造形学部 造形学科 美術表現領域

美術作品のつくり方を学ぶと同時に、
美術って何だろう、誰のためにつくっているのだろう、その考え方を学びます。
<日本画・洋画・彫刻・コンテンポラリーアート・アートマネジメント>

募集定員

40名

修業年限

4年制

従来までの、油画、日本画、彫刻、コンテンポラリーアートという分野に分けるという考え方は、それぞれの分野の純粋性・自立性を保つためには有効ですが、その相互の関係を構築するためにはむしろ弊害になっている傾向もあると思います。それぞれを美術表現領域という一つの研究領域に統合した上で、それぞれの研究者が相互に関わり合い自由に活動できる環境を目指したいと思います。美術表現領域は、美術とは何か、芸術とは何か、という本質的な問いかけを含んでいます。正確に言えば “美術理論” というべき領域です。大学教育の芸術理論の根幹を担います。

初年度納入金

1,696,000円

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造形学部 造形学科 映像文学領域

ものがたりをつくる。そしてそれを見る。
見て感じる、見て考える、共感する、その方法とプロセスを学びます。
<アニメーション・CG・映像・マンガ・コミックイラスト・グラフィックデザイン>

募集定員

80名

修業年限

4年制

すぐれた文学作品の情景描写は、その情景の中にいる登場人物の内面をも描写します。読者はその情景を想像し(頭の中で映像化し)、登場人物の心の動きを想像することができます。一方でマンガという表現形式はその情景を映像として描写します。すぐれたマンガ作品においては、活字による説明がなくても、読者はその登場人物の心の動きを推し量ることができます。それはアニメーション、グラフィックデザインなどの表現形式にも強い影響を与えたと思います。その作品性の中心は、読者と登場人物に仮託された作家との会話です。こうした画像作品の作品性は、二十世紀の日本で文学作品としての一つの高みに達したと思います。その総体を映像文学という新たな研究領域として立ち上げます。

初年度納入金

1,696,000円

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造形学部 造形学科 地域社会圏領域

地域社会をデザインする、地域社会って何だろう、
どうしたら美しい地域社会ができるのだろう、それを考えます。
<建築デザイン・施設設計・環境設計・都市計画・まちづくり>

募集定員

20名

修業年限

4年制

地域社会に貢献する人材を育てたいと考えます。
名古屋という地域だけではなく、様々な地域で活躍する人材を育てます。美しい都市環境、美しい地域社会をつくるために何ができるのか。それを考える能力を持った人たちです。今の日本社会の中で最も求められている人材です。───山本理顕学長 談話
地域社会圏領域は、山本理顕、西倉潔、蜂屋景二、辻琢磨、河部圭佑の五人の建築家によって運営される建築教育の運動体です。地域社会で活躍する建築人を育てる、全く新しい建築教育を目指して立ち上げられました。
具体的には、これからの地域空間の在り方を学びます。"地域社会圏"とは、学長の山本理顕が提唱する新しい空間概念です。今、世界では人口が爆発的に増えている一方、日本では人口が減り始め、みなさんが当たり前だと思っている価値観がこれから変わっています。なぜなら、これまでの社会は"成長"を前提に設計されてきたからです。今までは国や経済が大きな拠り所となって私達の価値観(会社での労働や就職、子育て、介護、買い物、余暇といった私達の生活を支える価値観)を決めてきましたが、人口が減っていくような成熟社会では、新しい価値観の拠り所が必要になります。その拠り所が地域社会です。その新しい価値観に対して、建築の側から働きかける社会理念が地域社会圏です。
本来建築は、その敷地の中のためだけに、施主の利益のためだけに作られてはならず、より広く、より長い間、社会に利するものでなくてはなりません。かっこよい建築をつくるだけでは地域社会とは関係を持つことはできませんから、地域社会圏で建築を考えることは、社会における建築の存在意義を考えることと同じなのです。地域社会の中で持ちつ持たれつという関係が、何故、自分たちに利するのか、その時他者への眼差しはどう変化するか、そしてその関係はどのような空間によって可能になるのか、そのような地域社会圏の核心となるであろう"他者への想像力"の教育を目指しています。
今までの常識に因われず、分野を横断しながら地域社会圏という空間概念について、共に考え、実践していきましょう。

初年度納入金

1.696,000円

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造形学部 造形学科 空間作法領域

私たちはたった一人ではなく、他の人々と一緒に生活しています。
私はあなたと共にいる、ということを伝えたい。その気持ちが作法に現れます。
作法とは何かを考え、美しい作法を手助けするデザインを学びます。
<インテリアデザイン・プロダクトデザイン・環境グラフィックデザイン・気配りのデザイン・暮らしを楽しむデザイン>

募集定員

40名

修業年限

4年制

私たちの日常の様々な身体行為は、ただ自己の意志のみに従って行われているわけではありません。他者に対する気配りと共にその行為を行っています。一つの空間の中において、他者に対する気配りと共にある身体行為は「作法」と呼ばれています。身体行為に伴う物のデザインとは、プロダクト・デザインやファッション・デザイン、アクセサリー・デザイン、グラフィック・デザイン、インテリア・デザインあるいはカトラリー・デザインもそうだと思います。そうしたデザインをただ機能に基づくデザインと考えるのではなく、“他者と共に居る空間” の中で他者への気配りとして考える、それが空間作法という考え方です。

初年度納入金

1.696,000円

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造形学部 造形学科 情報表現領域

分かりにくいことを分かりやすく伝える。見てわかるとはどういうことか。その考えや技術を学びます。<メディア・ゲーム・イラスト・3CG・AI(人工知能)>

募集定員

60名

修業年限

4年制

数値化された情報や文字を含めた情報を、視覚(聴覚、触覚)の情報として表現することによって、発信者と受け手との関係は劇的に変わります。医療、教育、行政・政治、遊び、ビジネスといった様々な現実世界における、人と人の間に存在する楽しさや悲しさなどを含んだ感情・感覚について考え、AI などの先端メディアテクノロジーと、人々の心を動かすイラストレーションなどのアナログ表現との組み合わせを軸に、Web やアプリ、ゲームなどの様々なコミュニケーションツールをデザイン、エンターテイメント、アートとして表現していきます。

初年度納入金

1,696,000円

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大学院 造形研究科修士課程

造形研究科は、造形表現制作と造形表現構想の2分野で構成され、それぞれのアプローチから、専門研究を進めることができます。 アート・デザイン分野の研究者や教育者、アーティストやデザイナーを目指し、新たな表現の世界を切り拓こうとする挑戦者を応援します。

募集定員

10名

修業年限

2年制

<研究分野別科目>

【造形表現制作】
制作された表現結果をあくまでも作品とし、さらなる技術や手法の向上、研究に励みます。現代における表現制作とは何かを考え、各自のテーマと表現媒体としての技法を追求。制作の方向と可能性を探り、社会との関わりを考えながら自己テーマの確立を目指します。

■3つの研究領域
・日本画研究
・洋画研究
・先端表現研究

【造形表現構想】
従来の美術やデザインの枠組みにとらわれず、造形芸術の諸問題を考察・研究し、さまざまな表現の方法や媒体を研究して実験・制作を行います。作品として「もの」が完成することよりも発想をおこし、計画をし、企画をしていきます。その結果として表現が存在します。つまりあくまでも制作の過程そのものが研究対象となり、その構想の重要性を研究することに力点をおきます、調査・収集・企画・研究・制作(論文を含む)を組み合わせて全体の研究方法とします。

■8つの研究領域
・視覚伝達デザイン研究
・メディアデザイン研究
・ゲームデザイン研究
・建築デザイン研究
・ライフデザイン研究
・ランドスケープデザイン研究
・芸術文化研究
・芸術計画研究

初年度納入金

1,350,000円

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