大阪電気通信大学

2023.09.08 第36回マイクロマウス中部地区初級者大会で自由工房の学生2人が入賞しました

2023.09.08 第36回マイクロマウス中部地区初級者大会で自由工房の学生2人が入賞しました

9月3日(日)に名古屋工学院専門学校で開催された「第36回マイクロマウス中部地区初級者大会」で自由工房の学生2人が入賞しました。

2人はマイクロマウスクラシック競技に出場し、坂上公哉さん(工学部電子機械工学科1年生)が準優勝。山口拓也さん(工学部電気電子工学科3年生)は第3位となり、共に完走した人だけが手にできる完走認定証をいただきました。

また、山口さんはロボットレース競技にも出場、完走し特別賞を受賞しました。

今回の結果について坂上さんは「本当に嬉しかったです。これからも努力して技術を身につけていきたいです」と話し、山口さんは「今回の大会は当日まで過密スケジュールだったので、制作が間に合うか不安な点もありましたが無事完走することができて良かったです」とそれぞれ喜びを語りました。

最後にマイクロマウスの魅力について「ハードや基板、プログラミングまで全て自分一人で作業するので技術力が身につきやすいです。マイクロマウスは社会人になっても出場できる大会なので自由工房で学んだ技術力、大会の経験を社会人になっても活かし続けていきたいです」と語ってくれました。

本学自由工房では、学生による「モノづくり」を支援しており、学生の日々の努力が今回のような結果に結びつくようこれからもサポートしていきます

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2023.09.11 大阪電気通信大学が「町家デザインコンペ2023」を開催 -- 京都の伝統的な町家の利活用アイデアを、ジュニアコース(高校生対象)とシニアコース(大学生・社会人対象)で募集

2023.09.11 大阪電気通信大学が「町家デザインコンペ2023」を開催 -- 京都の伝統的な町家の利活用アイデアを、ジュニアコース(高校生対象)とシニアコース(大学生・社会人対象)で募集

大阪電気通信大学(大阪府寝屋川市・四條畷市/学長:塩田邦成)工学部建築学科はこのたび、「町家デザインコンペ2023」を開催する。高校生、高等専門学校生を対象とするジュニアコースと、大学生・大学院生や社会人などが対象のシニアコースの2コースを設け、京都の伝統的な町家の利活用アイデアを募集。歴史ある京町家に対する社会の意識を高めるとともに、利活用によって魅力的な地域資源となりうることの周知を目指す。提出締切はジュニアコースが11月22日(水)必着、シニアコースが12月13日(水)必着。結果発表はいずれも12月末頃を予定している。

●応募要項
https://www.osakac.ac.jp/news/2023/2984

【本件のポイント】
●京都の伝統的な町家をモデルに、地域の交流施設や活動拠点、地域活性化につながる商業施設等、自由な利活用アイデアを募集
●高校生が対象のジュニアコースと大学~大学院生、社会人が対象のシニアコースの2コースで募集
●大阪電気通信大学の大学院生が計測した3Dデータを活用

大阪電気通信大学工学部建築学科は、2018年3月に「建築×ICT」をキャッチフレーズに開設。BIM(Building Information Modeling)をいち早くカリキュラムに取り入れた教育を行ってきた。さらに2024年4月には建築・デザイン学部を開設し、新たに建築専攻と空間デザイン専攻を設置する。

同学科では市民・地域・関係団体・企業と連携して町家や空き家等の利活用を図る取り組みを進めており、その一環として昨年から「町家デザインコンペ」を開催している。昨年は高校生のみを対象としていたが、今年は大学生以上が応募できる部門を新たに設置。京都市中京区三条に位置する「町家N邸」を題材に、地域の交流施設や活動拠点、地域活性化につながる商業施設等、アイデアを募集する。

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2023.09.11 医療健康科学部理学療法学科が全日本スキー連盟フリースタイルスキー(モーグル)選手達の動作分析に専門技術スタッフとして参加しました

2023.09.11 医療健康科学部理学療法学科が全日本スキー連盟フリースタイルスキー(モーグル)選手達の動作分析に専門技術スタッフとして参加しました

9月2日(土)~15日(金)の14日間にわたり、四條畷キャンパスの運動解析実習室において公共財団法人全日本スキー連盟のフリースタイルスキー(モーグル)のナショナルチーム強化指定選手を対象に動作計測・解析に伴う専門技術サポートを行いました。16人の強化指定選手が1日に2~3人がわかれて訪れています。

動作分析には、医療健康科学部理学療法学科 木村佳記教授、成俊弼講師、森下聖特任講師が専門技術スタッフとして参加しました。また、同学科の学生も作業補助として、参加しました。

本学の運動解析実習室には身体の動きを三次元的に測定する「三次元動作解析装置」や床面にかかる力を測定する「床反力計」などがあり、関節の角度、関節に加わる力、床を蹴る力、重心の動きなど、目には見えない運動力学的情報を高い精度で知ることができます。

取材当日は、ナショナルチームのサポート役である北海道科学大学保健医療学部理学療法学科 井野拓実助教と理学療法士の徳富みずき氏の指示の下、全日本選手権で優勝経験がある島川拓也選手の計測が行われました。
三次元動作解析計測では実習室にある赤外線カメラで体につける反射マーカーを撮影・検知し、その位置座標を計算することで行われます。また、選手達は動作解析装置の計測空間の中で、ジャンプや回転などの基本動作を行います。本計測のために動作解析技術を学んだ本学学生達は、計測準備から選手達に反射マーカーを設置する役割などを担いました。

徳富氏は「普段の動作の癖を知ることで競技に活かすことができますが、なかなか言葉で伝えることができない部分を、こういった装置を使うことで客観的に伝えることができます」とバイオメカニクスの必要性を話してくれました。

井野助教には「こういった装置が揃っていて、指導できる大学は多くない。今回、貴学が全面的に協力いただいたので、大変感謝しています」と感謝をいただきました。

木村教授は「精度の高い計測・解析に努め、得られた結果が選手の競技力向上や障害予防に役立つよう、全力でサポートします」と述べました。

今回の計測に参加したナショナルチーム強化指定選手は次のオリンピックを目指しています。
ぜひ、次のオリンピックで活躍してくれることを期待しています。

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2023.09.11 2023年度9月期大学・大学院修士課程の学位授与式を挙行しました

2023.09.11 2023年度9月期大学・大学院修士課程の学位授与式を挙行しました

9月9日(土)、2023年度9月期学位授与式を寝屋川キャンパスコンベンションホールで行い、10人(学士:8名、修士:2名)の学生に学位記を授与しました。

塩田邦成学長は告辞で「この3年間、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で研究活動などに色々な制約があったにも関わらず、皆さんは今日この日を迎えられました。本当によく努力されました。明日からは新しい一歩を踏み出していかれますが、将来を語るキーワードとして『デジタル』『グリーン』『少子高齢化』などがあり、これからの社会を予測することは大変難しいです。想定外のことも起きるでしょう。人生100年時代、今からの人生の方がはるかに長いのです。何が起きるかわからない。しかし、私が皆さんにお願いしたいのは変化を見極め、受け入れることです。変化の中から新しいものを作り出し、新しい人生を見つけ直す。そういうたくましい人になってこれからの人生を歩んで行かれることを願っています」と語り、新たな門出を祝福しました。

さらに、「今日、皆さんは巣立ちの日を迎えられましたが、これからも時々、先生方に顔を見せに大学に戻ってきてください。大学の教職員は卒業生が元気に成長してくれた姿を見せてくれることが一番うれしいことであり、今後の教育・研究のモチベーションにもつながるのです。ぜひ、母校を訪ねていただけたらと思います」と温かいメッセージを送りました。

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2023.09.11 2023年度秋季大学院入学式挙行しました

2023.09.11 2023年度秋季大学院入学式挙行しました

9月9日(土)、2023年度秋季大学院入学式を寝屋川キャンパス・コンベンションホールで挙行しました。

入学式には新入生1人が出席。
新川拓也・兼宗進両副学長ら教職員が見守る中、塩田邦成学長が告辞を送りました。「明日から大学生活が始まります。ともに充実したものになるように取り組んでいきましょう。今、世界を見渡してみると大変な転換期にあります。環境問題をはじめとした多様性の中で人類がどのように共存していくのかといった問題など、大学院生はそのような課題解決に向けて技術者として、研究者として社会から強く期待されています。しっかり研究し、人類が直面する課題や社会が求める課題に立ち向かっていける人材になってほしいと願っています」と熱い激励の言葉を送りました。

続いて、新入生代表が宣誓を行い、大学生活、研究への思いを力強く誓いました。

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2023.09.15 寝屋川・四條畷の両キャンパスでオープンキャンパスを開催しました

2023.09.15 寝屋川・四條畷の両キャンパスでオープンキャンパスを開催しました

9月10日(日)、寝屋川・四條畷の両キャンパスでオープンキャンパスを開催し、約500組のみなさまにご来場いただきました。

寝屋川キャンパスでは午前中にスライドを使用した大学紹介のほか、進学塾講師による入試問題解説も実施。数学や英語の問題を取り上げ、解法や重要ポイント、入試問題でよく出題される傾向などについて丁寧に解説しました。参加者の皆さんは、ポイントを押さえた解説に聞き入り、納得した表情を浮かべていました。続いて、保護者の皆さんを対象にした進学説明会・キャンパスツアーを開催。入試制度やスケジュールの説明を行った後は、昨年リニューアルが完了した寝屋川キャンパスのOECUイノベーションスクエアなど大学施設の見学ツアーを行い、学生らが学ぶ研究室や実験施設などをご見学いただきました。

午後からは、寝屋川キャンパス/四條畷キャンパスにて、各学科・専攻の趣向を凝らした体験イベントを実施。模擬授業や体験授業、研究室見学など教員と学生スタッフが案内し行われました。参加した高校生や保護者の皆さんは、学生とコミュニケーションを取りながらイベントを体験していました。

工学部基礎理工学科 数理科学専攻の多米田研究室では、霧箱を使った自然界の放射線の軌跡観測や、研究室の学生が組み立てた放射線計数器を紹介。さらに、高エネルギーの宇宙線が大気に入射した際に発生する「空気シャワー現象」を3D化したソフトを組み込んだVRを使って、宇宙線がどのように見えるかを体験するイベントを行いました。実際にVRを装着して宇宙線を確認した参加者は「今まで見たことのない未知の世界でした。実際に自分の目で宇宙線が見えた時は新鮮な驚きと感動でした」と目を輝かせていました。

情報通信工学部情報工学科 藤田研究室ではAIを利用したオセロで、挑戦者が必ず勝てるシステムを開発し、改良を繰り返しバージョンアップしたゲーム体験コーナーを展開しました。「絶対に負けないといけない」AIオセロに挑戦した参加者は「オセロは意外にも負けることが難しいゲームでした。なんとか負けようとしても負けることができない面白さが刺激的でした」と声を弾ませていました。

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2023.09.15 工学研究科工学専攻 建築学コースの大学院生が「第7回日本建築学会グローバル化人材育成プログラム」で最優秀賞を受賞しました

2023.09.15 工学研究科工学専攻 建築学コースの大学院生が「第7回日本建築学会グローバル化人材育成プログラム」で最優秀賞を受賞しました

8月23日(水)、24日(木)、東京都港区の建築会館ホールで行われた第7回日本建築学会グローバル化人材育成プログラム「世界で建築をつくるぞ! -グローバルな建築デザイン・マネジメント・エンジニアリング分野への入門」に、工学研究科工学専攻 建築学コース2年生の武田 剛さんが参加し、アランバーデン最優秀賞を受賞しました。今回のプログラムは、同コース北澤誠男准教授が日本建築学会への推薦状を提出の上、同学会の厳正な審査の結果、武田さんが選出されました。

本プログラムは、「講義の受講」「講師から与えられた課題作成(グループワーク)」「講評」を通じて、世界で活躍しようとする志を持つ学生に対し、世界で建築をつくる活躍の場の実情や将来の方向性等について、グローバルな建築デザイン・マネジメント・エンジニアリングの人材を育てる育成プログラムです。プログラム内容は、講義60分・課題作成60分・講評60分の計180分(3時間)を1日に2回、9人のグループワークで行いました。

当日は、世界を舞台に各方面の第一線として活躍するスペシャリストが講義を担当。実務者・研究者からなるメンターからの知識サポート(社会的背景や実務に関する知識)も受けることができます。

最優秀賞を受賞した、アランバーデン氏による講義テーマ・課題・グループ発表テーマは下記となります。

講義テーマ:脱炭素に聞く構造デザイン
課題:日本における脱炭素構造を発展させる提案
発表:空き家の廃材を活用した分解可能な建築

武田さんは「世界的な建築家の内藤廣氏の講演を受講したかったのと、海外の最先端テクノロジーに興味があり、視野を拡げたいと考えていたのでこのプログラムに参加しました。個性豊かな講師の方が多く、メンターや他大学の学生とコミュニケーションがとれたので、大変でしたが充実した2日間でした。これから参加しようと考えている人は、インターンシップ前に参加するのが良いと思います。実績はもちろんですが、他大学の学生とグループディスカッションを行うことで経験が積めるのでぜひ参加してください。プログラムの課題だけでなく他のものも吸収することができ成長できると思います」と話しました。

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2023.09.15 星野研究室 田代研究室の学生が「設計チャレンジカップ2023」「加工チャレンジカップ2023」で金賞と銀賞を受賞しました

2023.09.15 星野研究室 田代研究室の学生が「設計チャレンジカップ2023」「加工チャレンジカップ2023」で金賞と銀賞を受賞しました

一般社団法人 実践教育訓練学会 機械系専門部会 設計分科会主催の「設計チャレンジカップ2023 -3Dプリンタ活用編-」で、工学研究科 制御機械工学コース2年生 星野研究室 日髙雄斗さんが金賞(最優秀賞)を受賞しました。

また、同専門部会 超精密加工分科会主催の「加工チャレンジカップ2023 -平面度編-」で、同学科同コース1年生 田代研究室 植村陽平さんが金賞(超精密加工分科会賞)、工学部 機械工学科4年生 星野研究室 山中頼さんが銀賞(スポンサー賞)をそれぞれ受賞しました。

「設計チャレンジカップ2023 -3Dプリンタ活用編-」は、学生たちが持っている知識や技術を最大限に活かし、今ある課題にオリジナルの解決策を提案する大会です。こうした実践的なチャレンジを通じて、学生たちは設計の正確性や実現可能性を自らの手で学び取ることができます。

今年の課題は「キッチンで役立つグッズ」。日高さんは、3D造形先端加工センター協力のもと「簡単!丸氷製氷機」を提案。家庭で美しい丸氷を手軽に作れる丸氷製氷機を設計しました。

「加工チャレンジカップ2023 -平面度編-」は、高精度の加工技術を競う大会です。星野研究室では第1回大会から全国の大学教員やベテランの訓練指導員に混ざってチャレンジしています。

課題は、加工手段・方法は問わず「とにかく平らな平面を創り出す!」こと。直径30mm×厚さ15mmの試験片を、マシニングセンタや手仕上げ作業で加工しました。

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2023.09.18 四條畷市との官学連携講座でゲーム&メディア学科の木子香准教授が2回目の漢詩の講義を行いました

2023.09.18 四條畷市との官学連携講座でゲーム&メディア学科の木子香准教授が2回目の漢詩の講義を行いました

9月15日(金)、四條畷市と本学が連携する官学連携講座「中国語で読む漢詩講座」(全2回のうち2回目)が同市立公民館で行われ、ゲーム&メディア学科の木子香准教授が講義を行いました。「漢詩の成果~言葉で描く山水画」を全2回のテーマとしており、今回は特に「詩から絵本へ」のサブ・テーマを取り上げました。

本講義では、唐時代の詩人・文学家である柳宗元の詩を受講者の皆さんで音読し、視覚的表現と心象風景の二重性などについて、分析・鑑賞を行いました。また、ポーランド出身の作家ユリ・シュルヴィッツの絵本『よあけ』と、柳宗元の詩の関係性も紹介し、漢詩が後世に与えた影響について考察しました。

漢詩の世界観を継承した絵本に関して、受講者にご興味を持っていただき、講義終了後には多くの質問をお寄せいただきました。

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2023.09.18 「けいはんな学研都市7大学連携市民公開講座2023」で建築学科の矢ヶ崎善太郎教授が講演を行いました

2023.09.18 「けいはんな学研都市7大学連携市民公開講座2023」で建築学科の矢ヶ崎善太郎教授が講演を行いました

9月15日(金)、国立国会図書館関西館で、「けいはんな学研都市7大学連携市民公開講座2023」が開催され、工学部 建築学科の矢ヶ崎善太郎教授が「日本建築の仮設性・可変性~伝統木工技術に日本建築の特質をみる~」をテーマに講演を行いました。

講演では、伊勢神宮の式年造替(式年遷宮)制や唐招提寺の修繕歴などさまざま例を挙げ、文化や技術を継承することの重要性を説明しました。

約200名の参加者らは、日本建築特有の特質について耳を傾け、講演終了後には多くの質問をお寄せいただきました。