された多目的ダムで、全ての機械設備を株式会社IHIインフラ建設で施工

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2024.01.30 esports projectによる「ストリートファイター6」のイベントを開催しました

2024.01.30 esports projectによる「ストリートファイター6」のイベントを開催しました

1月12日(金)、四條畷キャンパスKOZUKIホールにてesports projectによる「ストリートファイター6」のイベントを開催しました。

このイベントは、esprots projectの学生が中心となり、企画・運営をしました。

まず、ゲームの操作方法などをesports projectの学生が講師となり、実際の画面を見ながら説明をしました。

説明後はRed Bull Gaming Hubにて、実際にゲームをプレイしました。初めてゲームをプレイする学生をesports projectの学生が丁寧に指導していました。

飛び入りで参加した教員と対戦をしたり、他の人が繰り出す技などを見て歓声を上げたりと参加した学生はイベントを満喫した様子でした。

最後は、エキシビジョンマッチとして、プロのプレイヤーによる対戦を観覧しました。繰り出される技に歓声や拍手が起こり、イベントを盛り上げていただいました。
今回は、過去にストリートファイター2で日本一になったこともあるeスポーツチームRevoオーナー兼選手の中野サガット氏と本学OBでもあるアマテラス所属の77days氏にお越しいただきました。

両氏からは「楽しいイベントでした。こんな設備がある大学が羨ましいです」「また参加したいです」と感想をいただきました。

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2024.02.02 週刊エコノミストにて学長インタビューが掲載されました

2024.02.02 週刊エコノミストにて学長インタビューが掲載されました

週刊エコノミストOnline「ビジネスクロニクル」に塩田邦成学長のインタビューが掲載されました。

「ビジネスクロニクル」はビジネスに関わる様々な「今」を記録するインタビューメディアで、今回は「大学特集」としてインタビューされました。

インタビューでは、異分野協働エンジニアリング・デザイン演習の紹介や学生へのエールが掲載されています。

ぜひ、ご覧ください。

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2024.02.02 メタバース総研Webサイトに総合情報学部デジタルゲーム学科魚井研究室が紹介されました

2024.02.02 メタバース総研Webサイトに総合情報学部デジタルゲーム学科魚井研究室が紹介されました

株式会社メタバース総研Webサイトの大学における「メタバースの研究事例まとめ」に、総合情報学部デジタルゲーム学科魚井宏高教授の研究が紹介されました。

記事では「デジタルホラーハウス」の開発に関する内容が掲載されています。

ぜひ、ご覧ください。
https://metaversesouken.com/metaverse/university/#i-16

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2024.02.02 デジタル製造技術プロジェクトチーム(工学部機械工学科星野研究室・田代研究室)の功績を称え「学長カレー」を開催しました

2024.02.02 デジタル製造技術プロジェクトチーム(工学部機械工学科星野研究室・田代研究室)の功績を称え「学長カレー」を開催しました

1月29日(月)、クラブ活動や研究活動において優秀な成績や成果を残した学生に対して、塩田邦成学長がカレーを振る舞い、食べながら懇談、激励する「学長カレー」を寝屋川キャンパスZ号館3階で開催しました。

「学長カレー」は食堂の通常メニューにはない、この日のために用意された“特別なカレー”で、今回はマイルドで食べやすいバターチキンカレーとスパイスの効いたスパイシーポークカレーの2種にライス、ナン、サラダ、デザートのケーキとボリューム満点のメニューです。

招待されたのは、「新設計コンテスト2023」において“入門コース”と“基本コース”で優勝し、発表部門でも最優秀発表賞を受賞するなど計4部門全てで1位を独占した、デジタル製造技術プロジェクトチーム(工学部機械工学科星野研究室の学生6人・田代研究室の学生1人)と、星野実特任教授(工学部機械工学科)、田代徹也准教授(同学部同学科)、寺西正光大学事務局長です。

同チームは、個人でも「日本設計工学会」「実践教育訓練学会」「日本設計工学会関西支部」で学生優秀発表賞を受賞し、「設計チャレンジカップ2023」「第15回学生金型グランプリ プラスチック用金型部門」で金賞、「加工チャレンジカップ2023」で金賞と銀賞を受賞するなど輝かしい成果をあげました。

学生たちは塩田学長と一緒にカレーを食べながら、幼少の頃からモノづくりに興味があったことや、設計コンテストでの製品設計で苦労したこと、発表会後の意見交換で技術者や企業の方と繋がりを持てたことなどを話しました。また、星野特任教授は現在までの活動成果を塩田学長に改めて報告し、学生たちに生産技術者を目指してほしいと伝えました。

塩田学長も改めて功績を称え「今年1番学長報告に来てくれたので、皆さんのことはよく覚えています。学生でここまでの技術を持っていることは大変素晴らしいことです。この経験をカレーと共に思い出し、社会に出ても活躍することを期待しています」とエールを送りました。

デジタル製造技術プロジェクトメンバー
星野研究室 
植月もも(工学部機械工学科4年)
北尾 優弥(〃)
長尾 神威(〃)
山中 頼(〃)
日髙 雄斗(大学院工学研究科制御機械工学コース2年)
宮城 慶雅(〃)
田代研究室
植村 陽平(〃1年)

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2024.02.05 産経新聞にesports project「ストリートファイター6」イベントが紹介されました

2024.02.05 産経新聞にesports project「ストリートファイター6」イベントが紹介されました

1月31日(水)の産経新聞朝刊22面の教育面に、1月12日(金)に四條畷キャンパスにて開催したespors project「ストリートファイター6」イベントが紹介されました。

記事では「Red Bull Gaming Hub」やデジタルゲーム学科などが紹介されています。

ぜひご覧ください。

※2024年1月31日付産経新聞朝刊

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2024.02.07 RPWheelプロジェクトチームがCYBATHLON Challenge2024に出場し、Pick-upなど3つのバリアをクリアしました

2024.02.07 RPWheelプロジェクトチームがCYBATHLON Challenge2024に出場し、Pick-upなど3つのバリアをクリアしました

2月2日(金)、寝屋川キャンパス アクティビティホールにてRPWheelプロジェクトチーム(プロジェクトマネージャー:工学部電子機械工学科 鄭聖熹教授)がCYBATHLON Challenge2024 Wheelchair Raceに出場しました。

CYBATHLONは障がい者の能力拡張を目指して先端技術を競う国際大会で、4年に1回行われています。次回は、今年10月にスイスのチューリッヒでの開催を予定しており、その様子は世界中のメディアに中継されます。

今回のCYBATHLON Challege 2024は、同大会のチャレンジ大会として本番と同じチューリッヒで実施され、各チームと中継して同時に競技を実施。当日は公式HPからLive Streamで中継されました。

この競技に参加するにはCYBATHLONの審判員によるバリア等競技の厳しいチェックや撮影、中継状況確認などJapan Hubとしてのすべての条件をクリアしなければなりません。Japan Hubのマネージャは電子機械工学科 小川勝史准教授が務め、審査員が開始前に入念にチェックを行い、無事クリアしました。
しかしながら、テクニカルチェックでの練習で電動車いすが故障してしまったため、2つ目のバリアを棄権し、4つあるバリアのうち、3つのバリアの挑戦となりました。

当日はパイロットの小倉トシキ氏(パナソニック交野)によるレースを2回行いました。

競技終了後のインタビューでは「子どもが生まれた時ぐらいに緊張した」と小倉氏が答え、会場を沸かせていました。

その後も小倉氏と学生たちで次回の世界大会に向けての反省や改良点などが話し合われました。

RPWheelプロジェクトチームは、2024年10月の世界大会への出場を目指しています。より高性能の電動車いすを開発すべく、ご支援ご協力をいただけると幸いです。

連絡先:s-jeong@osakac.ac.jp

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2024.02.09 「+10Project」が大阪府から感謝状をいただきました

2024.02.09 「+10Project」が大阪府から感謝状をいただきました

2010年から寝屋川キャンパスで行っている「+10Project」の売り上げの一部を「大阪府みどりの基金」に寄付しており、この度大阪府より感謝状をいただきました。

「+10Project」は、本学が私立大学で初めて展開した社会貢献活動で、グラウンドとD号館の間にある飲料水自動販売機の値段に10円プラスし、その増えた分の売り上げを寄付金として「大阪府みどりの基金」と「大阪ミュージアム基金」へそれぞれ5円ずつ寄付する活動です。

「大阪府みどりの基金」は地域住民が共同して行う地域緑化推進事業に対して無償での樹木を配布する事業です。園庭や校庭を芝生化する「みどりづくり活動助成」や施設の新設に合わせて屋上緑化を推進する「緑づくり施設助成」、芝生化を行い地域とのつながりを深めていく「シンボル校助成事業」などがあります。

「大阪ミュージアム基金」は「大阪ミュージアム構想」への寄付となり、大阪のまち全体を巨大なミュージアムに見立て、魅力ある街並みや自然、祭りやイベントなどを「展示品」や「館内催し」として登録し、それらを活用した大阪の魅力アップ事業を展開しています。

自動販売機には、「+10Project」と記載されていますので、社会貢献活動の一環としてご協力をお願いします。

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2024.02.13 工学部環境科学科 阿久津典子教授の最終講義が行われました

2024.02.13 工学部環境科学科 阿久津典子教授の最終講義が行われました

2月7日(水)、今年度で退職される工学部環境科学科 阿久津典子教授の最終講義が、寝屋川キャンパスで行われました。

阿久津教授は、1991年に本学工学部電子物性工学科に赴任して以来、電子材料工学科、応用化学科、環境科学科の開設をはじめ、大学院やエレクトロニクス基礎研究所での教育、研究に多大な貢献をしてきました。

本学の多くの学科では、年度末に教員の退職を記念して、通常講義とは別に「最終講義」と題した特別講義を開催しています。この日も恩師の最後の講演を聴講するため多くの学生や教職員が出席しました。

講義では「持続可能な働き方をめざして ―子育て・介護との両立―」をテーマに、女性研究者として多忙な毎日を送る中「子育てと仕事」や「介護と仕事」を両立するため、自治体や地域の支援センターを活用し、難しい局面でも夫婦で協力し合い歩んできたことなど、自身のこれまでの経験をふまえて子育てや介護をしながら女性が働き続けることのヒントを伝えました。

阿久津教授は「定年まで勤められるとは思ってもいませんでした。これもみなさまのお力添えのおかげです。ありがとうございました」と33年間を振り返り感謝の意を表しました。

講義終了後には、阿久津研究室の学生から花束が贈呈され、大きな拍手が送られました。