資格コラム

美容師免許がないとできないこと

lifemap

美容師免許がないとできないことにはどのようなものがあるのでしょうか。

今回は美容師免許がないとできないこと、美容師免許を持っていなくても出来る事について調べていきたいと思います。

美容師免許の取得を考えている方はもちろんのこと、美容師をサポートする仕事を目指す方にもおすすめの記事となっております。

美容師免許がないとできないことは?

美容師免許がないとできないことには下記のようなものが当てはまります。

  • カット
  • パーマ
  • ヘアセット
  • カラーリング
  • まつ毛エクステ
  • ネイルケア
  • フェイシャルエステ

特にまつげエクステやネイルケア、フェイシャルエステは美容師の免許とあまり関係が無いように思われるかもしれませんが、これらの仕事も美容師免許を取得していないと施術することはできません。

ヘアセットに至っては美容師免許の必要性はないように思われるのですが、実は免許を持っていないとセットすることができません。

薬剤を使用しませんし、ハサミも使用しないので、「免許不要で良いのでは?」と感じる方も多いですが、容姿を美しく見せるための施術自体が美容師法で理容行為と定められているので、ヘアセットもその行為にあたり、免許を持っていないとできないのです。

無免許でお客様のヘアセットを行うことは違法に当たる可能性があるので注意しておきましょう。

美容師以外でもできると思われがちな仕事3選【美容師をサポートする仕事】

美容師以外でもできると、思われがちですが実は美容師の資格を持っていないと行うことのできない仕事についても簡単に確認していきましょう。

アイリスト

まつげエクステを行うアイリストという仕事は資格がなくてもできる施術でした。

しかし無免許でもできることから施術や接客のレベルが低下してトラブルが続出していたことを踏まえ、2008年3月7日に厚生労働省から「まつ毛エクステンションによる危害防止の徹底について」が通達され、美容師免許が必須となってしまったのです。

美容師免許を取るには皆さんご存知の通り美容師国家資格を受けなければならず、これを受けるためには美容師の養成期間2年以上通わなければならないので、アイリストになるためのハードルが大きく上がってしまいました。

しかしアイリストを目指すためにわざわざ美容師に特化した専門学校に進学するというのも納得いかない方も多いはずです。

そこで最近はアイリストのスクールに卒業後に通う方が多いです。

専門学校の中には休みの日にアイリスト向けの講習を実施している学校もあるので、そうしたところに進学するのもおすすめです。

そして何より最近はアイリスト向けの学校もあり、美容師免許取得に向けたサポートを行っているところもあるので、そうした学校に進学するのも選択肢のひとつです。

アイリストのスクールについても確認しておきましょう。

コースの設定時間は異なりますが、約20時間から60時間となっており、費用は1時間あたり1万円ほどとなるところが多いですが、中には50時間で30万円以内に収まる学校もあるので、予算を抑えたい方は色々と学校を比較した上で選ぶことをお勧めします。

アイブロウリスト

アイブロウリストは一見美容師の資格がなくても良い仕事に見えるかもしれませんが、美容師免許が必須となっております。

アイブロウリストとして働くためにお客様ごとに合った眉毛をデザインする力が必要で、デザインを作るためのカット技術も身につけなければなりません。

施術時には細かい作業が求められ、手先の器用さも必要な技術と言えるので、美容師の資格を持っていることが必要とされます。

眉のデザインを決めるためにお客様の要望を的確に汲み取る必要もあるのでコミュニケーション能力なども求められ、そしてコミュニケーション能力は美容系の専門学校で多くの授業で磨くことができるので、やはり実際資格が必要かどうかをひとまず置いておいたとしても、美容系の専門学校にを卒業しておくことはスキルを磨くためにも必要なものと言えるでしょう。

カラーリスト

カラーリストも「髪の毛を染めるだけだから美容師資格は必要ではないのでは」と思うかもしれませんが、美容師または理容師免許が必要となります。

美容室からの求人が多いので美容師免許を持っておいた方が無難です。

基本的に美容学校を卒業した後、美容室に就職しアシスタント期間を経てヘアカラーリストデビューすることが多く、ヘアスタイリストよりもヘアカラーリストの方がアシスタント期間が短い傾向にあるので、早く独り立ちしたいという方はヘアカラーリストを目指すのも選択肢のひとつです。

またJHCA日本ヘアカラー協会では美容師理容師を対象にヘアカラーの技術と知識を取得することを目的としたヘアカラーリスト検定を実施しており、ヘアカラーの授業を行っている学校も多いので、ヘアカラーリストを目指したい方は美容系の専門学校の中でもヘアカラーの授業を実施している専門学校に進むことをお勧めします。

まとめ

今回は美容師免許がないとできないことについてご紹介してきました。

特に詳しくご紹介した3つの仕事は美容師免許がなくてもできるかと思われがちですが、実は美容師免許を取得しておく必要があるので注意が必要です。

いずれも最近では専門的に学ぶことのできる学校が多いので、専門学校で専門的に学びつつ美容師免許の取得を目指して勉学に励むことをおすすめします。

美容師を目指せる学校を探してみよう!

記事URLをコピーしました