経済的な理由で大学・短期大学・専門学校への進学を諦めざるを得ない学生が、 国から2種類のサポートを受けることができるというものです。
高等教育無償化とも呼ばれるこの制度。
実際には無償化というよりも補助制度という方が正しく、また、すべての人が受けられるわけではなく世帯収入など
の規定も存在します。まずは自分が規定に該当しているか、進学したい学校が該当校になっているかを確認して進学に備えましょう。
対象者 | 生活保護世帯、住民税所得割非課税の世帯 |
---|---|
学業的な要件 | 進学の目的は明確であること・評定平均値が5段階評価で3.5以上 |
住民税がかからない世帯と準ずる世帯の学生が対象になります。
その中でも「第1区分」・「第2区分」・「第3区分」という3つに区分されます。住民税がかからない世帯は第一区分、所得が少ない世帯が第2・第3区分となります。
勉強が得意ではなく成績が良くない…そんな場合も支援を受けることが出来ます。進学前に行う「予約採用」は、高校の成績だけで判断をせず、レポートや面談などにより進学の目的や学びに対する高い意欲があるかを確認し、判断を行います。
そのため、高校在学中の成績があまりよくない生徒も支援を受けられる可能性があります。
本制度による支援を受けた後は進学先で授業にしっかりと出席し、単位を取得することが求められます。
理由もなく成績が著しく下がった場合や申請内容を偽っていた場合、支援の打ち切りや奨学金の返還を求められる可能性もあります。
まず対象校を調べてみましょう!
対象校を検索する