社会人特集 専門学校版│コレカラ進路.JP  

教育訓練給付金について徹底解説!

教育訓練給付制度とは、厚生労働大臣に指定された教育訓練講座を受講・修了すると、費用の一部が教育訓練給付金として支給される制度です。
対象となる教育訓練は約15,000講座あり、
◆専門実践教育訓練
◆特定一般教育訓練
◆一般教育訓練

内容やスキルのレベルに応じて以上の3種類に分かれています。
教育訓練にはオンラインで受講できる講座や夜間・土日に受講できる講座もあり、働きながら受講することができます。

教育訓練給付制度の対象者は?

初めて支給を受ける場合は、雇用保険の加入期間が1年以上(専門実践教育訓練を受講する場合は2年以上)の在職者、または雇用保険を3年以上加入し辞めてから1年以内の離職者が対象になります。
年齢や回数に制限はなく、以前に給付を受けたことがある人も前回の受講開始日以降に雇用保険の加入期間が3年以上あれば再度給付が受けられます。

雇用保険は民間企業にフルタイムで雇用されている方ならば基本的に加入しているので、現在働いている方、もしくは退職して1年以内の方が対象といえます。パートやアルバイトであっても勤務時間等によっては雇用保険の加入対象となるので給与明細などを確認しましょう。
公務員や自分で事業を行っているフリーランスの方は雇用保険に加入していないと思われますが、過去に3年以上の加入期間があれば給付される場合もあります。

 学びたい分野が対象の講座にある場合はこちら!

専門実践訓練給付金とは

224万円を上限に受講費用の70%を支給!

就職決定で最大224万円の支給!
受講料の50%が戻ってくる(年間上限40万円)
就職決定でさらに20%を支給(年間上限16万円)
※4年課程受講の場合 (40万+16万)×4=224万円
※受講開始時に45歳未満で離職して1年以内の人には教育訓練支援給付金を別途支給(通信制、夜間制を除く)

専門実践訓練の対象となる講座には、介護福祉士、看護師、保育士、美容師、調理師、製菓衛生師、社会福祉士、精神保健福祉士、歯科衛生士、柔道整復師、はり師、あん摩マッサージ指圧師、理学療法士、作業療法士、視能訓練士、測量士補、キャリアコンサルタントなどの資格取得を目標とする講座や、専門学校の職業実践専門課程、シスコ技術者認定(ITSSレベル3以上)等のデジタル関係、専門職学位課程などがあります。

学びたい分野が対象の講座になくても大丈夫!

特定一般教育訓練給付金とは

20万円を上限に受講費用の40%を支給!

特定一般教育訓練の対象講座には、介護支援専門員実務研修、介護職員初任者研修、特定行為研修、大型自動車第一種・第二種免許、社会保険労務士、宅地建物取引士などがあります。

教育訓練経費の40%に相当する額を支給

一般教育訓練給付金とは

10万円を上限に受講費用の20%を支給!

目指せる資格が幅広い!

一般教育訓練の対象講座には、実用英語技能検定、TOEIC、中国語検定、簿記検定、ITパスポート、インテリアコーディネーターなどの資格取得や、修士・博士の学位取得を目標とする課程などがあります。

教育訓練経費の20%に相当する額を支給

再進学までのステップは?

1. 目標を明確にする

進学先を決める前にしっかりと自己分析して自分の夢や卒業後に目指す姿を明確にしましょう。
必要なスキルや資格を把握することで進学する学校を絞りこむことができます。「なんとなく」「とりあえず」は絶対NG!はっきりと目的を持つことで入学後の学習意欲低下も防げます。

2. 資料請求・オープンキャンパスに参加する

学校の下調べは十分に。資料請求したりオープンキャンパスで実際に訪れたりして入学後を具体的にイメージしましょう。
高校生にまじっての参加が気になるなら個別相談会がおすすめ。平日の夜や土日に見学を受け付けてくれる学校もあります。
学費や資格、授業時間など気になることはしっかり相談して学校側の対応を把握することで、社会人の受け入れ態勢の充実度もわかります。

3. 教育訓練給付金制度が利用できるかを確認する

進学したい課程が教育訓練給付金制度の対象となるかどうかを確認しましょう。
ハローワークで支給要件照会の手続きをすると給付が受けられるかどうかをより詳しく調べることができます。
 特に専門実践教育訓練と特定一般教育訓練では、受講開始日の1か月前までに住まいを管轄するハローワークで受給資格確認が必要です。  

4. 入試方式や提出書類、出願期間を確認する

学校によって総合型選抜(AO入試)、推薦入試、特待生入試、社会人入試、一般入試など様々な入試方式があり、出願時期も異なります。
出願時には入学願書だけでなく、出身高校の調査書や成績証明書(卒業後数年経ち発行が難しい場合は卒業証明書など)を提出する場合が多いため、出願期限とともに募集要項をしっかりと確認しましょう。

5. 受験

専門学校の入試は書類審査と小論文、面接が多く、学科試験を行うところもあります。
社会人の入試で重視されるのはやはり面接。分野により質問の内容は異なると思われますが「進学する覚悟」はどの学校も確認したいところでしょう。社会人としての礼儀作法を忘れず、落ち着いて熱意をアピールしてください。
面接時の服装は社会人なら就職活動のようなスーツが無難。清潔感のある服装を心掛けて臨みましょう。

6. 合否発表・各種手続き

合格したら入学手続期限日までに指定書類を提出し入学費用を納入しましょう。期日までに手続きをしないと入学資格が取り消されてしまいます。入学金など初回に納付する費用は受験の前に用意しておきましょう。  

 

社会人歓迎の学校を調べてみよう!

再進学までのステップを確認できたら、気になる専門学校・スクールを調べてみましょう。
社会人の再進学を応援している学校なら社会人特有の悩みや不安に対するサポートが充実しているから、あなたの夢の実現にも近づくはず。
コレカラ進路.JPおすすめの学校をぜひチェックしてみてくださいね!

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