少人数でも世界に挑む!インディーゲームクリエイターになるには?必要なスキルと学べる専門学校

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近年、『パルワールド』が世界中で話題になったことで、インディーゲームの注目度が一気に高まりました。

SteamやSwitchなどの配信プラットフォームが整った今、少人数でも世界に向けてゲームを発信できる時代です。VTuberが実況することで話題になるケースも増え、小さなチームでも大ヒットの可能性があります。

大手ゲーム会社のように膨大な人数や予算がなくても、アイデアとスキルがあれば世界に届くゲームを作ることができることがインディーゲームの大きな魅力。「好きなゲームを自分で作りたい!」そのためにはどんなスキルを身につけるとよいか、見ていきましょう!

インディーゲームクリエイターとは?

インディーゲームクリエイターは、大手ゲーム会社の支援を受けずに、個人または少人数のチームでゲームを開発・販売するクリエイターです。
大手企業では分業が進んでいますが、インディー開発では役割が少人数に分散するため、一人ひとりが複数領域を担当している場合が多いです。企画からプログラム、デザインまで幅広く手掛けていることもありますが、この「広く浅く」を求められる環境こそ、少人数開発の面白さであり、やりがいでもあります。

インディーゲーム開発と大手ゲーム会社との違い

  • 個人または少人数(1~10人程度)での開発
  • 自由度の高い企画・デザインが可能
  • Steam、Nintendo Switch、PlayStation等で直接販売可能
  • 開発期間やコストを自分たちでコントロール

大手企業では「キャラクターだけ」「プログラムだけ」と分業されますが、インディー開発では企画した内容を自分で形にできるため、アイデアが直接ゲームに反映されるのが魅力です。

インディーゲームが注目される理由

  • 個人でも配信プラットフォームで公開できる
  • ホロライブなどのVTuber配信やYouTubeで話題になりやすい
  • 『Undertale』『Hollow Knight』『パルワールド』のように少人数でも大ヒットが狙える

SteamやSwitchなど、個人でも作品を公開できる環境が整ったことで、世界中のプレイヤーに自分のゲームを届けやすくなりました。ゲーム実況や配信で注目されやすく、小さな作品でも、配信を通して人気を集めるチャンスがあります。アイデアと工夫次第で、個人や小規模チームでも世界で通用するゲームを作れるのです。

インディーゲーム開発の収入ってどれくらい?

「少人数で世界に届くゲームを作る」という夢はワクワクしますが、気になるのはやっぱり収入ですよね。インディーゲームは大ヒットすればかなり稼げる可能性がありますが、現実はちょっと複雑です。

プラットフォーム手数料と取り分

SteamやSwitch、PlayStationなどで販売する場合、まず売上の30%がプラットフォーム手数料として差し引かれます。その後、発売元(販売会社)が関わる場合はさらに分配されるため、開発者が手にするのは売上の40〜50%程度が現実的です。

💡 例:1,500円のゲームが100万本売れた場合

  • 総売上:1,500円 × 100万本 = 15億円
  • 開発者の取り分(税金・コスト前):約6〜7.5億円

※もちろん、個人開発やパブリッシャー(販売元)なしなら取り分は増えますが、税金やその他のコストも考慮する必要があります。

配信やDLCで収入アップ

VTuberやYouTuberによる実況配信は、売上を押し上げる効果が統計的にも実証されています。

  • 例:『NEEDY GIRL OVERDOSE』はbilibiliやYouTube配信で人気爆発
  • 例:『Among Us』はリリースから2年後、実況配信でブレイク

さらに、DLC(追加コンテンツ)や限定アイテム、グッズ販売、コラボ企画などで収益を増やすことも可能です。人気作品ではIP化によるマルチメディア展開が大きな収益源になっています。

現実的な成功率

  • ほとんどのインディーゲームは売上が小さく、数万〜十数万円程度にとどまるケースも多い
  • 100万本以上売れるのは極めて稀なケースで、大ヒット作は例外的

つまり、大ヒットは夢ですが、それだけに頼るのは危険。小さくても確実に作れる力やスキルを積み上げることが、まずは大事です。

インディー開発で稼ぐために大切なこと

  • 売上の40〜50%が現実的な取り分
  • 配信やDLCで収入を伸ばせる可能性あり
  • 小さな成功を積み重ねることが第一歩

インディーゲームクリエイターに必要なスキル

インディーゲームクリエイターになるためには、幅広いスキルが求められます。ここでは具体的にどんな能力が必要か見ていきましょう。

1. ゲームデザイン・企画力

必要なスキル

  • ゲームメカニクスの設計(操作性、難易度バランス)
  • ストーリーや世界観の構築
  • プレイヤー心理の理解
  • 独自のアイデアを生み出す力

インディーゲームでは、限られた環境でもプレイヤーが夢中になるゲームを生み出す企画力が最も重要です。
少人数チームでは、企画の質がそのままゲームの面白さに直結します。たとえば「シンプルな操作でも飽きずに遊べるゲーム」にするために、アイデアを何度も試作して調整することもあります。小さな成功体験を積み重ねることが、大きな作品につながります。

2. UI/UXデザイン

UI/UXデザインとは、ゲームの画面や操作の使いやすさ(UI)と、遊んだときの楽しさや快適さ(UX)を設計することです。プレイヤーがストレスなくゲームを楽しめるかは、UI/UXデザインにかかっています。

必要なスキル

  • メニュー画面やHUDの設計
  • 操作の流れが直感的になるフロー作り
  • 配色や文字の見やすさなどのデザイン基礎
  • ユーザビリティテストの実施

インディーゲームでは専任デザイナーを置けないことも多く、プログラマーや企画者がUI/UXの知識を持つと、ゲーム全体の完成度が大きく上がります。Figmaなどのツールを使った設計スキルも役立ちます。

3. プログラミング

ゲームを実際に動かすためのプログラミングスキルは必須です。

必要なスキル

  • UnityやUnreal Engineなどのゲームエンジン操作
  • C#、C++、GDScriptなどのプログラミング言語
  • 物理演算や衝突判定などの基礎知識
  • デバッグ・最適化の技術

最近ではUnityやUnreal Engineなど、ゲーム作りに必要な仕組みがそろった高機能なゲームエンジンが無料で使えるため、以前よりもハードルは下がりました。ただし、個人開発では効率的なコードが作品の完成度に直結します。

4. グラフィック・サウンド制作

  • 3DCG・2Dグラフィック制作
  • サウンド制作

少人数チームでは、キャラクターや背景などのグラフィックや、ゲームの魅力に大きく影響するBGMや効果音まで自分で作れると開発の自由度が高まります。外注する場合でも基礎知識があると意思疎通がスムーズになります。

5. マーケティング・プロモーション

  • SNS運用(X/Twitter、YouTubeなど)
  • トレーラー制作
  • プレスリリースの書き方
  • Steam等のプラットフォームでの販売戦略

ゲームを作るだけでなく、どう届けるかも重要です。少人数開発では自分たちで宣伝まで考えることが求められます。

インディーゲームクリエイターになるには

  • フリーランス/個人開発者
    自分のペースで作品を制作し、Steamなどで販売。副業から始めて徐々に本業化する人も多いです。
  • 小規模スタジオ立ち上げ
    仲間とチームを作り、複数のプロジェクトを手がけます。
  • 大手企業勤務→独立
    まず大手ゲーム会社で経験を積み、その後独立してインディー開発に挑戦。

ポイントは、チーム制作やポートフォリオ作りを通じて「自分で作れる力」を証明すること。スキルを形にする経験が、どの進路にも活きます。

インディーゲームクリエイターを目指せる専門学校

ここまで見てきたように、幅広いスキルが必要なインディーゲームクリエイター。専門学校では、プログラミング・デザイン・企画など複数分野を学べる学科や、専門的なスキルを強化できる学科があり、少人数チームで作品を作る体験もできます。授業で作ったゲームを展示・配信することで、自分の作品が世界に出る感覚も味わえます。

IT・ゲームクリエイター学科

プログラミングとゲーム開発の基礎を総合的に学べる学科です。Unity、Unreal Engineの操作方法から、C#、C++などのプログラミング言語、チーム開発の実践まで幅広くカバーしています。

主なカリキュラム例

  • ゲームプログラミング基礎
  • ゲームエンジン実習(Unity/Unreal Engine)
  • ゲーム企画・設計
  • チーム制作プロジェクト

CG・3Dモデリング学科

ビジュアル面を担当したい人向けの学科です。3Dモデリング、テクスチャ制作、アニメーション制作などを学びます。

主なカリキュラム例

  • 3DCGソフト操作(Blender、Maya等)
  • キャラクター・背景モデリング
  • テクスチャ・シェーダー制作
  • モーションデザイン

Webデザイン・UI/UX学科

ゲームのインターフェースデザインに役立つスキルを学べます。Webデザインの知識はゲームUIにも応用可能です。

主なカリキュラム例

  • UI/UXデザイン理論
  • グラフィックデザイン基礎
  • プロトタイピング実習
  • ユーザビリティテスト手法

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専門学校を選ぶポイント

専門学校を選ぶ際は、以下のポイントに注目しましょう。

  • 実習環境の充実度:最新のソフトウェアやハードウェアが使えるか
  • チーム制作の機会:実際のゲーム開発を体験できるプロジェクトがあるか
  • 業界とのつながり:インターンシップやゲームコンテストへの参加機会
  • 複数分野の学習:一つの専門だけでなく、関連スキルも学べるか

独学との併用も効果的

専門学校で基礎を学びながら、独学で幅を広げる方法も有効です。

活用できる教材やサービス

  • オンライン学習プラットフォーム(Udemy、Coursera等)
  • YouTube チュートリアル
  • ゲームジャム(Global Game Jam等)への参加
  • オープンソースプロジェクトへの貢献

まとめ

インディーゲームクリエイターは、少人数でも世界に通用する作品を作れる、自由度の高い職業です。ゲームデザイン、UI/UX、プログラミング、グラフィック、サウンド、マーケティング……幅広いスキルを組み合わせることで、アイデアをそのまま形にできます。

まずはゲームを作る楽しさを体験し、チーム制作やポートフォリオ作りを通じてスキルを磨くことが第一歩。専門学校では、これらの基礎を体系的に学び、実践的なチーム制作を通じて経験を積むことができます。

『パルワールド』のようなヒット作が示すように、アイデアと技術力があれば、個人や小規模チームでも大きな成功を掴めるのがインディーゲーム開発の魅力です。自分の創造性を形にしたい、世界中のプレイヤーに楽しんでもらいたいという情熱がある人にとって、今ほどチャンスの多い時代はありません。

まずはゲームを作ってみること。専門学校のオープンキャンパスで制作環境や在校生作品に触れてみるのもよいでしょう。ぜひ、自分の一歩を踏み出してみてください!

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