保育士になりたい高校生の方も多いと思います。
そこで今回は保育士の仕事内容や必要な資格、向いている人、就職率などについてご紹介していきたいと思います。
保育士になるには?3つの方法をご紹介
保育士になるための方法は実は3つあるので、詳しくご紹介していきたいと思います。
保育士養成校に進学する
最も一般的な方法は保育士養成課程がある大学、短期大学、専門学校に進学し、所定の専門教育を修了することです。
つまり保育系の学科がある学校に進学し卒業するということです。
【最終学歴が大卒、短大卒、専門卒の人向け】保育士試験を受ける
保育士試験を受けるというのも選択肢のひとつです。
最終学歴が大卒、短大卒、専門卒の人、もしくは大学に2年以上在籍し、62単位以上取得済みの方は在学中もしくは中退していても受験することが可能です。
児童福祉施設で実務→保育士試験を受ける
高卒の方は2年以上、2880時間以上または中学卒業の方は5年以上、7202時間以上、児童福祉施設で実務経験を積んだ上で保育士試験に合格するという選択肢もあります。
「保育士試験」とは?
保育士試験とは年に2回ある試験であり、これらに合格することができれば保育士として働くことができます。
筆記試験と実技試験があり、筆記試験は9つの科目から出題されるのですが、それぞれ正答率60%以上が合格基準となっております。
合格した科目には3年間の有効期間があるので、1度に全科目合格できなくても、3年間は合格できた科目は受験する必要がありません。
例えば9科目中7科目合格していれば、3年以内は2科目の受験だけで問題ありません。
一方実技試験ですが、音楽表現、ピアノなど演奏しながら歌を歌う、造形表現保育の一場面を絵画で表現する、言語表現3分間の素話をするなどがあります。
この3つがあり、この3つから2つを選択して受験するのが保育士試験です。
合格率は過去5年間は20%から25%で推移しているので、比較的合格率は低いと言えるでしょう。
そもそも受験するためにも上記でご紹介した2つの要件どちらかを満たす必要があるので、ある程度保育に関する知識とスキルがある人が受験しても合格率が20%から25%ということに気をつけておきましょう。
保育士は簡単になれる?就職率は?
一言で言うと保育士は簡単にはなることができません。
ここまでご紹介してきたように、保育士になるには上記の三ついずれかの要件を満たす必要があり、長時間の実務経験もしくは学歴が必要になります。
「なろう」と思って数ヶ月でなれるような職業ではありません。
私保育士養成校を卒業した後に保育所で就職する人は51.7%となっており、全体の半数は保育所以外に就職しています。
資格を取得しても保育士としての選択肢をとる人はあまり多くないのですが、やはりこれは平均年収の低さが原因でしょう。
保育士の平均年収は約300万円と言われており、日本の平均年収である400万円よりも約100万円近く低い数値となっています。
また業務量が非常に多いのも保育士の大変なところです。
会議や記録、報告、指導計画、クラスだより、保育記録などの事務作業が慢性的な持ち帰り残業になっており、仕事から帰ってもプライベートの時間がないという方が多いからです。
保育士はピアノが弾けないとなれない?
保育士の資格を取ること自体はピアノが弾けなくても取ることができます。
一昔前ならばピアノが弾けない方はほとんど採用されませんでしたが、最近はそもそも保育士の数が圧倒的に足りていないので、ピアノが弾けなくても採用してくれる保育所が多いでしょう。
保育士はしんどい?やりがいは?
先ほども軽くご紹介したように、保育士は平均年収よりも100万円ほど年収が低いですし、残業が非常に多いなど、過酷な労働環境にある方も多く保育士の数は減っていく一方です。
では保育士は魅力のない仕事なのでしょうか。と聞かれると多くの方が魅力のある仕事だと語っています。
保育士を目指して本記事をご覧になっている方ならばなんとなく予想はつくかもしれませんが、保育士の方は子どもの笑顔が引き出せた時や子供の成長を感じられた時にやりがいを感じるそうです。
むしろ人手不足だからこそ「自分がやらなければ」と一生懸命取り組んでいる方も多いです。
よって保育士はやりがいのない仕事ではありませんし、やりがいに満ちた仕事と言えます。
しかし体力的にしんどいのは間違いありません。
上記で挙げたようなやりがいをモチベーションに働くことができない方は保育士ではなく、他の教育系の資格も併せて取り、教員や塾講師などを目指してみるのも選択肢の一つでしょう。
まとめ
今回は保育士を目指す方、保育士資格の取得方法、就職率などについてご紹介しました。
保育士は最近ではかなり人手不足が叫ばれており、大変な職業ではありますが、やりがいのある職業でもあります。
労働時間も長いですし、年収もあまり高くはありませんが、保育士という仕事でしか感じられないやりがいも多くあるそうです。
本記事を読んで保育士を目指したいと感じた方は一度近くの保育士系の学校のオープンキャンパスなどに参加してみてはいかがでしょうか。