【獣医学部】獣医学科

最先端の獣医療を学び時代のニーズに応える獣医師を育成

募集定員

80名

修業年限

6年

【学びのポイント】
◆野生動物、産業動物、家庭動物、そして人間にも関係する獣医療
犬や猫をパートナーとして暮らす家庭が増加し、獣医師は家庭動物を治療するというイメージが強くなっています。しかし、忘れてはいけません。牛や豚などの産業動物や、種の保存が必要な野生動物の治療も、獣医師が担当しているのです。扱うテーマは食中毒などの食品衛生問題、人獣共通の新型インフルエンザなど、人間にも大きくかかわるテーマばかりです。あらゆる動物と人間の健康のために、獣医師が担う役割は日々、拡大しています。本学科では、これらの問題に対応する優れた獣医師を育成します。

◆技術と知識を兼ね備えた総合的な「臨床力」を高めるカリキュラム
獣医師に必要なのは単に臨床の技術や知識だけではありません。高度な治療に加え、看護、栄養、薬剤などの幅広い分野の知識が必要になります。本学科では、獣医学の総合的な力が要求される場面で、的確な対処ができるように、基礎から臨床応用まで網羅したカリキュラムを構成して実践力を養っていきます。最先端の設備を備え、さまざまな症例の動物が来院する付属動物医療センターは、獣医師の使命と目標を肌で感じることができる絶好の教育環境です。

◆研究テーマから結論を導き出し、獣医療が抱える問題を解決する
獣医学のテーマは広く、人間に対するペットロス症候群のケア、家庭動物に対する痛みのケア、産業動物の臭い・騒音・排水・糞尿対策など、人間のメンタルから動物飼育設備まで研究対象になります。
また、野生動物の保護と共生などの普遍的なテーマや、遺伝子工学や分子生物学などの先端分野を研究することも可能です。獣医学は医学に比べて、未知の領域が多くあります。あなたの研究が世界初の発見を生み、今後の獣医学の発展を左右することになるかもしれません。

初年度納入金

2,631,000円(入学金250,000円含む)

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【獣医学部】獣医保健看護学科

獣医学に精通した動物看護師をはじめとする獣医療専門技術者を育成

募集定員

100名

修業年限

4年

【学びのポイント】
◆最前線での臨床実習をはじめ多彩な実習を用意
大学内にある国内トップレベルの付属動物医療センターにおいて実施される臨床実習は、本学科の最大の特色と言っていいでしょう。卓越した技術・実績を持つ専門医から基礎的な技術をはじめ、高度な医療機器を用いた治療まで、丁寧に指導していきます。また外部の施設や動物団体、動物園などでの実習、野生動物の生態調査などに参加することもできます。さらに動物のグルーミングやトレーニングなどについても学べます。

◆獣医学の基礎を学ぶことで、動物保健看護を深く理解する
本学科では、形態機能学・生化学・微生物学・病理学・栄養学・遺伝学など獣医療に関連した専門分野について学ぶことができます。1、2年次にはこれらの科目を体系的に学び、動物看護師としての基礎となる知識や技術を習得することで、3、4年次からはじまる臨床看護学系教科を深く理解することができます。また、こうした学問分野の勉強は、臨床領域以外(動物看護師以外)に対しても興味を誘発し、将来の選択肢を広げていきます。

◆3つの研究部門にわかれ、専門・実践的な研究に取り組む
3年次からは「基礎」「応用」「臨床」の3つの研究部門のいずれかに所属することになります。「基礎部門」では、獣医療の発展や社会還元を主眼とした研究に取り組めます。「応用部門」では、野生動物・生態学・病理学・環境・公衆衛生などをテーマに実用的な研究成果を追究していきます。「臨床部門」では、付属動物医療センターでの実習に加え、より深く動物看護師になるための知識や技術を習得していきます。

初年度納入金

1,725,000円(入学金250,000円含む)

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【応用生命科学部】動物科学科

動物・食料生産に深く関わり人間と動物を支える人材を育成

募集定員

100名

修業年限

4年

動物科学科とは?「動物を総合的に科学し、総体的に知る」学科です。
動物科学科の「3つの学び」。それは動物科学科に入学すると何を学ぶか、動物科学科独自の3つの領域をわかりやすくまとめたものです。

◆畜産資源科学
「食料資源としての産業動物の生産と機能特性を学ぶ」
肉牛、乳牛、産卵鶏、ブロイラー鶏といった産業動物の機能特性を栄養学、生化学、遺伝学の観点から学びます。また、肥満や糖尿病などが問題となってきている伴侶動物の栄養学も学びます。
(動物栄養学教室、動物生産化学教室、動物遺伝育種学教室)

◆応用動物科学
「遺伝子工学・細胞工学の手法により遺伝子と細胞の機能から動物を学ぶ」
遺伝子工学や細胞工学などのバイオテクノロジーの修得と、これらの技術により明らかになってきた動物の遺伝子や細胞の働きを分子生物学、遺伝子工学、細胞工学の観点から学びます。
(動物生殖学教室、動物生理制御学教室、実験動物学教室、動物生体防御学教室)

◆動物社会科学
「人間社会への動物の関わりを経済学、経営学の視点から学ぶ」
産業動物や伴侶動物などを扱う動物産業分野における生産-販売-消費システムの経営学・経済学や、有機農業などの農業のあり方や人間と野生動物との共生についても学びます。
(食料自然共生経済学教室、システム経営学教室)

初年度納入金

1,725,000円(入学金250,000円含む)

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【応用生命科学部】食品科学科

「食」の安全・おいしさ・機能性を生み出すスペシャリストを育成

募集定員

90名

修業年限

4年

◆食の総合科学を実践する
地球上には「食」を取り巻く様々な課題があふれています。それらの課題に対応している食品科学科は、「食」から人々の幸福を願いながら、教育と研究に邁進すると共に、高度な専門知識を身につけた「食のスペシャリスト」の養成を目指しています。

カリキュラムの中では、「講義」→「実習」→「工場見学」→「講義」によって、実践力のある人材養成を実施しています。また、「食品衛生監視員」や「食品衛生管理者」の任用資格、また「上級バイオ」認定試験や「食生活アドバイザー」「フードコーディネーター」の取得が有利になる講義を備えており、教育法の工夫も次々と行っています。

その中で2021年度より食品への関心を育て社会に役立たてることを目的にした社会実装型教育研究プログラムの構築および入試制度の改革を推進するためのプロジェクト「食品大好きプロジェクト」を開始しました。その一環として、「早期体験実習」と「早期ゼミ制度」、「総合選抜型入試(旧AO入試)」があります。

「早期体験実習」では主に実験系研究室が行う簡単な実験等を通して、食品科学に興味を持ってもらい、学問と基礎・応用研究を結びつける教育を実践しています。 「早期ゼミ制度」では、将来企画開発職・研究職に就きたい学生に向けて実践力をつけてもらうべく、希望する学生に対しては1年生後期から各研究室に所属し、各研究室の教員からの直接の指導の共で先駆的なテーマの研究活動に早期から参加してもらいます。 「総合選抜型入試」は食品への強い関心・興味をもった学生に有利な入試制度になっています。

研究分野においても、「食」を取り巻く今日的課題に様々な角度から取り組んでいます。「食の未来をGlobalに科学する」をコンセプトに「成分」「素材生産」「栄養・機能」「貯蔵・加工・製造」「衛生・品質管理」「健康的な食生活・環境」「流通・消費」を多面的に研究しています。

こうした教育・研究への取り組みこそが、「食の総合科学」を特徴とする食品科学科です。


【5つのまなび教育】
<食品学>食品のおいしさと安全性
<食品機能学>食品の栄養と生体調節機能
<食品加工貯蔵学>食品の加工と貯蔵
<食品経済・経営学>食品の流通と経済
<食品生命科学>バイオテクノロジーなど食品素材の生産に関する科学・技術

初年度納入金

1,725,000円(入学金250,000円含む)

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【大学院】獣医生命科学研究科

獣医学・獣医保健看護学・応用生命科学の三専攻からなる教育研究組織となっています。

募集定員

獣医学専攻 博士課程:8名
獣医保健看護学専攻 博士前期課程:5名
獣医保健看護学専攻 博士後期課程:2名
応用生命科学専攻 博士前期課程:7名
応用生命科学専攻 博士後期課程:2名

修業年限

獣医学専攻 博士課程:4年
獣医保健看護学専攻 博士前期課程:2年
獣医保健看護学専攻 博士後期課程:3年
応用生命科学専攻 博士前期課程:2年
応用生命科学専攻 博士後期課程:3年

大学院、獣医生命科学研究科は、獣医学・獣医保健看護学・応用生命科学の三専攻からなる教育研究組織となっています。研究科では、それぞれの専攻分野における技術革新、研究水準の向上に対する社会的要請の高まりに対応できる優秀な人材を世に輩出して社会に貢献することを目的としています。

教育面においては、獣医学専攻博士課程で、平成27年10月より社会人特別選抜入試制度の中に、希望によって最大8年までの長期履修学生制度および2年までの短期履修学生制度を新たに設けています。また、英文誌への投稿機会の増加に対応させたEnglish writingの特別講義を設け、大学院生の英語力の向上を図る研究指導法の改善を図っています。さらに、RA(リサーチ・アシスタント)、TA(ティーチング・アシスタント)制度を充実させ、学生の研究能力および教育能力の向上に努めております。

研究面においては、昨年度より、PD(ポスト・ドクター)制度を充実させ、学位取得後に研究者として順調なスタートをサポートする若手研究者育成の環境の整備を図っています。

本学の中長期計画は、世界をリードする「食・環境・生命(One health)」研究を目標に掲げておりますが、本研究科は、日本医科大学大学院および明治薬科大学、東洋大学、東京医科歯科大学の各大学院研究科と連携協定を結び、獣医学・畜産学・医学・環境科学等の専門分野の枠を超え、その根幹的な役割を果たしてまいります。

初年度納入金

獣医学専攻 博士課程/獣医保健看護学専攻 博士前期課程・博士後期課程:105万円(入学金20万円含む)
応用生命科学専攻 博士前期課程:104万円(入学金20万円含む)
応用生命科学専攻 博士後期課程:104.5万円(入学金20万円含む)
※本学出身者は入学金免除

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