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2025/02/07
造形担当講師のなかむらしんいちろう先生です。
「造形遊び」という授業は、絵を描いたり、工作を行う実技を中心とした授業です。
ですのでオンラインで教えるのは本来向いていない授業内容となっています。
ですが日本児童教育専門学校の造形の先生方は、オンラインでも充実した学習内容を独自に開発して授業を行っています。
まずは準備。材料等は全員分を事前に用意して配布します。また制作の手順などプリント等も必要に応じて配布します。
次に授業。パソコンやスマートフォン、どちらでも理解しやすいスライド作成を心がけています。
私はイラストレーターでもあるので、自ら描いたイラストを用いて、アニメーションのように動か
したり、絵本のように楽しく、かつシンプルで明快なスライドを作成しています。
そして特に手元の作業の理解しやすさが重要なので、拡大して解説しています。
また一方通行にならないよう、カメラ機能等を用いてお互いの作品を見せ合うなども行っています。
最後に完成作品は学生同士が共感しやすいように、クラス全員が閲覧できるWEB上の掲示板に画像データを提出します。そして皆で「独自性」を認め合える場を提供しています。
以上が、私のオンライン授業での工夫となります。
他の造形の先生方も様々な工夫を用いて、オンラインでも学びが深まるように授業運営しています。