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STEP01 進路選択

勉強出来なくても進学は出来る?


学力がないと進学先の自由度は減る

学力というのは学生の間であれば基本的に勉強の成果、つまり成績表等を基準に考えられます。
それに加えて高校であれば各校に偏差値がおおよそ割り振られていますが、今回は個々の学力に注目します。

進学を検討する際には大学や短期大学等調べることになりますが、その際必ず初期段階で判断材料となるのが偏差値です。
全国模試等を受けて自分が全国的にどの程度学力があるのかを把握し、それと同程度の値の学校から場所やカリキュラムを判断して第一志望を決めていくと思います。
何故なら大学などには入学試験が存在するからです。
基本的には偏差値に準じて試験の難易度は上がっていくため、自分の偏差値と同程度、つまり自分の学力で入れそうな学校か、それより上の場合は学力向上に努めるわけです。

ここまではそれはそう、みたいなお話でしたが、この時点で自由度は減っていますよね。
かの有名な東京大学で学びたいと思っても、学力が見合ってなければ試験には落ちてしまいます。
同じ業界、分野の違う学校であれば問題ありませんが、自由度が減ってるのは事実です。

しかし当然、偏差値が高いほど良いというわけではありません。
学校によって学ぶ内容が違うので、良い学校に行けば良いものが学べて良い就職が出来る、わけではありません。

そう考えれば、学力の如何に関わらず、学びたい内容を学べる学校は自由です。
とはいえ、大学や短期大学に入学試験があるのに変わりはありませんし、国公立は軒並み偏差値が高く、私大の独自試験も対策せずに合格できるのは一握りです。
しかし受験せずに入学できる学校も存在しています。

専門学校は学力を問わない(一部を除く)

様々な専門分野や技術を学ぶ専門学校においては、一部の看護系等を除いて学力試験が必要ありません。
受験時に試験を行う場合はありますが、基本的にそこまで難易度の高い学校はありません。
何故なら専門学校で学ぶ内容は学力よりも実践力が必要なことが多く、どちらかといえば研究部門である大学とは学ぶ目的が異なるからです。
専門学校は、資格取得や就職を目指した教育機関です。

そのため興味のある仕事や資格があり、それに集中したい場合は専門学校が一番適しています。
もちろん学力は社会に出てからも最低限必要なものですが、受験に合格するためだけに勉強するのであれば、あまり必要はありません。
学力に自信が無く、あまり一般教養の勉強が得意では無くても、専門学校では専門技術や知識を欲する方にいつでも門戸が開いています。

学力は不要でも勉強は必要

つまり、学校の勉強、数学や物理、歴史といった学問の勉強がどうしても苦手な方でも、自分の興味のある分野について勉強することが出来るならば、無理に勉強せずに専念する道はあるのです。
イラストを描くのが好き、自分でゲームを作ってみたい、パティシエになりたい、ドッグトレーナーになりたい。
それぞれの様々な将来の夢は、学校の勉強が苦手でも目指すことが出来ます。

ただし、勉強すること自体が嫌な場合は進学しない方がいいでしょう。
学校は内容は異なるものの、学ぶための機関です。学ぶための時間と環境とノウハウをお金で買うところだと言い換えることも出来ます。
つまり学ぶ意思がないのであれば行く意味はありません。
とはいっても就職を選んだところで、ほとんどのところで勉強は必要になってきます。

しかし安心してください。
このページを閲覧している方は進学について不安があり、意欲のある方だと思います。
それならば必ず適した環境が見つかるはずです。

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