理学療法士・作業療法士国家試験に向け、独自の国家試験対策講座を実施。普段の授業で基礎的な力を身につけ、国家試験の過去問題を徹底的に分析した上で演習や解き方を指導するため、ポイントを絞った無駄のない学修ができます。1年次から国家試験合格に向けて模擬試験を開始し、3年次からは過去問題を取り入れた授業を行います。4年次は実習終了後の後期から本格的な受験対策を行い、冬休みの集中講義や徹底した試験直前対策で合格をサポートし、多くの理学療法士・作業療法士国家試験合格者を輩出しています。

医療（リハビリテーション）などの現場で実践できる知識や技術が身につくよう、様々な実習室・最新設備が設置されています。基礎作業実習室には、オックスフォード大学が開発した3次元動作解析器Vicon（ヴァイコン）、いわゆるモーションキャプチャーが導入されています。この機械は、人間や動物など様々な動くものを科学的に解析して、例えば人間であればどこの関節に負担がかかっているかなどを客観的に見るものです。実際に使用して科学的に自分がどんな運動をしているのかを学ぶことができます。
その他運動中の息を測定し心肺能力をみる呼気ガス分析装置、超音波を用いて体内の病変を調べる超音波画像診断装置（エコー）、筋肉が収縮する際に発生する微弱な電気を読み取り測定することで、筋力を図ったり筋機能を分析できる筋電位計、体圧の分布を測定し、その結果をPC画面上で表示、分析できる圧力分布測定システム等豊富な設備で学ぶことができます。

本校では、学生同士で話し合ったり、先生と意見を交換し合ったりする全員参加型・双方向対話型を中心とした「アクティブ・ラーニング」を採用しており、授業を通して社会に出てから必要な思考力、創造力、問題発見・解決能力を身につけることができます。

理学療法学科では理学療法の専門的知識と技術の習得に加え、東京福祉大学社会福祉学部通信教育課程のカリキュラムも学び、介護保険制度やソーシャルワーク理論等、リハビリテーションにも必要な社会福祉が学べます。作業療法学科では作業療法の専門的知識と技術の習得に加え、東京福祉大学心理学部 通信教育課程のカリキュラムも学び、作業療法の関連領域である、心理やこころの問題等が学べ、認定心理士の取得も目指せます。広い視野で患者様に向き合える、能力の高い"大卒の理学療法士・作業療法士”を養成します。

卒業の2年前から、学生一人ひとりに合った就職指導を実施します。就職活動の方法、流れや心構え、情報収集や就職希望先（病院等）訪問の方法、履歴書の書き方などについて指導します。本校の卒業生をお招きし、直接仕事や病院のこと等について質問や相談ができる校内就職ガイダンスも行っています。また採用試験対策として面接指導なども実施しています。全国の医療機関から求人情報を集め、先生と面談を行い、希望に合った就職ができるよう積極的に支援しています。万全の態勢で一人ひとりをサポートするため毎年100%に近い高い就職率となっております。東京福祉大学との併修制度により大学も卒業できることにより、大卒で就職活動ができます。

2023年度入学生から東京福祉大学心理学部との併修となり認定心理士の取得も目指せます。作業療法の関連領域である、心理やこころの問題についてより専門的に学ぶため精神疾患（こころ）や身体疾患（からだ）の現場で役に立ちます。医療と心理の理解が深まり、認定心理士の取得と大卒の作業療法士を目指せます。

異文化を理解し、学ぶ意欲のある「国際人」を育てるため、海外短期研修・留学を実施。希望者が自由に参加できる国際交流を積極的に行っています。

　●理学療法士・作業療法士をめざす学生に欠かせない本格的な人体解剖学実習を海南医学院で体験。海南医学院の大学生との交流、校内見学および臨床外来の見学に加え、海南島最大の都市：海口市などの観光も楽しめ、本場の中医学と驚くべき発展をし続ける中国を実体験できる「海南医学院短期留学」

　●夏の約1ヶ月間、ハーバード大学法科大学院とニューヨークにあるフォーダム大学の各寮に滞在。アメリカの名門大学のキャンパスライフ体験や、医療系・福祉系の大学院教授による進んだ医療に関する特別講義の受講、医療機関・福祉施設の見学ができる「アメリカ夏期短期研修」
　

現地で出会うさまざまな人々との交流や貴重な体験を通し、異国の文化に触れ、視野を大きく広げることができます。