
工学専門職(エンジニア)としての基礎を築く
- 修業年限
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4年
[就学キャンパス]1・2年次/大宮 3・4年次/豊洲
- 初年度納入金
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1,794,800円
(入学金280,000円 / 授業料1,199,000円 / 維持料283,000円 / 諸会費等32,800円)
工学部は、確かな基礎学力に基づく高い専門能力を備え、社会が抱えるさまざまな課題を発見・解決することで、持続可能な社会の発展に貢献する創造性豊かな人材を育成します。
専攻・コース一覧
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■エンジニアリングデザイン能⼒を活⽤して機械システムの⾼度化に貢献する
機械⼯学の基盤となる⼒学の体系的な知識を⽤いて社会の問題を解決できるエンジニアリングデザイン能⼒と、機械システムの⾼度化に貢献できる研究開発能⼒を育成します。
1・2年次には、⼒学と数学の基礎知識を学びながら機械⼯学に必要な⼯学的思考⼒と設計能⼒を修得。3・4年次では卒業研究1〜4を中⼼に研究を軸とした体験的学修を積み重ね、⼒学的な観点に基づくエンジニアリングデザイン能⼒と研究開発能⼒を⾝に付けます。 -
■機械⼯学の学理を応⽤することで多様な分野を含む融合領域の発展に広く貢献する
機械⼯学の学理を応⽤することで、多様な分野を含む融合領域の発展に広く貢献できる研究開発能⼒を育成します。
1・2年次には、機械⼯学分野の理論体系に沿った科⽬で基礎知識を学び、⼯学的思考⼒を修得します。3・4年次には卒業研究1〜4にて研究を進めるために、機械工学を軸として幅広い応用分野の知識やスキルを学び、融合領域の発展に広く貢献する研究開発能力を身に付けます。 -
■物質科学・材料⼯学・環境化学の分野を網羅し、サスティナブルな新素材開発のエキスパートを育成
環境・物質⼯学コースでは、物質科学、材料⼯学、環境化学の分野を中⼼とした教育・研究を展開し、社会に優しいサスティナブルな新素材の設計・開発を⾏う技術者・研究者の養成を⽬指します。1年次には物理・化学等の⾃然科学を幅広く学び、2年次以降は講義と実験・実習を⾏いながら環境と物質の関係を重視した、より専⾨的な内容を学修します。3年次から講義、実験とともに研究室で最先端の知識と技術を学ぶ卒業研究が始まります。4年次には学⽣が個々に卒業研究を企画・実施し、エキスパートとしての第⼀歩を踏み出します。より進んだ内容を知りたいときには⼤学院でその研究を継続・発展させます。 -
■有機・無機化学の研究に加え、脳やDNAなど⽣命の謎も究明
化学・⽣命⼯学コースでは無機化学から、有機化学、⾼分⼦化学や⽣命現象までの化学の各分野で幅広く教育、研究を展開します。1年次から化学の専⾨科⽬、基礎的な実験科⽬を履修します。
2・3年次では講義と実験で化学をさらに深く学んでいきます。3年次の研究室配属から4年次にかけて最先端の研究を実施します。より⾼度な研究者を志す場合は、⼤学院で研究を継続、発展させます。 -
■持続可能な社会の実現に向けて「新しい電気の時代」を創る
電気・ロボット⼯学に関連する領域のなかで、“エネルギー&コントロール”の基本知識を有し、電⼒・エネルギー、システム制御・ロボット、さらに電気材料・デバイスの分野の問題を分析し、その問題解決のために応⽤できる能⼒を育成します。1・2年次には専⾨基礎科⽬、3・4年次には専⾨応⽤科⽬を配置して、広く・深く学べるカリキュラムを構成しています。 -
■⾝の回りの全てのものに使われる電⼦情報システム未来は「電⼦情報」のテクノロジーから⽣み出される
半導体から電子・集積回路、光通信から脳波・医療センシング技術、さらには知的ロボット開発まで、「電子・光」をキーワードに、ハード・ソフトの両面で先端電子工学を総合的に身に付けることを目標としています。1・2年次に電気回路、電磁気学などの専門基礎科目を学び、3・4年次に物性デバイス・知能情報集積回路に関連する科目のほか、メディカルエレクトロニクスなどの専門応用科目を学びます。 -
■ネットワーク、デバイス、メディア、ソフトウェアの技術を体系的に学修
あらゆるモノがインターネットでつながるIoTやデジタルツインといった情報通信技術は、ハードウェア技術とソフトウェア技術の両輪で成り立っています。本コースでは情報通信の基盤技術をハードとソフトの両面から体系的に学修します。コンピュータサイエンス、回路、信号処理、光・無線通信、ネットワーク、AI、ヒューマンインタラクションを幅広く学び、実験・演習科目ではネットワークについて学ぶプログラミング、光通信回路の製作や通信実験などを通して実際のモノに触れながら基礎を修得します。 -
■コンピュータを利⽤し⼈と社会を豊かにする技術を体系的に学ぶ
ソフトウェア、ハードウェア、⼈⼯知能、ヒューマン・コミュニケーション等の情報技術、およびその原理となるコンピュータサイエンスを学びます。
豊富な講義とプログラミングやシステム開発を⾏う演習を通じて、最先端技術の発展・創造を推進する⼒を⾝に付けます。 -
■都市の防災と再⽣をテーマとして、都市づくりに貢献する
都市の姿はどうあるべきでしょうか?都市を観察してみると、交通渋滞や⾃然災害、社会インフラの⽼朽化、少⼦⾼齢化といった課題が複雑に影響しあって存在しているのがわかります。より⾼度な都市づくりに挑戦するには、社会インフラの建設技術のみならず、⾃然や社会を俯瞰して理解する能⼒や、複雑な問題を分析し、解決策を提案する能⼒が必要です。そのため、⼟⽊⼯学課程(都市・環境コース)では、「都市の防災と再⽣」をテーマとし、⼈<都市・交通・空間情報>、⾃然<環境・防災・レジリエンス>、モノ<設計・材料・維持管理>、それぞれを幅広く学ぶことで、社会基盤システムを⼤局的に捉える能⼒をもった、リーダーシップのある⼟⽊技術者を育成しています。 -
- 募集定員
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9名
2020 年 10 月、学部教育をすべて英語で提供する「先進国際課程」を工学部に開設しました。
先進国際課程では世界の技術革新の進展や国際化の速さ、複数の理工学分野が融合した先端分野の形成など時代の変化に対応できる人材育成を目指して、これまで4年生でのみ実施されてきた「研究プロジェクトを通じた能動的学習(Research Based Learning)」を、初年次から 4 年間を通して行います。入学時から指導教員(Supervisor)、異なる専門分野からなる複数のアドバイザー教員(Adviser)の指導のもと、さまざまな研究室で最先端の研究に取り組みます。
▼今後の展開
国内のインターナショナルハイスクールや先進的な国際教育を実施している高校、国外の高校の卒業生をターゲットに、世界中 から学生を受け入れます。大学院への進学を前提とし、修了後は研究機関で分野を牽引できる研究者、製造業など民間企業 の研究開発チームのリーダーとなる技術者、もしくは新たな事業を起こし社会をリードする企業家になれる人材を輩出します。