進学にかかる費用は、入学金・授業料以外にも教材の準備費や進学を機に地方から都心に行く人、都心から地方へ行く人は引っ越し費用など新生活の準備にお金がかかります。それでは具体的にどの程度費用がかかるのか見てみましょう。

実際どのくらいお金ってかかるの？

ざっくり入学金を比べてみよう

初年度にかかる入学金は、大学・短大・専門大学なのか、国立や私立によっても異なります。ここでは一般的な参考値をご紹介します。

大学

国立：817,800円(授業料：535,800円、入学金：282,000円)
公立：768,480円(授業料：538,294円、入学金：230,186円)～932,519円(授業料：538,294円、入学金：394,225円)
私立：1,333,418円(授業料：900,093円、入学金：252,030円、施設整備費181,294円)
※2017年度

短大

公立：519,293円(授業料：387,880円、入学金：131,413円)～604,973円(授業料：387,880円、入学金：217,093円)
私立：1,119,372円(授業料：699,876円、入学金：244,948円、施設整備費174,548円)

専門学校

専門学校の入学金や授業料は、進学する学校・分野によって大きく異なります。医療系の分野でも看護分野などは90万円台なのに対し、はり師・きゅう師分野では160万円台と差があります。自分の学びたい分野がどれくらいお金がかかるのかを把握し、奨学金などを利用することも検討しましょう。

引っ越しなど新生活にかかる費用

入学志願票の他にも必要な書類があるのはご存じでしょうか。一番必要な方が多いのが調査書です。
調査書は学校での成績や生活態度を記録した文書で入試に必要なことが多く内申書とも呼ばれています。
高校で発行してもらうので人数が多い場合は時間がかかるので早めに申請するようにしましょう。
他には、推薦書/志望理由書/自己推薦書/卒業(見込)証明書/資格証明書なども必要になるのでしっかり確認するようにしましょう。

受験料

受験料の支払いは、銀行/郵便局/コンビニなどでできます。出願時に証明として支払い済みを証明する収納証明書や領収書を入学願書に貼る・同封する場合がありますので、締め切り日まで時間があると油断せずに余裕を持って支払いを済ませるようにしましょう。

入学志願票を記入

入学志願票を記入する場合は、使用する筆記具(黒ボールペン、シャープペン)が指定されている場合があるので、しっかり事前に確認するようにしましょう。消えてしまうインクが使われいるペンは絶対使わないでください。
書き間違えてしまったときは、自分の判断で直してしまうのではなく募集要項や学校ホームページで確認してから直すようにしましょう。
また、入学志願票に貼る写真は写真店かスピード写真で3か月以内に撮影したものを使いましょう。

郵送

郵送は「簡易書留郵便」もしくは「速達・簡易書留郵便」にしましょう！郵便物を出したこと、配達されたことが記録に残るのでもしものときも安心です。普通郵便やポスト投函はしないようにしましょう。
また、提出書類はすべてコピーをとって手元に残すようにしてください。

まとめ

いかがだったでしょうか。上記の項目をしっかり把握して分からないことはすぐ学校に確認するのが良いです。締切日などはカレンダーに印をつけるなどして、うっかり忘れてしまうことのないように！願書の提出期限はもちろんですが、受験料の支払いなども意外と抜けてしまいがちなので自分で支払いに行く場合も保護者の方に支払いに行ってもらう場合も余裕を持つように気をつけましょう。