
プロのガラス工芸家、ガラス職人を目指す人のためのコースです。
プロの養成に特化した実践的な課題を通して、高レベルな技術の習得を目指します。
- 卒業後の主な進路
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- ガラス工芸家
- 募集定員
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総合基礎科20名
- 修業年限
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1年(全日制)/9:00~16:00
- 初年度納入金
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【基礎科】1,660,000円(入学金150,000円含む)
※別途、材料費・道具代が年間で約8~9万円程必要です。
【応用科】1,210,000円
【研究科】1,420,000円
プロのガラス工芸家、ガラス職人を目指す人のためのコースです。
プロの養成に特化した実践的な課題を通して、高レベルな技術の習得を目指します。
◆10種類の技法教育から個性を伸ばす造形教育まで
当研究所では学生の頭からガラスに対する先入観、固定観念を除き、土や木や石、金属などと同じように1つの素材として位置づけ、自由な発想のもとに創作させます。
ガラスの本質、ガラスはどんな歴史をたどって来たか、ガラスはどんな特性を持っているかを教えるとともに、ガラス工芸・ガラス造形の現状の確認・展開の方向を見据えながら、必要なガラスの知識と基礎技術を短期間のうちに集中的に総合的に教授することを目的とします。
◆年間1,100時間を超える濃密な授業
修業年限は総合基礎科1年・総合応用科1年。当研究所では、徒弟制度的な教育は捨てて、合理的かつ積極的な教育方法で、短期集中的に一定水準の技術と創作方法がマスターできるように教育します。
そのため週5日間、午前9時~午後4時まで1日6時間(昼休み除く)、年間1,100時間を超える授業を行っています。特に吹きガラスにおいては総合基礎科は週1日、総合応用科は週2日と十分な作業時間を設けております。
総合基礎科1年間で一通りの基礎技術をマスターした者は、総合応用科に進級できます。
更に技術の向上を目指す方は2年以上の在籍も可能です。また大学美術科・芸術系大学(4年制)の卒業生及び、大学修了生さらにはこれらと同様と判断される外国での研修者も選考の上、応用科に受け入れます。
◆教科専任講師と常勤スタッフによる徹底指導
国内外のガラス工芸界、ガラス工業界、ガラス造形美術界の第一線で活躍している先生方を講師にむかえております。
実技指導に当たっては、各ガラス工芸技法の技術指導から造形全般にいたるまで当研究所の卒業生を中心に専門の講師が担当します。
また授業時間外も指導できるよう数名のスタッフが常勤しております。
専攻・コース一覧
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- 募集定員
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20名
- 修業年限
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1年(全日制)9:00~16:00
◆基礎を学び発想力を養う
設備や工具が整った学習環境のもと、1年間で10種類のガラス技法の実技を中心に、ガラスの化学、歴史なども学んでいきます。実技科目では課題作品を制作後、講師による講評会を行いそれぞれの技法におけるガラスの可能性を追求していきます。モノを作るという喜びを通して、ガラス作家に最低限必要な基礎技能、基礎知識を習得することを目指します。
【講義科目】
■ガラス概論
ガラスの種類、製造方法、ガラス工芸の技法などから、ガラスの基礎を学びます。
■ガラス工芸史
ガラスのルーツに触れながら、古代~現代までのガラス工芸の歴史を学びます。
■ガラス工業論
ガラスの様々な現象へ化学的にアプローチし、調合方法、溶融方法などを学びます。
【特別講義】
国内外で活躍する現役作家を招待して、デモンストレーション、レクチャー、実習による講義を行い、見聞を広めていきます。より幅広い知識と専門的な技術の習得を目的とします。また年に数回、ガラス作家の工房見学なども行います。
【イベント】
課題作品を展示したり、区の催し物にて販売を行います。自ら販売運営を行うため、ガラス作品の取り扱い方・販売を経験する貴重な経験となります。
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- 修業年限
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1年(全日制)9:00~16:00
基礎科で学んだことを活かして更に発展させ技術を磨きながら創造力を養っていきます。
造形作品の制作を通じて「自らがガラスを通して何をどう表現するのか」ということを模索し追究していきます。
そして卒業制作展ではこれまでの集大成の作品として、各々が得意とする技法を用い数ヶ月かけて作りこんでいきます。
【実技】
吹きガラス(ホットキャスティング・型吹き・イタリアンテクニックなど)
【講義実習】
吹き設備(構造・築炉)講義・熔解実習・小型電気炉の製作
【制作】
自由制作・卒業制作