熊谷健太郎さん

【出演作品】
出演作品 アニメ:『グランクレスト戦記』テオ・コルネーロ役/『徒然チルドレン』高瀬春彦役/『チェインクロニクル ヘクセイタスの閃』クラ ウス役/『ナイツ&マジック』ステファン役/『ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン』イリク・バウザ役/『ブブキ・ブランキ 星の 巨人』温子儒役/『タイムボカン24』桃太郎役等多数
ゲーム:『アイドルマスター SideM』握野英雄役/『A3!』伏見臣 役/『イケメン革命 アリスと恋の魔法』ゼロ役等多数

キャラクターの人生を疑似体験できることが、声優のやりがいです。

僕は19、20歳の頃、在学中にお世話になった恩師に相談し、「俳協の養成所は半年で結果が出るし、厳しく指導してもらえる」とアドバイスをいただき、入所を決意しました。結果的に、人や環境にも恵まれ、徐々にですが現在はお仕事をいただけるようになりました。初めてアニメで役名のあるキャラクターを演じた時のことは今でも印象に残っています。そのキャラクターは最終的には死んでしまう役だったのですが、物語の中で彼が生きてきた一瞬をどう魅せるか、 一生懸命考えて演じ切りました。正直、集中すればするほど演じ方がわからなくなることもあります(笑)。しかし、普通の学生の役でも、異世界で何かと戦う役でも、「熊谷健太郎」としては歩めなかった人生を〝生きる〞ことができるのです。それは、声優という仕事の醍醐味だと思います。これから、より多くのキャラクターと出会い、その人生に触れ、声優として一皮むけた演技ができるよう成長していきたいです。

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伊藤節生さん

【出演作品】
【アニメ】『モブサイコ100』影山茂夫役/『キャプテン翼』岩見兼一役/『アニメガタリズ』武蔵境塊役/『DAYS』皆実役/『プピポー!』雨山良平役/『アフリカのサラリーマン』オオハシ役/『デュエル・マスターズ』カメライフ役等多数
【外画】『ザ・ナショナル・トレジャー ドラゴン神殿の秘宝』ルステム役/『3匹のぶた&オオカミベビー』ラッキー役等多数
【舞台】舞台「モブサイコ100」、舞台「モブサイコ100」〜裏対裏〜 影山茂夫役

子どもの頃に感じた「夢」を、次の世代にも伝えたい。

初主演のアニメが舞台化することになり、ありがたいことに舞台での主演オファーもいただきました。最初は舞台経験もないのに、僕に務まるのだろうかと不安もありましたが、オファーをいただいた以上、「この役を他の人に譲りたくない」という気持ちが強くなり、挑戦してみようと思いました。舞台はアニメと違って、僕自身が観客の前に立つので、稽古中はもちろん日常生活から〝キレイに立つこと〞を心がけています。
 主演アニメの初収録の前日は全く眠れませんでした。本番中も緊張しましたが、監督から「声も安定していて、堂々と演技できていた」というお言葉をいただいて、ほっとしました。作品を見てくださった方からお手紙やSNS上で感想をいただくことは嬉しいですし、声優として励みになります。 
僕は小さい頃に見たアニメ映画で声優に憧れを持ちました。同じように、次の世代の子どもたちにも夢を与えられる役者になれるよう、成長していきたいです。

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小原好美さん

【出演作品】
アニメ:『あそびあそばせ』野村香純役/『月がきれい』水野茜役/『魔法陣グルグル』ククリ役/『オトッペ』ウォッタ役/『劇場版 魔法科高校の劣等生 星を呼ぶ少女』海神九亜役/『学園ベビーシッターズ』熊塚奇凛役/『からかい上手の高木さん』日々野ミナ役等多数
ゲーム:『探偵 神宮寺三郎GHOST OFTHE DUSK』さとみ役/『リディー&スールのアトリエ ~不思議な絵画の錬金術師~』フーコ役等多数

リアルな感情の変化を表現できる役者を目指して

◆在学中に演じることの楽しさを知りました。
アニメにハマっていた中学生の頃から、漠然と「声優になりたい」と思っていました。そうした思いをもち続け、ヒューマンアカデミーに入学しました。
最初は演じ方もわからない状態だったので、とりあえずセリフをそれっぽく読むことから入りました。授業で講師の方のお話を聞きながら、演技の基盤をつくっていきました。自分の中で「こう演じよう」と思っていても、相手との掛け合いでアドリブが生まれたり、お芝居は変化していきます。そうした経験から"演じることの面白さ"を体感しました。

◆演じるために、ひたすらイメージを膨らませます。
お仕事のやりがいはたくさんありますが、練りに練った演技プランを、監督や現場スタッフの方に受け入れてもらえるとうれしくなります。
演技について現場スタッフや共演者の方々とディスカッションをすることもあります。
「この人はこういうお芝居の作り方をするんだ」など、自分にはないものを吸収するチャンスでもあり、現場では常に新しい発見があります。
演技をする上ではなるべく原作を読み、キャラクター像をつかむようにしています。
また、台本を読む時はセリフだけでなく、ト書きからキャラクター同士の距離感など、イメージを膨らませてから現場に入るようにしています。
オーディションでは事前にキャラクターの絵や設定資料をいただくことが多いですが、ない場合は自分でキャラクター像をつくるしかありません。
自分の中にある感性を信じて、作品の時代背景や世界観なども考慮しながら、今の自分ができる100%で演じようと常に心掛けています。
今後の目標は、大好きなこの仕事をずっと続けていくことです。
たった一言でも見る人に印象を残すことができる役者になりたいと思います。

◆今の自分ができる精いっぱいの努力をしましょう。
声優や俳優を目指すなら、アニメやお芝居をただ見るのではなく、役者がどう演じているのかを研究しましょう。マネから始めてもよいです。そして、自分に足りないものは何かを考えてみてください。それから、課題をクリアするためには何をしたらいいか、考えつく範囲でいいので目標を設定していきましょう。コツコツとこなしていくことで、いつか「声優になる」という大きな目標にたどり着くはずです。
継続して頑張ってください!

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