【効率良く学習したい】学習に使えるAIの種類について

【効率良く学習したい】学習に使えるAIの種類について
        

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投稿日:2024年2月26日 | 最終更新日:2024年2月26日

AIと聞くと何が思い付きますか?最近ではChatGPTが話題になりましたよね。他にも数年前から、スマートフォンに搭載されている音声アシスタントやスマートリモコンなどが度々話題になっていました。家電では洗濯機や冷蔵庫などにも搭載されています。
しかし、用途や目的によって使われるAIの知能の度合いや種類が違ってきます。今回は、AIの中でも学習に使うことのできるものについて紹介していきたいと思います。

AIの種類について

AIと一括りに言っても種類はたくさんあります。

  • 分類や予測のためにトレーニングされた「分類AI」
  • データから規則やパターンを見つけ出す「パターン認識AI」
  • 問題解決や意思決定を支援する「意思決定支援AI」
  • 対話を行う「感情認識AI」もあります。そして学習にも活用できる
  • 教育用途やプログラミング学習をサポートするための「教育AI」
  • 言語や数学の理解を促進する「認知AI」

これに加え、間接的に勉強を補助するスケジュールやタスク管理を行う「スケジュール管理AI」もあります。
そして、ChatGPTでお馴染みの「生成AI」があります。

AIを使ったアプリとサービスについて

このような様々なAIを活用した学習用のアプリやサービスが何個かあるので、ご紹介したいと思います。

教育AI

教育AIに分類されるのが 「Duolingo」や「Khan Academy 」というものです。

■Duolingo

言語学習をサポートするAIを活用したアプリです。28言語の話者向けに94言語のコースが開設されています。リーディング、リスニング、スピーキングのコンテンツがあり、無料で全ての機能を使えます。AIが間違いを分析してユーザーの学習ニーズに合わせてレッスンを適応させていくようです。

■Khan Academy

幅広い教科にわたる学習コンテンツを提供するサービスです。YouTubeで短時間の講座を配信しています。
また、このサービスでは、AIチューターのカーンミゴが生徒に向けて回答をしてくれます。

認知AI

認知AI に分類されるのが「IBM Watson」や 「Google Cloud Vision API」などです。

■IBM Watson

自然言語処理や機械学習を応用した認知AIのプラットフォームです。人の意思決定を支援してくれます。

■Google Cloud Vision API

画像認識を可能にするAIサービスで機械学習の一種です。意思決定を手助けしてくれるので、優柔不断な方にはおすすめかもしれませんね。

スケジュール管理AI

スケジュールを管理してくれるAIに分類されるのが「Google Calendar」や 「Todoist」というアプリです。

■Google Calendar

イベントのスケジュール管理やリマインダー機能を備えています。

■Todoist

タスク管理とスケジュールの最適化をサポートするAI搭載のタスク管理アプリです。AIアシスタントという機能は、目標をより達成できる課題の一覧に変換することで、目標達成をサポートしてくれます。

生成AI

おそらく生成AIの中で一番有名なのが、「ChatGPT」だと思います。他にも、Googleが作った「Google’s BERT」やFacebookが作った 「Facebook’s GPT」などもあります。対話型で質疑に答えてくれるため、自然な会話で情報を得ることができます。

また、質問者のニーズに合わせて、知りたいことだけを答えてくれるので無駄がなく、効率的に学習に活用できます。「チャットGPTの活用方法について」という記事で、Chat GPTの活用の仕方について、詳しく説明しているので、そちらもぜひ合わせてご覧ください。これらのAIを合わせて使うことで、より効率的に勉強ができるでしょう。

注意点

それぞれのユーザーに対応するためには個別に十分なデータを集める必要があり、プライバシーへの配慮が懸念されます。AIが提供する情報の正確性もまだ不十分なことがあります。数年前のデータを提示されることや誤ったデータが混じることがあります。
例えば、無料版のChatGPT-3.5では、2021年までの情報しか入っていないので、今までの間に新しくなっている情報でも2021年までの古い情報が提供されるでしょう。情報リテラシーを身につけたり、自分でもう一度調べたり、情報を鵜呑みにしないようにしなければいけませんね。
また、あまり知られていないサイトや細かい個人情報を登録しなければいけないサイトには十分に注意した方がいいでしょう。

最後に

実は、この記事の情報集めにもChat GPTを活用しています。もちろん、自分で調べ直したり、中身の構成や文章は人の手で書いたりしていますが、今回はAIの分類に関して聞いてみました。ChatGPTによると、「教育AIは学習者の進捗に応じて適切な教材や演習を提供し、個別の学習計画を実現します。これにより、学習者は自身のペースで効果的に知識を習得できます。認知AIを用いて自動評価とフィードバックを受けることで、即座に弱点を把握し改善点を見つけることができます。スケジュール管理AIは、学習者が予定を最適化し、効果的な学習時間を確保するのに役立ちます。時間の使い方が賢明に計画されることで、学習者はストレスなく目標に向けて進むことができます。」だそうです。
皆さんもAIを活用した学習方法で快適な勉強ライフを送りましょう!