MBTIテストのAとTの違いって?T(Turbulant)について

世の中には様々な診断系のテストが存在します。
Twitterなどで流れてくるような、信憑性は置いておいて、楽しく簡単に名前を入力するだけで診断できるようなテストがある一方で、「ストレングスファインダー」や「MBTIテスト」といった詳細に情報を入力し、回答していくことによって詳しく自己分析をすることができる信憑性の高いテストもあります。
社会人として必要なスキルを身につけるため、どのような仕事が向いているかを判断するために強みを判断するものとして「ストレングスファインダー」は非常に人気ですが、1回受験するのに1万円程度かかるので、中高生の方が気軽に受けられるものではありません。
そこで中高生の方の間で流行っているのは無料で利用でき、ツイッターやtiktokなどでよく情報が流れてくる韓国アイドルなどが最近よく発信しているMBTIテストというものです。
今回はそんなMBTIテストについて詳しくご紹介していくと共に、MBTIテストに出てくるA・Tというアルファベットについて詳しく掘り下げてご紹介していきたいと思います。
もう一つの記事ではAについて掘り下げてご紹介しているので、そちらも是非ご覧ください特に本記事はTと診断された人におすすめの記事となっておりますのでTと診断された方はぜひ最後までご覧ください。
そもそもMBTIテストとは?
そもそもMBTIテストとはマイヤーズブリックスタイプ診断と呼ばれるものの略称であり、その人の認識や決定処理の方法などを自ら申告してそれを元に16種類の性格に当てはめて診断をしていくという自己申告型の診断テストとなっています。
内容はそれぞれの国の文化に合わせて製作されているので、日本で作られたテストではありませんが非常に正確性が高く、日本でも韓国アイドルなどがよくSNSなどで発信していることもあり、認知度が高く人気の性格診断となっています。
TとAとは?
MBTI診断のタイプには必ず最後にAとつく人とTとつく人がいます。
この違いが何か気になっている方もとても多いと思いますので詳しく、まずはTとAの違いについてご紹介していきたいと思います。
MBTIの正式なテスト結果においてこのTとAは実は存在しないのですが、簡略化したMBTIのテストの結果を補うための指標として追加されたものがこのAとTの指標となっています。
TとAの違い
PTAはBIG5という性格診断ツールの中にある神経性の要素をMBTIに追加したものであり、Tは神経型、Aは自己主張型と言われています。
神経型は主に情緒的な問題を考えやすく、神経性が高いと言われており、自己主張型は情緒的な問題を抱えにくい、つまり神経性が逆に低いと言われています。
神経性とは慢性的に否定的な感情を感じやすい性格的な傾向を示すものであり、いわゆるネガティブと一言で形容されるような性格にあたります。
神経性が高い人の特徴はストレスや批判に対して耐性が低かったり、否定的な感情が長く続く、些細な問題も深刻に感じてしまったり、人の視線に敏感である、心配事が多く、生活の満足度が低く、自己懐疑的不満や批判が多い、人を信じられない、人に依存する、些細なことも自分のせいにしてしまう、自己肯定感を保ちにくいなどが挙げられます。
一方で神経性が低い、つまりAの人はめったなことでは慌てず、細かいことのあまり気になりません。
心配事やストレスも少なく、否定的な感情が長引いてかない方がほとんどで、感情の起伏が小さく、主に人生に満足しながら生活をすることができています。
人の視線にも鈍感です。
自己肯定感を保ちやすいので、良く言うならばポジティブな性格であると言えます。
T(Turbulant)について
ではここまでご紹介してきたことをまとめると、どうやらTの方が過敏で、マイナスなことに気づきやすく、Aの方が能天気に楽しく暮らしていけるように思います。
Tは完全に損な性格なのでしょうか。
実はそういうわけでもありません。Tの性格は確かに自己肯定感が低いというのは大きなマイナスポイントかもしれませんが、周りに対して非常に敏感な視野を持っている、他人の感情の変化に気づきやすいということが挙げられます。
これは他の人の悩みやマイナスな感情に気づくことができるということでもあるので、その能力を生かして同じようなTのタイプの方がの悩みを解決できるようなスキルを身につけることさえできれば、Tは大きな武器となります。
マイナスな感情を理解できるかできないかはある意味感性のようなものですので、Aのタイプの方はなかなか鍛えることが難しい部分の完成となります。
一方でTの方もなかなかポジティブな感情を抱くことこそ難しいかもしれませんが、自分がマイナスな感情に気づきやすく、辛い思いをすることが多かったことを鑑みて、周りの人にはそのような思いをして欲しくないと言うモチベーションを持つことさえできれば、十分にそのTの性格を活かすことができるのも間違いありません。
まとめ
今回はMBTIテストのAとTの違いについて、特にTについて掘り下げてご紹介してきました。
Tは過敏で神経性が高く悩みを抱えることが多い性格です。
そのぶんしんどい思いをすることも多いですが、その持って生まれた感性を活かして他のTのタイプの方の痛みに寄り添うことやモチベーションを高める存在になることもできる存在ですので、是非そのスキルを活かして何かに挑戦してみてはいかがでしょうか。
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