小泉 昌広さん

小泉 昌広さん

介護福祉科 2000年度卒業
医療法人社団陽和会コートローレル 勤務

「グチを仕事に変える」を合言葉にしています

勤務先は病院、老人保健施設、有料老人ホームを運営しています。全ての施設を経験し、現在は介護科長として、有料老人ホームの介護部門責任者をしています。介護部門は施設の中で最も大所帯で、70床の定員に対して25名の職員で運営しています。責任者として他部門との調整、業務のシフト作成、職員の採用・教育などを行いつつ、フロアの業務も積極的に行っています。

仕事では常に明るく、笑顔を絶やさないよう心掛けています。新人職員には何事にもチャレンジしてほしいと思います。また常にアンテナを張って、利用者様の「聞こえない声を聞く」姿勢を求めたいとも思っています。新人の意見は新鮮なものも多く、定期的に行う職員面接は、自分にとっても勉強になります。

職員とは「グチを仕事に変える」を合言葉にしています。グチをこぼすことを禁止するのではなく、そこに仕事の種を探すことも価値のあることだと考えています。

(2016年インタビュー)

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白須 祐美さん

白須 祐美さん

介護福祉科 2012年度卒業
医療法人社団国立あおやぎ会 国立あおやぎ苑立川 勤務

笑顔の絶えない環境づくりを目指しています

老人保健施設の通所リハビリで働きはじめて4年近くになります。日々の業務では入浴の介助を行ったり、塗り絵や将棋などを個人や少人数で行うことや、輪投げ・風船バレーなど大人数で体を動かすことなど、様々なレクリエーションの提供を行っています。

利用者様が来苑当初はできなかったことができるようになったり、夏祭りや運動会などの行事に一緒に参加していただく中で、喜びや楽しみを共有できることをとても嬉しく感じています。外に出る機会が減ってしまっている利用者様に行事等で季節を感じていただいたり、昔のことを思い出しながら楽しんでいただける場を少しでも多く提供したいと考えながら企画に取り組んでいます。

職員と利用者様の間ではもちろん、職員同士や利用者様同士の間でも笑顔が絶えないフロアの環境づくりを目指しています。利用者様とそのご家族に信頼していただける介護福祉士になれるよう日々努力しています。

(2016年インタビュー)

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望月 太敦さん

望月 太敦さん

介護福祉科 2000年度卒業
杉並区立重症心身障害児通所施設わかば 勤務

地域で活躍できる専門職を目指して

社会福祉法人三育ライフでは、特別養護老人ホームで介護福祉士として実務経験を積みながら、介護課長や相談課長として入居申込者等の相談業務を担当していました。その後、グループホームのホーム長を務め、現在は杉並区立重症心身障害児通所施設わかばの園長として勤務しています。

わかばに通園する子どもたちは未就学児で、主に重度の知的障害と肢体不自由の重複障害がある重症心身障害児です。子どもたちには医療的ケアが必要なことも多く、事業所内の保育士や看護師、理学療法士と連携しながら、発達支援という視点でプログラムを考え、療育を行っています。子どもたちの将来に向けて支援ができる喜び、やりがいを感じています。

これからも人と人との出会いやつながり、一瞬一瞬のかかわりを大切にし、地域で活躍できる介護福祉士として、専門性を磨いていきたいと考えています。

(2015年インタビュー)

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粕谷 ゆかりさん

粕谷 ゆかりさん

介護福祉科 2000年度卒業
介護老人保健施設ピースプラザ 勤務

ママになっても安心して続けられる仕事です

介護福祉士になって15年目になります。
今の職場は職員同士の連携がうまくとれているのでとても居心地が良いです。3歳になる子どもがいますが、夫も同じ職場の介護福祉士として勤務しているため、シフト調整をして助け合いながら育児をしています。

介護が私の生き甲斐!とまでは言えませんが、人と触れ合っていることが好きな私にはぴったりの仕事だなと、最近ますます実感しています。お年寄りと接していると、本当にたくさんのことを学べるんです。

今、進路を迷っている方、もしあなたが人とのつながりを大切にする方なら、「介護」の仕事は自信を持っておすすめできます。職場の理解があれば母親になってからもフルタイム職員として続けられます。最近の私の楽しみは、職場でのママ友との食事会や子どもたちと一緒のおでかけです。

(2015年インタビュー)

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平内 沙絵さん

平内 沙絵さん

作業療法学科 2019年度1年生

印刷関係の会社員から転職を決意

私は以前、印刷関係の会社で校閲の仕事をしていたのですが、認知症の祖父の付き添いで訪れた老人保健施設で作業療法と出会ったことをきっかけに、転職を決めました。

校閲の仕事は帰宅が深夜2~3時ということも珍しくありませんでしたから、いつかは転職したいという気持ちをかかえていましたし、また友人から「あなたはもっと人と接する仕事が向いている」とも言われていました。そんな時に作業療法の仕事に触れて、認知症になる前にケアができることや、一人ひとり違った対応の方法や治療法があることなどを知り、作業療法士への興味が膨らみました。

とはいえ社会人になって10年以上経っていましたから、「年齢の離れた人たちと一緒に勉強できるのか?」「そもそも自分が勉強についていけるのか?」など、とても不安で迷いました。
けれども、少人数制の学校なので先生とのやりとりがしやすいこと、また仲間や先生など新しい出会いへの期待もあって、進学を決意しました。

入学してみると、現役生の持つ素直さやひたむきさに癒され、「新しく学ぶのは皆一緒だから頑張ろう」と意欲的になれました。少人数なので先生への質問も回答も伝わりやすいですし、ひとりの学生の質問をクラスの皆で共有することもできます。
私がとくに良いと感じているのが、学年が違う学生の仲の良さです。このことは勉強を継続するうえで、大きな力となっています。先輩が課題にどのように取り組んでいったのか、苦労した点はどんなことだったのかなど、しっかり教えてもらえるので、日々の学習の理解の一助となっています。

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上野 真也さん

上野 真也さん

作業療法学科 2019年度 2年生

看護職から転向して

私が作業療法士という仕事を知ったのは、大学を卒業して数年経ってからでした。その頃、病院で看護助手として働いていましたが、関わった患者さんの中には病気が治ってもすぐに再入院してくる方や自宅に帰れないなら退院したくないという方がたくさんいました。いろんな方と接しているうちに、健康であるとは「単に病気でない」ということではなく、「自立して生活できる」ということだと思うようになりました。そのため人を健康にする仕事は看護師よりもリハビリ職で、さらに筋肉や運動にアプローチする理学療法士よりも生活そのものにアプローチする作業療法士ではないかと考えました。

社会人経験者として作業療法士を目指すにあたって、学校選びにはいろいろ条件がありました。できるだけ早く再就職したかったですし、勉強時間を確保するためには通学時間やカリキュラムも重要でした。また世代の違うクラスメイトとやっていけるかも不安でした。

私にとって、この学校の良いところは、3つの「距離の近さ」です。一つ目は、先生と学生の「距離の近さ」です。授業ではいつでも質問できますし、手技・実技は時間をかけて丁寧に教えてもらえます。二つ目は、学生同士の「距離の近さ」です。様々なバックグラウンドを持つ学生が、お互いに励まし合いながら頑張っています。世代を超えたこの繋がりは、YMCAならではだと思います。三つ目は...自宅からの近さです(笑)。国立はアクセスがいいので通学に便利です。

これを読んでいる方には「今さら学生か...」「年の離れたクラスメイトとやっていけるのか...」「卒業の頃には〇〇歳だ...」という不安を抱えている方もいると思います。私も不安でしたが、オープンキャンパスで社会人経験のある先輩学生に話を聞いてもらい、また学校のこともいろいろと教えてもらったことから、この学校に決めました。だから、悩んでいる方はぜひオープンキャンパスに来てみてください。きっとこの学校の良さを肌で感じることができると思います。

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小西 英子さん

小西 英子さん

作業療法学科 2020年3月卒業

住宅設計⇒専業主婦⇒作業療法士

私は住宅設計の仕事をした後、13年間の専業主婦を経て43歳で入学しました。当時、子どもは小学2年生と小学5年生。まだ手のかかる年頃でしたので、何度も足踏みをして迷いましたが入学を決めました。 作業療法士になりたいと思った理由は、子育てをする中で人の成長に関わる仕事に興味をもったことと、幼い頃から手先が器用で物作りが好きな性格を活かしたいと考えたからです。

実際、入学してみると、授業に加え課題も復習もあり、初めの頃は家事・育児との両立にてんやわんやの日々でした。長い間専業主婦でしたから、自分のことより家事・育児を優先するのが当たり前になっており、自宅ではなかなか勉強が出来る環境を作れずに悩みました。しかし、将来の仕事に直結する勉強ですし、育児を理由に自分への投資を無駄にはしないと決心し、家族の協力も得て徐々に生活を変えていきました。私自身も勉強する時間や場所を工夫し、通学途中や早朝にファミレスで勉強したりしました。

授業は、身体のことを学ぶ生理学、解剖学、運動学などとても新鮮で、臨床現場で活躍されている先生方の講義もとても興味深いものでした。年齢が違うクラスメイトたちと上手くやっていけるか不安でしたが、少人数であるのも手伝い、補い合いながら進めることができました。計6回の実習では、授業で学んだことに加えて、今までの職歴や主婦の経験が役に立つことも多く、作業療法士は自分を活かせる職業だということをあらためて実感できました。

専門的な知識だけでなく、今まで自分が何を大切に思い、どのように考え生きてきたのか、そのすべてがこの職業に生かされる、作業療法はそんな仕事だと思います。入学前は年齢のことや、前職とは違う分野ということでかなり迷いましたが、良い出会いに恵まれ頑張ることができています。あとは国家試験合格を残すのみですが、覚悟を決めて一歩を踏み出して良かったと思っています。

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西森 太郎さん

西森 太郎さん

作業療法学科 2014年度卒業
独立行政法人 国立病院機構 箱根病院 勤務

患者様自身に焦点を当てられる作業療法士が必要

私は、神経・筋疾患を中心とした神経内科の病院で作業療法士として働いています。患者様の年齢、疾患は様々で、ALS(※1)などの神経難病の方もいらっしゃいます。進行性の疾患の方にどのような作業療法を提供できるか日々奮闘しながらの毎日ですが、疾患ではなく、その人自身に焦点を当てられる作業療法士がより必要とされる領域だと強く感じています。その人に合った自助具を作成したり、環境面でその人にあった動作など生活場面で困ることのないように、機能が低下しても動作が自立できるよう工夫しています。

コミュニケーションエイド(※2)にも積極的にかかわっているおかげで電子機器にも多少詳しくなりました。「今」に満足することなく、常に作業療法士として積極的に最新の情報を入手し、それらを患者様方に還元できるよう頑張っていきたいと思います。
※1:ALS...筋委縮性側索硬化症
※2:コミュニケーションエイド...障害を持った方が、コミュニケーションをとるために使う福祉機器

(2016年インタビュー)

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庭野 真奈美さん

庭野 真奈美さん

作業療法学科 2010年度卒業
医療財団法人明理会 鶴川サナトリウム病院 勤務

地域での生活を見据えた支援が必要です。

勤務先は老年内科・精神科がある認知症の専門病院です。
身体障害と精神障害、両方にリハビリテーション職が関わっていますが、私は精神領域で、認知症の方々への集団・個別リハを行っています。昭和の歌謡曲や童謡、体操、ことわざ、手作業など、楽しみながら能力を保てるものを使ってアプローチをしています。

患者さまのほとんどが高齢者であり、人生の大先輩です。作業療法士になって6年目、治療者という立場にはいますが、娘や孫のように可愛がっていただきながら、ふとした一言に考えさせられ、励まされる日々です。大好きな患者様の今後の人生を少しでも楽しく、その方らしいものにできるよう試行錯誤しています。

今後は、認知症の方々が地域で暮らしていく時代になっていきます。当院でもリハ職が地域に出ていく機会が増えてきています。私自身も院内だけでなく、地域での生活を見据えて支援ができる作業療法士を目指して、努力していきたいと思っています。
★リハ=リハビリテーション

(2016年インタビュー)

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木下 剛さん

木下 剛さん

作業療法学科 2005年度卒業
済生会横浜市東部病院 勤務

回復の中で見せる患者さんの笑顔は、この上ない喜びであり、この仕事のやりがいです。

急性期病院で作業療法士として働いています。
働き始めて10年以上になりますが仕事は医療現場が中心です。

回復期病院での仕事のイメージが強いリハ(リハビリテーション)ですが、近年、急性期病院でもリハの重要性は高まっています。臥床状態(※1)の長期化による機能低下を予防するため、医師の指示のもと、可能な限り早朝に治療を実施しています。また、救命救急病棟や集中治療室では、医師や看護師としっかり連携をとることが重要です。回復の中で見せる患者さんの笑顔は、この上ない喜びであり、この仕事のやりがいです。

作業療法士として常に心がけていることは、患者さんのこれまでの人生にも目を向けるということです。どのような生活をしてきたのか?ご家族は?仕事は?家庭内の役割は?趣味は?
...そして、その人らしい人生が再獲得できるよう、これからも作業療法士としてかかわっていきたいと願っています。
※1:臥床状態(がしょうじょうたい)とは、寝たきりの状態のこと

(2015年インタビュー)

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三山 優子さん

三山 優子さん

作業療法学科 2010年度卒業/障害者福祉施設八王子療護園

利用者様の「楽しみ」を考えている時がわたしの「幸せ」です!

勤務先は入所と通所を併せもった施設で、40~50代の方を中心に脳性マヒや中途障害の方がいらっしゃいます。一人ひとりの状態に合わせた機能訓練、認知訓練、創作活動、グループ活動を行うことが私の仕事です。思うように体が動かない利用者様が対象なので、事故が起きないよう細心の注意を払いながら、自立できるよう工夫しています。

利用者様の「楽しみ」や「喜び」って何だろう...、想像しながらプログラムを考えている時が私の最も幸せな時間です。利用者様がいつもと違う反応をしてくれた時は「やったね!!」と...。

今の課題は障害をもった利用者様の気持ちをどうやって前に向けられるか、どうやったら積極的な人生を歩んでもらえるかです。利用者様の人生に寄り添う作業療法士を目指して日々努力を続けています。
(2015年インタビュー)

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