自分の感性を大切にすること。そして信じることが大切。

北爪 宏幸先生

「機動戦士Zガンダム」「機動戦士ガンダムZZ」作画監督

絵の勉強を真剣に始めると、ある時自分がヘタになったと感じることがあります。スランプといわれるものです。これは実際にヘタになったのではなく、絵を見る感性が描く技術よりも先行して向上したために起る現象だと私は解釈しています。追い求める理想に描く技術が追いつかない状態です。描きたい理想に少しでも近づきたい、でもその方法が分からない。これを見つけていくのが絵の勉強だと私は考えます。言い換えれば、自分の絵がうまいと思っている人は、その時点では、それ以上うまくならないのです。自分の絵はまだまだで、もっと良い絵を描きたいと思う気持ちが、実は絵の上達に一番必要なものではないかと私は考えています。

スタッフの支え合いが作品を通して観客に感動を与える。

山本 ニ三先生

「火垂るの墓」「もののけ姫」スタジオジブリ作品 美術監督

長編アニメーション映画に携わるスタッフの人数は1000人を越える時もあります。歯車的存在でなく、役割が個々で違いますが、お互いが最高のクリエイターになった時、すばらしいアニメーション映画ができると思います。いい映画はスタッフの支え合いの結実です。諦観を持たず、歩み続けるといい作品に出会うと思います。

感動を与える演技をつかむため一緒にがんばっていこう

松田 洋治先生

「もののけ姫」アシタカ役
「風の谷のナウシカ」アスベル役

役者として、あるいは声優としてこの業界に入るのは、それほど難しいことではありません。勝負はデビューしてから。本当に人を魅了し感動を与える、与え続けるには相当の努力が必要となります。演じることは、役そのものになりきること。考え抜いて可能性すべてを検討し、最後にそぎ落とす。それでも残るのが本当に必要な部分で、それが自分にしかできない演技となるのではないでしょうか。声優は声だけですべてを表現しなければならず、特殊な専門技術を必要とします。声優として良い仕事をしていくことは大変です。でも面白い!仲間と一緒に作り上げていく感動もある。とても素晴らしい仕事であると断言できます。

プロとしてやっていく土台になっていると思います。

丸塚 香奈さん

丸塚 香奈さん

声優学科 アニメ声優卒業/兵庫県
JTBエンタテインメント所属

アニカレでさまざまな経験をしたおかげで、つらくてもポジティブでいられるようになったし、仲間と一緒に頑張る楽しさやチャレンジすることの大切さも知りました。
それが今、東京で友人と劇団を作ったり、プロとしてやっていく土台になっていると思います。

納得のいく限り悔いのないよう頑張ってください!

寺脇 亜由美さん

寺脇 亜由美さん

マンガ・イラスト学科 キャラクターデザインコース卒業/大阪府
2013年5月にDeNA Games Osakaに入社

新卒という立場は最大の武器です!
この時の頑張りがこの先の人生を左右するといっても過言ではありません。
業界を目指すならこの二年だけでいい、貪欲に、大切に、納得のいく限り悔いのないよう頑張ってください!

作品に携われたことがとても良い経験になりました。

宮﨑里美さん

宮﨑里美さん

「進撃の巨人」にて作画監督を担当/「悪魔のリドル」「東京レイヴンズ」「黒執事Book of Circus」「劇場版 銀魂」「俺物語!!」「空戦魔導士候補生の教官」「FAIRY TAIL」

TVアニメ「進撃の巨人」にて目標だった作画監督として作品に携われたことがとても良い経験になりました。アニメーターは世間一般で言われているように、精神的、体力的にもキツイ仕事ではありますが、やはり自分の名前が放送されると嬉しくて「また次も頑張ろう」って思えるやりがいのある仕事だと思います。

プロの現場の作業工程を学ぶことができました。

黒木美幸

黒木美幸

「ハイキュー!! セカンドシーズン」「四月は君の嘘」「七つの大罪」「フラクタル」「宇宙兄弟」「マギ」「黒執事」「ペルソナ〜トリニティソウル」

アニメーターとして現在活躍されている先生から教わることができて、とてもよかったですね。
技術的なことだけでなく、プロの現場の作業工程を学ぶことができました。
また、デッサンの授業を通して、驚くほど絵が上達!就職活動も先生からアドバイスをいただき、乗り切ることができました!

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