臨床工学学科は、“医療機器のスペシャリスト”として活躍する「臨床工学技士」を養成します。

『臨床工学技士』とは
臨床工学技士は国家資格です。医師の指示の下、生命維持管理装置（人工心肺装置、人工呼吸器。人工透析装置）など、高度で複雑な医療機器の操作、保守・点検を行う仕事です。近年の急速な医療技術の発達により、医療現場では次々と複雑で高度な医療機器が導入されています。これらの医療機器は多くの人々の生命を救っています。また、昨今のコロナ渦では人工呼吸器やエクモなどの操作を担う臨床工学技士の存在が不可欠です。

◇基礎から国家試験まで“わかる”を追求した丁寧な教育◇
1年次は理系基礎科目の徹底指導を行います。基礎からじっくり時間をかけて行うため高等学校で数学や物理など履修していない方や文系の方でも安心して目指すことができます。2年次には専門的な医療を学び、3年次には手術室や集中治療室、透析室など、実際の医療現場で臨床実習を行い現場の感覚を養います。