◆デザイン学科は、文部科学省の『職業実践専門課程』認定校です
大阪総合デザイン専門学校デザイン学科は「職業実践専門課程」の指定校として文部科学大臣より認定を受けています。専門学校（専修学校専門課程）の中でも専攻分野の実務に関する知識や技術、技能について企業や業界と連携し組織的な教育を行っている学校のみが認められる称号です。

◆本校の強み
目標に合わせて選べる授業プログラム
大阪総合デザイン専門学校の最大の強みは、デザインの基礎を学びながら、自分の得意を見出し、デザイン領域を選んでいける授業プログラムです。将来仕事とする職業に必要なスキルや、やってみたい手法を学ぶと、デザイン職の選択肢が広がります。

◆広がるデザイナーの仕事
将来活躍できる4大領域を作品でご紹介します。
自分の好きな仕事を選んでスキルアップしていきます。
・デジタル広告
・SNS・WEB
・編集・出版
・商品企画・プロモーション

◆コミックアートは現代の「浮世絵」です
言葉や音での説明がなく1枚絵でしか表現できない世界があることを信じ、その創作力の向上を一番大切にします。同時に就職活動においても「見せ方のセンス」を判断する、最も重視される作品形態でもあります。2年間の数多くの授業を通じて「1枚絵」の表現力を極限まで高めていきます。

◆特化した技術とスキル
特化されたスキルは就職へのステップになったり、フリーランスとして収入を得る具体的な方法論となるケースが多いです。そのため、それぞれの学生が「自分独自の武器」を持てる存在になれるように、選択授業を中心に身につけていきます。

＜卒業後の進路は多様です＞
社会の中で「表現者としてどのように居場所をつくることができるか」への挑戦です。

CASE①　専門職就職
学んだ力をそのまま活かして専門的なクリエイター職として企業で働くケースです。

CASE②　受注型フリーランス
企業には属さず自分の力で仕事を受注するフリーランサーを目指します。企業依頼だけではなく世界各地からの個人依頼の仕事も増えています。

CASE③　アーティスト
自分の作品を直接販売する原画アーティストです。アナログだけではなくデジタル作品の複製原画やヴァーチャル空間での販売も増加しています。

自分の武器を見つけよう！
プロへの階段、駆け上がる2年間！

マンツーマン指導を基本に、キャラクターの書き方やストーリーの作り方など、漫画家デビューに必要な実力を身につけます。
自分の作品の方向性を研究し、コンテストで勝ち抜くための作品作りを学んでいきます。

＜主なカリキュラム＞
・デッサン
様々なモチーフを見て、感じたり考えたりしながら、絵を描くための基本を学びます。
・クロッキー
人物を中心としたクロッキーを数多く描き、自由に作画するためのトレーニングを行います。
・漫画表現
漫画における様々な効果（集中線・カケアミ等）を、毎回の課題を通じて身につけていきます。
・パース基礎
単に背景描写のためのパースだけではなく、「絵作り」のためのパースを学びます。
・キャラクター作画
キャラクターを活き活きと描くために必要な作画方法を学んでいきます。
・コンピュータ基礎
photoshop・Illustratorの操作方法を学び、基本的なコンピュータスキルを身につけます。
・デジタルテクニック
CLIP STUDIO PAINT EXを使い、デジタル漫画制作の応用を身につけていきます。
・漫画のカメラワークⅠ
映像技法なども参考にしながら、漫画作品の視覚的な表現を学びます。
・投稿実習Ⅰ・Ⅱ
作品のタイプによってクラスを編成し、オリジナル漫画の制作を進めていきます。
・アナログイラスト
色々な画材の特徴を活かしたカラーイラストを制作していきます。
・背景描写
個々の作風で説得力のある画面を作れるよう、様々な背景描写の方法を学びます。
・作画実践
１年次に学んだキャラクター作画を活かし、様々な応用課題に取り組んでいきます。

得意を見つけて才能を伸ばす！
夢を実現するアニメづくしの2年間！

アニメーションコースでは、現場におけるプロのワークフローを学習します。
アナログはもちろん、フルデジタルの制作方法に対応し、就職に向けた実践的な授業を実施。
企画から完成までの全工程を学ぶことで、作品の発表スキルが確実に身につきます。

＜主なカリキュラム＞
・デジタルアニメーションⅠ
作画、彩色、撮影などアニメーションの各制作工程で必要となるデジタル技術を身につけていきます。
・映像研究
アニメーション監督、杉井ギサブロー先生の授業を中心に、アニメーションの成り立ちから日本のアニメがどのように進化してきたかを学んでいきます。
・モーションデザインⅠ
「速度」「軌道」「変形」といった動きの基本要素を、作画演習を通して学んでいきます。
・デジタルアニメーションⅡ
主にAfterEffectsを用い、2DCGアニメーションの基本的な制作方法を学びます。
・制作実習Ⅰ
商業アニメーションのワークフローに基づいたアニメーション制作方法を学習します。グループで制作を行い、共同作業で必要なスキルや考え方を学習していきます。
・アニメーション技法
前期の学習をベースに、日本アニメ特有の「動き」の考え方や、作画のポイントを学んでいきます。
・企画・シナリオメソッド
作品制作の準備工程（プリプロダクション）を学びます。企画立案から始め、シナリオ、絵コンテ、各種デザイン設定などを行い、卒業制作作品の構想を固めていきます。
・映像編集
アニメーション制作の最終工程である編集作業を学びます。映像素材の取捨選択や追加カットの検討などを行い、卒業制作を完成させていきます。
・CGアニメーション
Mayaを使った３Dモデリング～アニメーションのテクニックを講義と演習を交えて学習します。
・映像効果
商業アニメーションの画面作りで使われるエフェクト制作の基本を、演習を通じて学習していきます。
・音響効果
音響についての基礎知識と実際の現場での作業事例を学びます。後半は卒業制作の音響制作と編集を行います。
・卒業編集
2年間の集大成。本格的な制作を通して多くの事を学んでいきます。

現在のデジタルコンテンツは、ゲームなどのエンターテインメント分野はもとより、幅広いビジネス分野のDX推進や、人々の日常生活に役立つ身近なアプリケーションなど、急速にその領域を拡大。

カリキュラムに組み込まれた外部機関との連携プロジェクトやリアルビジネスプロジェクトヘの参画で、急加速するデジタルワールドの拡張に対応します。
「学生だから」という前提に甘えず、時には企業の新しいコンテンツ開発の先導的な役割も果たしていきます。

◆クリエイター養成の考え方。
ゲームエンジンをはじめとする開発ツールの劇的な進化やAI活用による時間と量的処理の効率化など、コンテンツ開発のあり方は現在進行形で大きく変化しており、これに伴い求めらるクリエイタースキルの質も変化してきています。
デジタルクリエイティブラボはクリエイターの熱量をベースに、コンテンツの目的をしっかり踏まえ、次世代コンテンツ開発に果敢に挑戦するクリエイターを養成します。

◆実践力を重視する学習環境。
専門学校教育の大前提は、卒業後のクリエーションの現場で実効性を発揮すること。
授業を受けて技術やスピリットを身に付けるだけでは足りず、実社会の仕事のリアルな温度を感じ「技術やスキルの本質的な目的と必要とされるレベルの現実」を頭と身体に刻み込むことが大切です。
デジタルクリエイティブラボではDX（デジタルトランスフォーメイション）が急速に進む企業様をはじめとする現代社会の多様なプレイヤーの皆さまと関わりを持ちながら、クリエイターの果たす使命と真に必要とされる能力を実感しながら学べる環境を用意しています。

・産官学連携
授業課題の一環として外部の企業や団体さまとプロジェクトを進める方法です。教員指導監督のもと学生が実務プロジェクトに携わり、企業側のメリットを実現していく取組みです。

・業務委託
教員及び一定以上のスキルと社会性をもった学生がお客さまのビジネスパートナーとして、特定の役割を果たしたり、特定のDXソリューションの共同開発などを有償で行うものです。

・研究活動
絶え間なく生まれる新しいテクノロジーの検証と活用法の研究は私どもの宿命です。これら一連の研究活動を通じて生まれた実験的なコンテンツは動画等を通して公開していきます。

●服飾
質の高いデジタルプロダクツを生み出すためには、質の高いリアルプロダクツ制作（実物のモノづくり）の知識が欠かせません。そこで、ファッション・服飾雑貨デザインの基礎教育は、姉妹校「上田安子服飾専門学校」の教員が担当。ファッションデザインの伝統校ならではのノウハウと、本校・総合クリエイティブ学科のデジタルスキル指導力を掛け合わせ、クオリティの高いモノづくりのDX教育を実現します。

◆本コースから目指せる2パターンの道
・プロダクツクリエイター
あらゆる製品を生み出すメーカーやデザイン会社などで活躍。3Dモデリング技術と、現実のモノとデジタル上のモノをリンクさせて確認するシミュレーション技術を駆使して、リアルなモノづくりをより高精度に、かつ効率的に進めるクリエイター。

・プロダクツクリエイター&コンテンツクリエイター
実物のモノづくりのほか、現実空間では表現できないデジタルプロダクツも創造。デジタルならではの拡張機能と自らのセンスを活かしながら、デジタル上でのプロモーションや、コンテンツ制作から運用まで取り組むクリエイターやアーティスト。

◆2年制から3年制へ。
伝統あるインテリアデザインの学びが進化します。
大阪総合デザイン専門学校では、開校当初からインテリアデザイン教育を行い、これまで多くの優れたデザイナーを輩出してきました。
デジタルテクノロジーの発達によってDX化が進む今、空間デザインや空間コーディネーションの分野においてもイノベーションが求められています。そこで本校では、2025年4月より従来の2年制のインテリアデザイン課程に、高度なデジタルテクノロジーの学習を組み込んでじっくりと学ぶ３年制にカリキュラムを改編。卒業後、プロとして安定した技術を発揮するための環境を整備しました。
59年以上の伝統ある本校のインテリアデザイン教育のポリシーを受け継ぎながら、さらなる進化を目指し、これまで以上に社会に貢献できるインテリアデザイナーを輩出する「インテリアデザインコース」を開講します。

◆仮想空間を活用した設計やデザインワーク
モノづくりのあり方に大きなインパクトを与えるデジタルシミュレーション技術。「デジタルツイン」といわれるテクノロジーに代表される精密なシミュレーションができる技術は、情報共有を簡単にし、あらゆる分野で効率化を加速。ビジネスのあり方そのものにイノベーションを起こしています。