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5月10日(土)、四條畷キャンパス国際交流センターが、日本文化特別講座「茶道」を実施し、中国・韓国・インドネシア・マレーシア・オランダからの留学生14人が参加しました。
国際交流センターでは、新しく入学した留学生及び学術交流協定校から交換留学生を対象に、日本文化特別講座を開催しています。
今回の講座は、四條畷市在住の嵯峨御流の中村宗記先生を講師としてお招きし、講義と実践の両面から日本文化の一つである「茶道」について学びました。
まず最初に、お茶の発祥地と日本への伝来の歴史や、日本における「茶道」の歴史、生活の中の緑茶(抹茶)、薬効等についての講義を受け基礎知識を学び、続けてお辞儀の種類と仕方、椅子の座り方について学びました。その後、「美しい動作」で「相手への礼儀」をあらわす方法を教わり、気持ちを込めた動作ひとつで人の印象が変わることを知り、留学生たちは驚いた様子でした。
次に、講師がまず留学生をお客と見立てて、しんとした静けさの中、茶道のお点前を披露しました。茶道のお点前を間近で見た留学生たちは、お点前の一挙一同の全てが、おもてなしの心に繋がっていること、講義で学んだ「和敬静寂」とは何かについて、考えるきっかけになりました。そして、正座が苦手な留学生たちも畳に正座をし、着物を着つけてもらったマレーシアと中国の留学生2人が助手として和菓子を配り、自分でたてた抹茶を頂きました。
講義終了後、母国のお茶文化と日本の茶道との違いについて講師に「茶道の流派と茶葉や水の種類」「流派によるお点前の細かな違い」について質問し、事前学習と体験を通してより深く日本文化「茶道」を学ぶことができました。
本学国際交流センターでは、四條畷市と包括連携協定を結び、国際交流分野における地域連携の一環として、日本文化特別講座の市民講師の派遣協力を頂いています。
■ 大阪電気通信大学 国際交流の取り組み
https://www.osakac.ac.jp/cooperation/international-exchange/
6月2日(金)、工学部基礎理工学科の新入生歓迎イベント「卵落としコンテスト」を寝屋川キャンパスで開催しました。
「卵落としコンテスト」は、A2ケント紙1枚、はさみ、ものさし、セロハンテープなどの限られた材料を使って卵を守る緩衝器を製作し、卵が割れないように落とす競技です。
今年は悪天候の為、A号館(OECUイノベーションスクエア)3階(約10mの高さ)から実施し、コロナ渦で実施できなかった4年生も参加しました。
物理などの科学知識だけでなく、アイデアやモノづくりのセンスも問われる頭脳競技で、今年で開催16回目を迎え毎年盛り上がりを見せています。
今年は1年生68名が3~4人ずつのグループに分かれ、23チームが参加。コロナ禍で実施できなかった4年生も4チームが参加し、合計27チームが参加しました。約1ヶ月かけて議論を重ね、協力して準備を進めてきました。緩衝器は機能性に優れたものからデザイン性の高いものまで様々な形状があり、学生たちの自由なアイデアが光っていました。
チームの代表が、A号館(OECUイノベーションスクエア)3階に集合し、チームメイトが見守る中、地上に設置された的をめがけて卵入りの緩衝器を落としました。的から大きく外れた場所に緩衝器が落ちる中、27チーム中9チームの緩衝器が卵を割らずに“軟着陸”することに成功しました。1階で見守っていた学生や教職員は大いに盛り上がっていました。
最後に結果発表が行われ、卵を割らずに落下させ、的の中心から一番近かったチームが1位となり、記録は14㎝でした。
6月9日(金)は1年生の各チームが製作のコンセプトなどを説明するプレゼンテーションが行われます。アイデアがよかった作品には「アイデア賞」、見事なプレゼンテーションを行ったチームには「プレゼン賞」が贈られます。
今回のチームでの緩衝器作りを通して、学生たちは仲間とのコミュニケーションの大切さやモノづくりの難しさ、楽しさを実感できたかと思います。
本コンテストの様子は、NHK「ほっと関西」でも取り上げられました。内容は以下よりご覧いただけます。
■ NHK+見逃し配信
→ https://plus.nhk.jp/watch/st/270_g1_2023060250195
7月8日(土)、本学四條畷キャンパスにおいて日本文化特別講座「着物着付け」を実施し、留学生9人と日本人学生1人の合計10人が参加しました。
国際交流センターでは、新しく入学した留学生及び学術交流協定校から交換留学生として本学で学ぶ留学生等を対象に、日本文化特別講座を開催しています。
今回の講座では、四條畷市で着物文化を伝承されている「つむぎ会」の青木 美紀子代表ほか7人の講師をお招きし「着物文化」について学びました。
まず初めに、日本の衣装の歴史における「着物」について、自国の服装との違いと共通点を考えながら、写真と共に年代を追って説明を受けました。
次に、講師に着物の構造と自分一人でも帯が締められるようにと、着付けを学びました。続いて浴衣姿になった留学生たちは、一枚の布がバッグにも包み紙の代わりにもなり、どんな形のものも包むことができる「風呂敷」の使い方を学び、エコで実用的で美しい風呂敷の魅力と実用性を感じながら包み方を練習しました。浴衣姿に合わせて、手ぬぐいでほっかむりをしたり、やねじりはち巻きを巻いてもらって踊ったりする留学生もいました。
最後に、日本の夏祭りの雰囲気を感じるために、炭坑節、ドンパン節の振り付けを教わった後、音楽に合わせてコナミホール前の木を囲んで盆踊りを踊りました。日本の夏祭りの一節を切り取ったような、楽しい場面と時間となりました。
留学生からは、「観光客向けの着物着付けはあるが、歴史を学ぶことは無い。講師の方々の講義と熱心な指導のおかげで、大学の授業でしか味わえない文化を学ぶことができてとても良かった」という感想が寄せられ、日本文化を学ぶ貴重な経験になったようでした。
本学国際交流センターでは、包括連携協定を締結している四條畷市と、国際交流分野における地域連携の一環として、日本文化特別講座の市民講師として派遣協力を頂いています。
7月14日(金)、工学部建築学科 佐々木研究室のまちづくり研究活動企画(交流編)の一環として、門真市立速見小学校(門真市コミュニティースクールモデル校:杉井信夫校長)の4年1組36人と2組36人の子どもたちに向けてワークショップ(総合学習授業内)を開催しました。
今回のテーマは、佐々木研究室を中心とする学生たち(大学院生2人、学部生5人の2チーム)による、子どもたちの目線で工夫を凝らした企画「ストロー建築家になろう」で、当該学区の地域連携拠点(アトリアガーデン:光亜興産ビル1F)で行いました。
まず最初に、本学と建築士についての説明を行い、大学進学や職業への理解を深めました。
次にストローを使った構造体の作成を行い、完成した作品をお互いに見学しました。完成した作品は、アトリアガーデンでしばらく展示されます。
参加した関係者からは「今までの催しの中でも一番有意義な催しでした」と感想があり、子どもたちからも「1学期で1番楽しかった!」などの声が挙がりました。
小学校のキャリア形成教育への寄与と同時に、小大・地域連携に関して大きな成果を得ました。
6月6日(火)、卓球部が大阪電気通信大学高等学校にて、香港科学技術大学と大阪電気通信大学高等学校との3校で交流試合を行いました。
本学からは部員6人と顧問の中村英夫准教授(医療健康科学部健康スポーツ科学科)、香港科学技術大学からは14人、大阪電気通信大学高等学校からは14人が参加しました。
香港科学技術大学には東京オリンピック香港代表で女子団体3位のメンバー蘇慧音(ミニー)さんが所属しており、今回の交流試合にも男子学生に交じって参加しました。
試合は団体戦で行い、香港科学技術大学が2チームに分かれて、本学と大阪電気通信大学高等学校とそれぞれ対戦しました。
大阪電気通信大学高等学校は3月に行われた全国高等学校選抜卓球大会男子シングルの部 大阪府大会で優勝、準優勝の生徒を擁しており、大学生を相手に白熱した試合を展開していました。
本学卓球部も昨年の春季関西学生卓球リーグ戦で、3部リーグに昇格。相手は香港でも8位に入る大学ですが、まったく引けをとらない接戦でした。
結果は大学、高校ともに1勝1敗でした。オリンピック銅メダリストの蘇慧音(ミニー)さんと対戦した学生は「サーブがすごい。合わせるのに時間がかかりました。プレイスタイルはオリンピックでよく見るスタイル」と感想を述べました。
試合後は、フリーでの練習になり、各学生・生徒が対戦したい相手を探して練習を行いました。
(中略)
香港科学技術大学は1991年に創立された公立大学。Times Higher Education世界大学ランキング2023では58位にランク付けられるなど、1991年の創立以来急成長を遂げている国際的に著名な世界トップクラスの研究大学です。(日本の大学では39位の東京大学が最高)
今後もこういった交流が続き、お互いに切磋琢磨できればと思います。
7月10日(月)から14日(金)の5日間、神奈川県横浜市パシフィコ横浜展示ホールで会期中の国際会議IFAC2023の併設行事として行われた、「FCSC(フューチャーコンビニエンスストアチャレンジ)2023@IFA2023」で工学部電子機械工学科 鄭研究室が2つのタスクで2位入賞しました。
本大会は、ロボット技術によって従業員の負担を軽減し、お客様に新しいサービスを提供する未来のコンビニエンスストアを実現することを目的としたロボット競技会です。
競技の内容は、デイリー商品(おにぎり、弁当など)の陳列や賞味期限切れ商品の回収を行う「陳列廃棄タスク」、ロボット技術を用いた近未来の接客をデモンストレーションする「接客タスク」、トイレ空間内の便器と床を清掃する「トイレ清掃タスク」の3つのタスクを行います。
参加者は、自律的に移動して作業を行うことのできるロボットや、店内に設置可能なインフラの開発、模擬店舗の中で各タスクのデモンストレーションを行い開発したシステムによる作業の正確性などを競います。
今回は、鄭研究室OBモノづくり同好会MultiMのメンバー2人が加わった、合同チームの4人で3タスクに出場しました。4人のメンバーとサポート学生2人という少ない人数で、競技直前までロボットを改良し続けた結果、「接客タスク」と「トイレ清掃タスク」の2タスクで2位に入賞しました。
「接客タスク」では、鄭研究室 大西海人さん(工学部電子機械工学科4年生)が主に担当し、前大会で4位の高評価を受けたSDGsのフードロスとコンビニの収益改善を狙った接客システムが高く評価されました。
「トイレ清掃タスク」では、本研究室教員 鄭 聖熹教授が前大会で問題となった部分を改良し、大幅に掃除性能をアップさせ(模擬尿90%、ゴミ回収率80%)、動作も安定させることができました。
「陳列廃棄タスク」では、7自由度ロボットマニピュレータPANDAでおにぎりを陳列棚に配置するところまで開発が進みましたが、本番では移動ロボットが正常に動かなくなる問題に見舞われ入賞することができませんでした。
本大会は、2025年大阪・関西万博で、世界中からチームが参加する大規模な大会が行われる予定です。
7月14日(金)、15日(土)、16日(日)に開催予定の日本最大級のインディゲームイベント「BitSummit Lets' Go!」のBRONZEスポンサーになりました。
BitSummitは、毎年京都で開催している日本最大級のインディーゲームの祭典です。「国内のおもしろいインディーゲームを海外に向けて発信していく」という趣旨のもと、2012年後半に発足されました。
本学からも毎年、総合情報学部のデジタルゲーム学科とゲーム&メディア学科の学生・大学院生がブースを出展しており、今年度も出展する予定です。
授業やゼミの活動で制作された作品、学内ゲームジャムで制作された作品、株式会社マーベラスが主催する日本初のインディーゲームインキュベーションプログラム「「iGi indie Game incubator 略称:iGi(イギ)」の本学向け特別プログラムに参加している学生の作品など、様々な学生作品が本イベントに向けて動いています。
最終的にどんな作品が出展されるか楽しみです。
大阪電気通信大学(大阪府寝屋川市・四條畷市/学長:塩田邦成)の全学的プロジェクト「esports project」は今年度から、全く新しい形の大会「OECU Champions League(通称OCL)」を立ち上げた。これは、高校生・大学生を対象とした国内外の大会、esports project主催の学内大会を対象とした年間王者を表彰する大会。ゲームタイトルを問わず、企業・団体が主催する一定参加者以上の大会やesports project主催の大会等の出場や戦績をポイント化し年間総合順位を争う。
【本件のポイント】
●大学として初めてのesports League
●esports project主催以外の国内外の大会もランキングの対象
●ゲームタイトルに縛られず、1番活躍したesportsプレイヤーを決める
●高校生・大学生を対象とし、esportsの普及に貢献
【本件の概要】
大阪電気通信大学は2019年に、大学としては日本初のesports専用の常設スタジオをキャンパス内に開設。PCゲームに関わらず、家庭用ゲーム機や専用筐体などを設置した。さらに今年、レッドブル・ジャパン株式会社と共同で、四條畷キャンパスにesportsの拠点となるRed Bull Gaming Hubを日本の大学で初めて設置する。
このたびの「OECU Champions League(OCL)」は、さまざまなタイトルで展開しているesports大会において、ゲームタイトルに縛られない新しい楽しみ方として立ち上げるもの。あらゆるesportsタイトルで得たポイントを合算して、年度内に1番活躍したesportsプレイヤーを決定する。特設サイトも設置し、最新のランキングを掲載していく。
同大では今後もさまざまな取り組みを通して、大学のみならずesports全体の発展へ寄与していくことを目指す。
◆OECU Champions League(OCL)概要
【対象期間】
ポイント対象期間(2023シーズン):2023年6月1日~2024年3月31日
【参加対象】
高校生、大学生
【参加方法】
(1)OCL特設サイトから参加申請をする
(2)参加するゲーム大会がポイント対象か確認する
(3)大会参戦申請をする
(後略)