ここなら徹底的に自分の演技を見てくれると思いました。

代永 翼さん

賢プロダクション所属
第二回声優アワード新人男優賞受賞
主な出演作
『弱虫ペダル』 真波山岳 役
『LOVE STAGE!!』 瀬名泉水/主役
『カードファイト!! ヴァンガード』 先導アイチ/主役
『イナズマイレブンGOギャラクシー』 皆帆和人 役  他多数!

◆この学校に決めた理由は?
高校生の時に、卒業後も声優への道を歩みたいと思い、自分に合う声優の勉強ができる場を見つけようと色々な体験入学を回って進路を検討していました。その中で出会った、この学校の無料体験入学という場では、体験授業の時から自分に足りないところ、伸ばしたほうがいいところを指摘してくれたので、ここなら徹底的に自分の演技を見てくれると思い入学を決めました。

◆「声優という仕事の魅力・やりがい」
まず、やっていて楽しいということが第一です。特に自分が過去に触れた作品に出演できるということは嬉しさでいっぱいですし、例えセリフの少ない役でも自分の確かな一歩として捉えることができました。もちろん、主演級をやらせてもらえた『カードファイト!! ヴァンガード』『おおきく振りかぶって』などでは、主役を演じられるという嬉しさと同時に難しさも感じました。自分が出演した全ての作品は経験として大事にしていますし、忘れないようにしています。それから、収録現場でTSAの講師の先生にお会いした時はとても緊張しました(笑)。

◆「後輩への応援・アドバイス」
とにかく今を楽しんでください!その楽しさの中で友人と遊んだり、恋愛をしたり、アルバイトをしたりして色々なことを経験してください。その経験は、後に色々な場面で役に立ちますし、演じる際に自分で経験をしたことがあるかどうかで大きく違いが出てきます。自分の日々の何気ない行動や出会った人の話し方などを注意深く観察することが大切です。夢に向かって楽しさを忘れずに頑張ってください!

トントン拍子に自分でも驚いています。

甲斐田 裕子さん

賢プロダクション所属。
主な出演作
『ゴシップガール』 セリーナ・ヴァンダーウッドセン/主役
『ダウントン・アビー』 メアリー・クローリー 役
『ER緊急救命室』 ニーラ・ラスゴードラ 役
『ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース』 マレーナ 役  他多数!

◆この学校に決めた理由は?
進路を考えるとき、高校演劇をやっていた友人四人といろんな学校の無料セミナーに参加していたんです。そのときに一番気に入った学校がTSAだったんです。アットホームな雰囲気で、先生に何でも話せる校風がいいなと思いました。

◆学校生活
入学後、私が最も影響を受けたのは田村連先生。現役の役者で、演出や振付もなさっている方です。
生徒一人一人を見て、「君はここが欠点だから、こういうふうにやっていったら大丈夫」とか「君のその芝居をもっとよくするためには、こうやったほうがいい」といったアドバイスをくださるんです。卒業時に「習ってきたことを洗い流してまっさらな自分になりなさい。それでも内側からあふれでてくるものが個性だから、それを大切に育てなさい」というメッセージをくださったのですが、今でもその言葉が宝物です。

◆「声優という仕事の魅力・やりがい」
この業界は、音響監督等の目に留まると、次の作品、次の作品と仕事がつながることがよくあります。ディズニーの実写版映画『プリティ・プリンセス』で主役をやらせていただいた経緯がまさにそれでした。主役オーディションに受かり、大役をいただくことができましたが、読まないページがないというくらい台詞が多く、朝10時~夜10時まで声を出しっぱなし。声がかすれないようにするということもふくめ、一日中同じ声を保つといことがどれほど大変なことか身にしみて分かりました。テンションや、集中力を一日中保つことは本当に難しい。反省点も多く、日々新しい課題と向き合っている感じです。終わりがないのがこの世界の面白さ。自分が作品作りに参加しているという実感があります。

毎日芝居のことだけを考えていられる、幸せな2年間でした

小堀 幸さん

小堀 幸さん

賢プロダクション所属
主な出演作
『ハピネスチャージプリキュア!』 ぐらさん 役
『俺物語!!』 磯野ウニ夫 役
『アイカツ!』 青木ひなた 役
『Free! Eternal Summer』 橘蘭 役             他多数!

高校の演劇部の友達についていったTSAの体験入学がすごく楽しかったんです。アテレコの体験授業で先生がダメ出しを一人ひとりにしてくれたことと、在校生スタッフが過保護なまでに(笑)優しくみてくれて、明るく元気でアットホームな雰囲気の学校だなって思いました。

入学してからは毎日芝居漬け。あんなに芝居のことだけを考えていられる時間はないと思います。プロの現役講師に学べる授業は一つひとつがすごく役に立つものだし基礎もしっかり学べます。朝も放課後も練習できる環境にありますよね。今になって本当に恵まれていたなと感じます。本気でやればこの2年間で相当レベルが上がるはず。だから今の学生にはまじめに取り組んでほしいです。

TSAで田村連先生に出会わなかったらと考えると恐ろしいくらい、私にとって田村先生の存在は大きいです。例えば泣く時に泣こうと思って泣く人はいないですよね。実際は泣くまいと思っているのだから、泣こう泣こうと思って演技をしたら違うものになる。そういった本当の日常の感情を田村先生に教わりました。

声優の仕事をさせてもらえる毎日は本当に楽しいです。初めての現場に入っていく時は緊張しますが、マイク前では緊張しません。やっぱり演技をするのが好きで声優になったので、芝居をすることがすごく楽しいです。皆さんも芝居が大好きで声優になりたい、その仕事しかないという強い気持ちがあるのなら目指してほしいですね。好きじゃないと絶対に続けられない仕事ですから。愛される作品に出会えるかどうかという運はありますが、自分の頑張り次第で道は拓けてくると思うので、ぜひ頑張ってください!

担任の先生は距離が近くて何でも聞きやすかった

 佐藤 拓也さん

佐藤 拓也さん

賢プロダクション所属
主な出演作
『太陽を抱く月』 ホ・ヨム 役
『キング~Two Hearts』 イ・ジェハ/主役
『ガンダム Gのレコンギスタ』 マスク/ルイン・リー 役
『義風堂々!! 兼続と慶次』 前田慶次 役             他多数!

小学生の頃から声優にあこがれていて、高校生のときに声優学校のことを調べてTSAの体験入学に来ました。そのとき、講師の先生や在校生の方たちからとても親身に指導していただき、「こういう学校っていいな」と入学を決めました。宮城から上京してきたのですが、TSAは地方から出て来ている人も多かったので、すぐに馴染めました。
僕はそれまで全く演技経験がなかったのですが、「やればできるだろう」と甘く考えていました。でも、TSAで講師の先生から指導を受けて、周りのみんながやっていることを見て、「自分はできないんだ」と気づくことができた。それが大きかったです。そして「できないのは悔しい」という思いから、レッスンと自主練習を頑張って続けました。
卒業公演の舞台も、思い出に残っています。公演の2〜3ヶ月ほど前から稽古をやっていたのですが、そこで良い作品を作るためにみんなで意見をぶつけ合ったりして、“良い意味での衝突”がありました。それを乗り越えて舞台に立てたことは、自分にとって良い経験になっていると思います。

TSAのおすすめポイントとしては、まず自主練習するためのスペースを提供してもらえること、そして講師の先生と担任の先生が分かれていることが良かったと思います。僕の場合、講師の先生からアドバイスされたことがいまいち理解できなかったとき、担任の先生に「これは、どういう意味でしょうか?」と尋ねていました。担任の先生の方が距離が近いから聞きやすかったんですね。先生も僕の質問によく答えてくださいました。時にはプライベートな相談もさせてもらったり、卒業後はご飯を食べさせてもらったりと(笑)、お世話になりました。

声優を目指している皆さん、プロの現場では失敗は許されないので、声優学校のうちにどんどん失敗して、自分の悪いところを直していくと良いと思います。また今の声優は僕が目指した頃よりも活動が多岐にわたっているので、いろんなことに興味を持って自分の引き出しを増やしていってほしいですね。

画面と共演者の関係から生まれる”生ものの世界”のトリコ

氷 青(Hyo-sei)さん

氷 青(Hyo-sei)さん

パワー・ライズ所属
主な出演作
『真剣で私に恋しなさい!』 椎名京 役
『しゅごキャラ!』 エル 役
『君が主で執事が俺で』 朱子 役
『ロビーとケロビー』 ラビハート 役
『魔法少女 リリカルなのは』 ノエル 役  他多数!

◆「声優という仕事の魅力・やりがい」
声優やナレーションの仕事に興味があって、この世界に入ろうと思い、TSA卒業前の学内オーディションで現在の事務所に合格しました。
それ以前から舞台も経験していたんですが、私には声の世界の方が合っていたみたいですね。声の仕事は画面と向き合う縦のつながりがあり、共演者との横のつながりもある。そこには、距離感、どんな掛け合いでくるのか、どこまで崩して遊んでくるのか…本当にいろんな要素がある中で、コンマ1秒のずれも許さずにひとつのモノをつくりあげていきますから、毎回真剣勝負です。しかも、それをすべて声だけで表現するということがおもしろいですね。

◆TSAについて
学内オーディションで、審査員をしていただいた賢プロダクションの野村道子さん(『ドラえもん』しずかちゃん、『サザエさん』ワカメなどで活躍)よりプロダクションの預かり所属という形で合格をいただいたんです。業界デビューのチャンスを卒業前につかむことができるのもTSAの良さですね。(現在はパワー・ライズへ移籍)
TSAでは、業界のマナーも教わることができるので、現場に入っていくときにリラックスできました。この業界はマナーに厳しいと言われていますが、実際は皆さんとても優しいですよ。また、TSAで学んでよかったのは、アクセントや発音など演技の元になることを教えていただいたこと。私は千葉県の出身なのですが、アクセントに関しては怪しい部分があるので(笑)今でもアクセント辞典は手放せません。現場で分からないときは、先輩やスタッフの方にうかがうこともあるんです。

資料請求で充実情報を入手!
まずは見て学校を知ろう!