大阪電気通信大学

2023.06.27 大阪電気通信大学高等学校工学科の課題研究の高大連携授業を行いました

2023.06.27 大阪電気通信大学高等学校工学科の課題研究の高大連携授業を行いました

6月19日(月)、大阪電気通信大学高等学校工学科の生徒14人を対象に工学部環境科学科 齊藤安貴子教授による課題研究の高大連携授業を行いました。



今回の授業では「色」「繊維」に焦点を当て、多繊交織布を使い合成色素と天然色素の違いについて染色して比べるための実験をしました。色や繊維は「化学基礎」の範囲に含まれており、実際に触れて目で見ることで知識の強化にもつながります。

※多繊交織布とはナイロンや羊毛、綿など、7種類の繊維が1枚の帯状に織り込んである特殊な布生地です



まず、着色料が使われている駄菓子から合成色素が含まれる部分を削り取りました。

削り取った部分を酸性の水に溶かして容器にいれ、多繊交織布を浸し、染色された多繊交織布を顕微鏡で観察しました。顕微鏡で観察することにより、繊維が染まっているのか色素が付着しているだけなのか見ることができます。

同様に実験した天然色素は全体的に薄かったり染まり方にムラがあったりと、合成色素との染まり方の違いを観察し、色素の構造には様々な種類があることを実感できました。

生徒たちは「合成色素と天然色素では染まり方や色の濃さが全然違っていて、とても驚きました。普段から手に取る商品など、どんな着色料や香料が使われているかを意識して見てみたい」と話しました。

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2023.08.10 大阪府立今宮工科高等学校の大学体験・見学会を実施しました

2023.08.10 大阪府立今宮工科高等学校の大学体験・見学会を実施しました

7月31日(月)本学寝屋川キャンパスにて今宮工科高等学校の1年生33人、2年生19人、3年生2人、教員2人を対象とした大学体験・見学会を行いました。

はじめに、入試課職員より本学での学びや設備、資格取得やキャリア支援制度について大学概要の説明を行いました。
次に、情報通信工学部 情報工学科 早坂昇教授による「音声信号処理~雑音除去から音声認識まで~」の模擬授業を行いました。

早坂教授が研究、開発に携わった音声操作電動ベッドや悲鳴検出システム、二足歩行ロボットなどの製品導入実績を説明し、その後、「三角関数と波」「音は波の足し合わせ」「周波数と基本周波数」「音声の速度変換」「音声の分離」を学びました。

音声信号の観測では、生徒が発声した「あ」の音を録音し分析。続いて、音の基本周波数や周波構造を学び、音声の特徴を失わずに音のスピードを変換するなど音声信号処理を施した音楽を聴き比べました。最後に2人の生徒が同時に自分の名前を発声し、音声を分離してみせました。生徒たちは興味津々で講義を受けていました。

模擬授業後は、OECUイノベーションスクエア内を見学。自然光を採り入れた明るいパサージュや開放的な研究室、学生ラウンジなどを見学いただきました。

次に、建築学科研究室前に移動し、工学部 建築学科 北澤誠男准教授によるICTを駆使した建築デザインや、専門知識の修得など建築学科での学びの説明を受けました。その後、建築学科の学生たちが製作した模型やポスターなどを、同学科の学生の説明を聞きながら見学しました。

休憩後は、3D造形先端加工センターと自由工房の見学を行い、実験サポート課職員による説明を受けながら、普段目にすることのない先進な工作機械や、実際に3Dプリンタでつくられた造形物を見学しました。また、自由工房では迷路内を走るマイクロマウスなどに興味を深めていただきました。

最後に、2年生の生徒が代表し「本日は半日ありがとうございました。この機会をいただけて、大学のことや学生生活のことを知ることが出来てよかったです」と感謝の言葉をいただきました。

キャンパスの雰囲気や特色ある学びを実際に体験していただくことで、本学への理解や学校生活もイメージしていただけたのではないかと思います。

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2023.06.27 四條畷学園高等学校の見学会を実施しました

2023.06.27 四條畷学園高等学校の見学会を実施しました

6月15日(木)、本学の四條畷キャンパスで四條畷学園高等学校総合キャリアコース2年生21人と教員1人を対象に大学見学会を行いました。

はじめに先端マルチメディア合同研究所(JIAMS:ジェイムス)にあるモーションキャプチャースタジオ、映像編集スタジオ、音像編集スタジオ、CGスタジオを見学。映像編集スタジオではグリーンバックを使ってCG体験をしたり、普段あまり目にすることのないプロ仕様の機材を見たりして、生徒たちは興味津々の様子でした。

次に総合情報学部 デジタルゲーム学科 廣瀬俊彦准教授によるPhotoshopを用いたアニメーション制作の体験授業を行いました。廣瀬准教授のレクチャーを受けながら、生徒たちはペンタブレットを使って複数枚のイラストを描き、Photoshopのタイムライン機能で繋げることで短いアニメーションを完成させました。生徒たちは積極的に質問したり、みんなで教え合ったりと真剣な様子で取り組んでいました。

体験授業のあとは、食堂で昼食をとりました。生徒たちは「ボリュームがあって、とても美味しかったです。小鉢もたくさん種類があって、充実しているのが良かったです」と満足した様子で話していました。

昼食後は教室へ移動し、入試課員が大学概要の説明をしました。

見学会を終えた生徒は「Photoshopを使って絵を描いたことは何度かありましたが、アニメーションを制作するのは初めてでした。難しい部分もありましたが、とても楽しかったです」と話してくれました。

実際にプロが使用する機材やスタジオを見学したり、積極的に体験授業に取り組んだりしたことで、本学への理解も深めていただけたのではないかと思います。

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2023.08.18 マイナビ主催の企画アイデアコンテスト「課題解決プロジェクト」で総合情報学部ゲーム&メディア学科の学生チームが4位に入賞しました

2023.08.18 マイナビ主催の企画アイデアコンテスト「課題解決プロジェクト」で総合情報学部ゲーム&メディア学科の学生チームが4位に入賞しました

総合情報学部 ゲーム&メディア学科2年生「キャリアと学び」の授業で取り組んでいた、マイナビ主催の企画アイデアコンテスト「課題解決プロジェクト」で、5人で構成されたチーム「ラピスラズリ」が、応募総数615件の中から4位に入賞しました。

このプロジェクトは企業から課題が与えられ、大学生が解決策を考えて応募する、オンライン完結型企画アイデアコンテストです。
今回の課題は、小学館が提供した「『あなたたち×小学館』それぞれの得意を生かしてひとびとの心に彩りを与えるための協力プロジェクトの立案」でした。

チーム「ラピスラズリ」は「本屋だらけの商店街~「試し読み」で地元を活性化~」と題して商店街の空き店舗を活用した新たな店構えで商店街を発展させ、来街者及び後継者を増やしていくプロジェクトを立案しました。

チームリーダーの小坂世志朗さんは「応募するにあたり、「彩り」と「本」をキーワードに今までにない新しい企画を提案しようと思い、チームメンバー共通の強みは何かと考えた時「地元愛」が出てきました。そこで地元の現状分析を行うと、商店街の空き店舗問題を目の当たりにしました。そこからキーワードであった、「本」で商店街に「彩り」を与え再生できればと思い、「本屋だらけの商店街」を企画しました。オンライン完結型のコンテストなので、提出資料は彩りとインパクトを持たせるために、明るさや鮮やかさを意識し、文字は古き良き商店街をイメージして昭和レトロなフォントを使って作成しました。もともとグループワークが好きなので、メンバーと楽しみながら取り組むことができました。他大学も参加している中、結果を残すことができて嬉しかったです」と話していました。

小学館は「ものがたりの力」で誰かの心に寄り添うことができると信じて、さまざまなことに挑戦している創業100周年をむかえた総合出版社です。約40誌の雑誌、年間650タイトル以上の書籍を刊行する幅広い出版事業が根幹にありつつ、他業界の企業・教育機関・自治体などとも協力し、映像、デジタル、ライツ、イベント、プロデュース事業など従来の“出版”の枠組みにとらわれない新しいビジネスも推し進めています。伝統と革新を持ち味として、未来にむけて常に新しいビジネスアイデアを模索しています。

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2023.07.04 健康スポーツ科学科がガンバ大阪の伝説の元スカウト二宮博氏を招いて授業を行います

2023.07.04 健康スポーツ科学科がガンバ大阪の伝説の元スカウト二宮博氏を招いて授業を行います

大阪電気通信大学(大阪府寝屋川市・四條畷市/学長:塩田邦成)は、7月11日(火)に医療健康科学部健康スポーツ科学科の学生を対象に、ガンバ大阪の伝説の元スカウト二宮博氏(現:バリュエンスホールディングス株式会社社長室シニアスペシャリスト)を招いて授業を行います。

2008年に健康スポーツ科学科を四條畷キャンパスに設置。教員やスポーツトレーナーなどを輩出しており、卒業後の進路としてスポーツ関わる仕事にを志望する学生が多く在籍しています。

今回の講演では、二宮氏にJリーグでの活動で得られたプロスポーツチームのマネジメントに関する知見を健康スポーツ科学科の学生を対象に講演していただいます。

プロスポーツのマネジメントを具体的に学ぶことはもちろん、スポーツに関わる仕事がしたい学生にとって、進路選択の上で重要な学びや気づきになることを期待しています。
本学の実践的な取り組みを取り上げていただければ幸いです。

【開催概要】
日時:2023年7月11日(火)13時30分~15時
場所:大阪電気通信大学 四條畷キャンパス 2号館111教室
内容:プロスポーツチームのマネジメントについて
   ・プロチーム運営に関わる業種や全体像
   ・チームマネジメントに求められる人物像や能力
   ・技術力と人間力

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2023.08.21 8月19日、オープンキャンパスを開催しました!

2023.08.21 8月19日、オープンキャンパスを開催しました!

8月18日(金)、毎日新聞朝刊19面(地域面)に医療健康科学部 理学療法学科 小柳磨毅教授のインタビュー記事が掲載されました。

記事内では阪神甲子園球場で開催中の全国高校野球選手権大会で、選手のけがの治療や熱中症の予防にあたる理学療法士らで構成されている団体の代表を務める小柳教授へこれまでの取り組みや熱中症予防の対策について聞いた内容が掲載されています。

記事については以下の関連資料よりご覧いただけます。

※ 出典:毎日新聞 2023年8月18日付
8月19日(土)、寝屋川・四條畷の両キャンパスでオープンキャンパスを開催し、1200組のみなさまにご来場いただきました。

当日は、大学紹介や各学科・専攻の趣向を凝らした体験イベントと、在学生によるトークLIVEを実施。

在学生によるトークLIVEでは各学科・専攻の学生が登壇し、質問に対して答えるQ&A方式で展開。
「電通大を選んだ理由は?」「学科選択の決め手は?」との質問に対して、医療科学科の学生は「臨床工学技士の資格が取れるというのが大学・学科選択の決め手になりました。様々な大学のオープンキャンパスに足を運びましたが、電通大の先生方は大変親切で、教育に対する情熱や体験談に魅力を感じました」と回答しました。
「どのような社会人になりたいか?」との質問に対しては、半導体メーカーへの就職が内定した学生が「日本の技術の根幹を担う者として、人と技術をつなぐような存在になりたい」と回答しました。

体験イベントでは模擬授業や体験授業、研究室見学などが行われました。教員と学生スタッフがわかりやすく紹介。参加した高校生は興味深そうに実験道具に見入ったり、実際に触ったり操作したりしていました。

工学部基礎理工学科環境化学専攻では、「食品ゲルの調製と食感」「水環境浄化のための化学物質」をテーマに、模擬授業と実験を行いました。アルギン酸ナトリウム溶液と塩化カルシウム水溶液を使って人工いくらを作る実験では、塩田邦成学長が見守る中、保護者と高校生が真剣な表情で取り組んでいました。

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2023.07.05 工学研究科工学専攻先端理工学コースの大学院生が日本分析化学会近畿支部創設70周年記念式典にて学生ポスター賞を受賞しました

2023.07.05 工学研究科工学専攻先端理工学コースの大学院生が日本分析化学会近畿支部創設70周年記念式典にて学生ポスター賞を受賞しました

6月24日(土)、大阪工業大学梅田キャンパスで開催された日本分析化学会近畿支部創設70周年記念式典で菊田翔音さん(工学研究科工学専攻先端理工学コース 森田研究室1年生)が学生ポスター賞を受賞しました。

本賞は、優秀な研究発表を行った研究者を表彰するもので、日本分析化学会近畿支部創設70周年を記念して開催された式典に先立ち、学生ポスター発表が開催されました。今回、菊田さんの研究成果及び発表が高く評価され受賞に至りました。

菊田さんは「学会発表は、学部生の時に3回挑戦しましたが、受賞することができませんでした。その後も研究を続けブラッシュアップし、今回大学院生として初めての発表で、学生ポスター賞を受賞することができて嬉しかったです。発表は緊張しますが、いろんな先生方や研究者と議論する場だと思っています。これからも研究を続けていくので、また評価していただければ嬉しいです」と話しました。

【学生ポスター賞】
「赤外分光法を用いたpolyvinylpyrrolidoneの水和構造分析」
菊田翔音、森田成昭(大阪電気通信大学 大学院工学研究科)

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2023.08.22 四條畷市立公民館で「夏休みキッズランド」が開催されました

2023.08.22 四條畷市立公民館で「夏休みキッズランド」が開催されました

8月21日(月)、四條畷市立公民館において「夏休みキッズランド」が 開催され、本学ゲーム&メディア学科の木子 香准教授が「盤双六であそぼう」 のイベントを出展しました。

本イベントは、日本最古のボードゲームである盤双六を紹介し、体験してもらうもので、 事前に申し込みを行った小学生たちが参加しました。

木子ゼミの学生が盤双六の歴史とルールの説明を行い、子供たちがゲームで対戦しました。
参加した小学生からは「楽しかった」「またプレイしたい」という声がきかれ、夏休みに貴重な体験をしていただけました。

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2023.07.06 図書館と国際交流センターのコラボ企画「ビブリオバトル In The World」が開催されました

2023.07.06 図書館と国際交流センターのコラボ企画「ビブリオバトル In The World」が開催されました

6月29日(木)、四條畷キャンパスの国際交流センターで「ビブリオバトル In The World」が開催されました。

ビブリオバトルとは、おすすめの本の魅力を制限時間内に紹介し、最も読みたくなった本を投票で決めるゲーム感覚の「書評合戦」です。発表者(バトラー)は、スライドやレジュメを使わず、自分の言葉だけで本の面白さを伝えます。



今回のテーマは「変」です。バトラーには中国、オランダの留学生を加え、日本人学生を含む6人が参加し、それぞれが「変」に関係した本を紹介しました。



投票の結果、総合情報学部 ゲーム&メディア学科4年生の戴 羽さんが紹介した「密室狂乱時代の殺人」がチャンプ本を獲得しました。チャンプ本を獲得した戴 羽さんは「初めて日本語のミステリー小説を買ったのがこの本でした。日本語を調べながら読んだり、何度も読み返したり、私にとって思い入れのある本なので、チャンプ本を獲得できて本当に嬉しいです」と喜びを語りました。



発表を終えた学生たちは「これまで留学生と交流する機会があまりなかったので、参加できて良かったです」「プレゼンは緊張しましたが、とても良い経験になりました」などと感想を述べました。

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2023.08.22 「レスキューロボットコンテスト2023」に自由工房の学生が出場し、アイデア賞を授賞しました

2023.08.22 「レスキューロボットコンテスト2023」に自由工房の学生が出場し、アイデア賞を授賞しました

8月11日(金・祝)と12日(土)の2日間、神戸サンボーホール(神戸市中央区)にて「レスキューロボットコンテスト2023」が開催され、自由工房から救命ゴリラ!!チームの7人が出場しました。今回の大会は6月に行われた予選(オンライン開催)を経ての本選となります。

レスキューロボットコンテスト(略称:レスコン)は、1995年に発生した阪神・淡路大震災を契機とするレスキューロボットの研究の中から生まれたコンテストで、人材育成とともに防災や災害対応に関する社会啓発で科学技術の裾野を広げ、レスキュー工学などの技術が将来高度に発展することを目的に開催されています。
また、競技を通じてモノづくりの楽しさを伝えると同時に、防災や減災の重要性ややさしい救出について考える機会を提供しています。

競技内容は、被災した建物内(実験フィールド)に取り残された人を模したダミー人形(愛称:ダミヤン)を救出するべく、7人で構成されたチームが自作のロボットを駆使して出動。コントロールルーム内からロボットに取り付けられたカメラ映像や様々なセンサー情報を頼りに遠隔操作。制限時間内に様々な任務をクリアしながらダミヤンをスピーディかつ安全にやさしく救出搬送、各ミッション(作業・調査報告・救出)などの合計ポイントで達成度を競います。

救命ゴリラ!!チームは、1日目のファーストステージで7位となり2日目の午前中に行われたセカンドステージでトップバッターとして登場。工学部電子機械工学科 入部正継教授が実況中継する中、日ごろの研究成果を生かしたロボット3機(ロボット名:ボギードッグ、ベルベアー、クレイン)で競技に挑みました。

学生らはコントロールルームからロボットを遠隔操作し、障害物やがれきを撤去して救出搬出経路を確保。ダミヤンの探索発見と救出に向けて全力を尽くしました。

ファイナルステージへの進出は叶わなかったものの、チーム一丸となっての連携プレーに会場から大きな拍手が送られ、アイデア賞を授賞しました。