「強い」専門学校の探し方 | 就職率や探し方のポイントを紹介!

「強い」専門学校の探し方 | 就職率や探し方のポイントを紹介!
      

気になる学校を探してみよう

学校種別
エリア
職種
 

この記事は約 5 分で読めます。

投稿日:2019年9月17日 | 最終更新日:2022年1月29日

専門学校に進路を定めた時、どの専門学校が一番いいんだろう?というのは存外難しい問題ですよね。
その業界で一番強い専門学校に入りたい!
そう思うのは至極当然です。でもそもそも専門学校の「強さ」って何でしょうか?

この記事ではその「強い」の定義の掘り下げと、どうやって専門学校を探せばいいのかをご紹介!

強いって何?

専門学校としての強さに当てはまりそうな項目をリストアップしてみます。

  • 就職率が高い
  • 資格取得率が高い
  • 知名度が高い
  • 入学者が多い

どれも大事そうですし、欠かせない要素であることに間違いなさそうです。

でもちょっと待って、そもそもの話に立ち返ってみましょう。
就職率が高い……でも専門学校はそもそも業界就職のために一般教養の時間を削って専門的な勉強をするところです。
それなのに就職率に難があるってもはや本末転倒です。
でもそれは逆に言えば、専門学校は基本的にどこも就職率が高いとも言えます。
もちろん例外はあるので確認するべき事項ではありますが、就職率だけでは専門学校を決める要素にはなりえません。

同様に資格取得率についても同じです。
中には難関資格の取得が他校よりも多い、ということもあるので、資格取得率を見るのではなく取得できる資格の種類で確認した方が良さそうですね。

なお、知名度と入学者についてはそれほど重視するポイントではありません。
どちらも確かに高ければ高いほどその学校を信頼し、進学を希望する人が多いことに繋がるでしょう。
しかし知名度は広告費といって、テレビCMや電車での広告へ使うお金が多ければ多いほど人目に付きますし、有名になります。
有名になれば入学者は増えますし、入学者が多ければ多いほど広告へ使えるお金も増えます。

間違いなく良い学校の要素の一つではありますが、他にもっと大事なことがあるのです。

となると「強い」学校というのはそれほど大事でしょうか?
学校選びで大切なことは、もっともっと他にあります。
おすすめの専門学校を探してみる

通う範囲を決めよう

まず何より、自分の通える範囲を確認しましょう。
家庭環境のこと、費用面のこと、様々あると思いますが、あなたは実家を出て進学することができますか?
通学のことを考えると、片道1時間以上かけるのは無駄が多く、現実的ではありません。
2時間かけて通うことも出来ますが、往復4時間を2年間続けると1,600時間(=年間の平日が約240日-長期休暇40日×4h)も移動だけで使う計算になります。
もちろんどうしても通いたい学校が実家から2時間だから……という場合はこの限りではありませんが、まずは実家から通う場合はその半径1時間以内のエリア、一人暮らしも考える場合は全国から考えるとしましょう。
おすすめの専門学校を探してみる

学びたい内容を確認しよう

あなたの学びたいことはなんですか?
例えばゲームを作りたい人であれば、ゲームのシステムを作るゲームプログラマーなのか、どんなゲームを作るか決める企画職・プランナーなのか、イラストやデザインに携わりたいのか。
ヘアメイクに関わりたいから美容師の学校?資格で言えば理容師もありますし、ブライダルや和装等でも強みを持つ学校は異なります。
そもそも、専門学校である必要すらないかもしれません。
自分が何をやりたいのかを、職業名・資格名まで落とし込んでみましょう。
専門学校はやりたいことがぼんやりしているとあっという間に卒業を迎えてしまうので、目的をはっきり持つことが大事です。
おすすめの専門学校を探してみる

エリア・職業(資格)が決まったら

ここから学校選びの指標となるポイントを確認します。

  • 資格合格率(取得率)
  • 就職実績
  • 立地
  • 学費
  • カリキュラム
  • 学校の雰囲気
  • 中退率

こうした学校の情報を得る手段としては主に3種類、「WEBサイト」「パンフレット(資料請求)」「オープンキャンパス(直接行く)」があります。
しかしこれらのどれかだけでは不十分ですし、無駄が多くなってしまいます。
そこで、これらの情報を得るのに一番適したものを当てはめてみます。

  • 資格合格率(取得率)⇒HPから分かる
  • 就職実績⇒HPから分かるが、パンフが好ましい
  • 立地⇒HPから分かる
  • 学費⇒HPから分かるが、パンフが好ましい
  • カリキュラム⇒HPから分かるが、パンフが好ましい
  • 学校の雰囲気⇒オープンキャンパス
  • 中退率⇒オープンキャンパス

こうなっています。
「HPから分かる」というのは、基本的に変わらない情報かつ、最新でなくても大きな問題がないものです。
「HPから分かるが、パンフが好ましい」というのは、最新情報によって評価が変わってくるものです。
「オープンキャンパス」はそのまま、言って見なければ分からないもの。中退率のようなマイナスイメージはなるべく隠したいので直接確認した方がいいでしょう。
おすすめの専門学校を探してみる

いざ、学校を探してみましょう。

まずは、一番手軽な「WEBサイト」で学校を調べていきましょう。
最初に決めたエリア・職種をコレカラ進路.JP等で一気に検索します。
そこに乗っている立地や目指す職業の学科があるか、取得できる資格情報から15校ほどにまで絞っていきます。
各学校のHPも見ながら、雰囲気の参考にしてもいいかもしれません。
10~15校まで絞れたら、それらをまとめて資料請求します。

その次は続々届くパンフレットから5校以下、2~3校までに絞ります。
最新の就職実績から自分のやりたい職業についている人がいるか、カリキュラムが変わって学びたい内容に変化はないか、学費は予算内かなどです。
その時に疑問に思ったことはメモしておくと、オープンキャンパスに行くときも無駄が少なくていいでしょう。

最後に絞った学校のオープンキャンパスに行って、1校に絞ります。
なおオープンキャンパスが面倒でも、必ず2~3校には足を運ぶべきです。
行ってみると思っていたのと違った、という感想は、オープンキャンパスのあるあると言っていいほど出てきます。
おすすめの専門学校を探してみる

まとめ

以上が専門学校探しの基本的なやり方です。
何より忘れてはいけないのが、学校に行くことに対する目的をはっきりさせておくことです。
資格を取りたい?就職をしたい?とりあえず関連の学校に行きたい?
その業界の友達を作っておきたい、等の目的でも問題ありません。
自分が何のために学校に行くのかをハッキリさせ、それをブラさずに学校探しをすれば、後悔のない進路選択が出来るでしょう。

おすすめの専門学校を探してみる
 

気になる学校を探してみよう

学校種別
エリア
職種