ゲームデバッガーになるには【仕事内容・年収・就職率】

ゲームデバッガーになるにはどのような進路に進めば良いのでしょうか。

今回はゲームデバッカーに向いている人やゲームデバッカー年収、目指すにあたってオススメの資格や仕事内容についてご紹介していきたいと思います。

ゲームデバッガーになるには？

そもそもゲームデバッガーとはどのような仕事かについても簡単にご紹介していきます。

ゲームの品質をチェックする役割でプログラミングのミスなどによって発生したエラーや不具合であるバグを発見するための仕事です。

バグの発生しないソフトウェアというのはほとんどありませんので、テストプレイを繰り返しバグをチェックしてゲームの品質を保つことがメインで役割となっております。

デバックはバグを発見する作業のことで、意図した通りにプログラムが動いているかを確認し、不具合を見逃さず報告しなければなりません。

デバックがきちんとされていないゲームだと、特に RPG などで一定の場所に行くとキャラクターが動かなくなったり、セーブ画面で急に画面が止まってしまったりなど取り返しのつかない致命的なバグが昔のゲームには多くありました。

 You Tube などで「ゲームの致命的なバグ」などで調べてみるといろいろな動画が出てくると思います。

こうして致命的なバグがあると、プレイヤーが何時間もセーブをしていない状態でゲームの電源を切らざるを得なくなったりすることもあるため、一つ一つしらみつぶしにチェックしていく必要があります。

ゲームデバッガーはやや地味な仕事かもしれませんが、プレイヤーが楽しんでストレスフリーにゲームをプレイするためにも非常に重要な役割を担っているのです。

基本的に日の目を見る仕事ではありませんし、自身がバグを見つけたゲームが人気を博したとしてもゲームデバッカーとして名を馳せることができるわけではないので、目立つ仕事ではありませんが以上に重要な役割です。

ゲームデバッガーに向いている人とは？

ゲームデバッカーに向いている人はやはり地道に一つ一つ求められる役割をこなすことができる人でしょう。

ゲームをプレイするにあたってバグが起こりやすい場所を適切に把握してそこでバグが発生するような挙動を行い、それでもバグが発生しないかなどを確認することが求められますつまり言い換えるならばゲームに対して理解がある、ゲームが好きな人と言うこともできます。どのような場面でこのタイプのゲームは今後どのような場面でバグが発生しやすい、などという傾向などについても把握しておくことでバグを発見しやすくなります。

例えば RPG ゲームの場合、一定の条件を満たさないと進むことができない道などに向かって歩き続けると通れるようになってしまったりするバグなどが多くあります。

そうしたジャンルにおいて発生しやすいバグを把握しておくと、ゲームデバックをよりスムーズに行うことができるので、ゲームをたくさんプレイし、ゲームに対して理解がありゲームが好きな人がゲームデバッカーに向いていると言えるでしょう。 

ゲームデバッガーの年収は？

ゲームデバッカーは基本的にアルバイトとして雇われることが多いので、なかなか給料を割り出すのは難しいですが、年収に換算すると200万円から500万円程度と言われることが多いです。

ゲームデバッガーを目指すにあたっておすすめの資格

ゲームデバッカーを目指すにあたっておすすめの資格は特にありません。

基本的にしらみつぶしにゲームのバグをチェックし適切にバグを発見した場合はプログラマーなのに報告することが基本的な役割とされているので、特にゲームデバッカーを目指すにあたって必要な資格などは存在しません。

ゲームデバッガーの仕事内容は？きつい？

ゲームデバッカーの仕事内容はしらみつぶしにゲームのバグを調べる必要があるので、きつくないとは言えませんが、ゲームが好きな人にとっては比較的ストレスフリーに働ける業務の一つと言えるでしょう。

ゲームデバッカーはゲームを発売よりもはるかに先にプレイすることのできる仕事なので特に自分が好きな分野のゲームや、これまで何度もプレイしてきたジャンル、シリーズのゲームならば楽しんで仕事を行うことができるでしょう。

まとめ

今回はゲームデバッカーになるにあたって必要なスキルや仕事内容、年収、就職率などについてご紹介してきました。

ゲームデバッガーはしらみつぶしにゲームのバグを調べる業務であり、忍耐力なども求められますが、ゲームが好きな人にとっては非常に楽しく取り組める業務の一つとなっています。

ゲームデバッカーはゲーム制作に置いて「縁の下の力持ち」的な存在です。

少し地味な仕事ですし、大変な仕事です。

しかし、楽しいゲームを作り上げるにあたって非常に大切な役割です。

自分がしっかりとチェックしたゲームが大ヒットしても名を上げること自体はできませんが、非常にやりがいのある仕事です。