スポーツトレーナーになる学校の選び方|就職につながる現場実習・資格取得サポートの違いを比較

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「スポーツトレーナーになりたいけれど、どんな学校を選べばいいの?」
「大学と専門学校、どっちが向いている?」「資格は取ったほうがいい?」――そんな疑問を持つ人は少なくありません。
スポーツトレーナーを目指せる学校は、学べる内容や取得を目指せる資格、実習環境などが学校によって異なります。
この記事では、資格の違いと学校選びでチェックしたいポイントをわかりやすく紹介します。

そもそも「スポーツトレーナー」って何をする仕事?

ひとくちに「スポーツトレーナー」といっても、目的によって役割が大きく異なります。まずは自分がどのタイプを目指したいのか整理してみましょう。

S&C(ストレングス&コンディショニング)

目的:体力・パフォーマンス向上
対象:アスリート〜一般
ケガをしにくい身体づくりやトレーニング計画を担当

AT(アスレティックトレーナー)

目的:応急処置・競技復帰までのリハビリ
対象:主にアスリート
ケガをした選手の現場対応や復帰サポートを担当

柔道整復師・理学療法士

目的:治療・日常生活復帰
対象:一般
医師の指示のもとリハビリなどの医療行為を行う(国家資格)

このうち「AT」の代表格としてよく名前が挙がるのが、公益財団法人日本スポーツ協会が認定する「日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー(JSPO-AT)」です。ただしこの資格、実は誰でも目指せるわけではありません。次の章で詳しく見ていきましょう。

スポーツトレーナー系資格の全体像を知っておこう

学校選びで失敗しないためには、まず「自分が目指す資格に、その学校が対応しているか」を確認することが欠かせません。代表的な資格を整理しました。

国内最難関

JSPO-AT(日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー)

「日本のトレーナー資格の最高峰」ともいわれる資格で、試験の合格率はおおよそ10〜25%と非常に狭き門です。さらに受験資格を得るルートも限られており、JSPO専門科目コースの承認を受けた一部の大学・大学院・専門学校を修了するか、所属団体・都道府県スポーツ協会からの推薦を受けて講習会を受講する方法しかありません。承認校は全国的にも数が少なく、進学先を選ぶ段階から情報収集が必須の資格です。

国際資格

NSCA-CPT/CSCS/NESTA PFT など

アメリカ発祥のパーソナルトレーナー・S&Cコーチ向け資格で、フィットネス業界やパーソナルトレーナーの現場で広く認知されています。多くの専門学校で2年間のカリキュラムの中で資格対策が組まれており、JSPO-ATに比べると挑戦しやすいのが特徴です。

海外基準

NATA-ATC(全米アスレティックトレーナーズ協会認定)

アメリカで活動する場合に必須ともいえる認定資格。以前より難易度が上がり、現在は現地大学院の修了が必要になるなど、取得までの道のりは長めですが、その分「世界基準」としての価値も高い資格です。

つまり「アスレティックトレーナーになりたい=JSPO-ATを取らなければいけない」というわけではなく、S&C系の国際資格やNATA-ATCなど、目指すフィールド(プロチーム/フィットネス業界/海外など)によって現実的なルートは複数あります。学校選びの際は、パンフレットに書かれた「対応資格」を必ず確認しましょう。

スポーツトレーナーを目指すなら専門学校という選択肢も人気

「体育大学に行かないとトレーナーになれない」と思われがちですが、専門学校からトレーナーを目指す人も多くいます。専門学校ならではのメリットは次の通りです。

現場実習の量が多い

座学だけでなく、プロチームやジムでの実習に多くの時間を割いているカリキュラムが多め。

現役プロ講師から学べる

実際に業界で活動している講師から、現場のリアルな知識やノウハウを直接学べる。

資格対策が組み込まれている

資格対策講座が正規カリキュラムの中に組み込まれており、独学よりも効率的に対策できる。

就職サポートが手厚い

業界とのつながりを生かした求人紹介や、面接対策などのサポートを受けられる学校が多い。

後悔しない学校選び、4つのチェックポイント

  • チェック1|目指す資格にカリキュラムが対応しているか
    資格対策講座が授業に組み込まれているか、外部講座扱いで別料金になっていないかも要確認。
  • チェック2|現場実習・インターンの実績
    提携先がプロチームか、地域のジムか、実習期間はどのくらいか。スポーツ業界は一般公募だけでなく、実習先からの評価がそのまま採用につながるケースも少なくありません。現場での実績や人脈が就職に直結しやすいため、「どこで実習できるか」は学校選びで特に重要なポイントです。
  • チェック3|就職サポートと実績
    スポーツ業界は求人がオープンに出回りにくい業界。学校とスポーツ業界とのつながりの強さが、そのまま就職先の選択肢の広さに直結します。
  • チェック4|大学編入や資格取得の保証制度
    「専門学校で学びつつ体育大学編入も目指せる」「資格試験に落ちた場合のフォロー制度がある」など、進路の選択肢を残せる学校は安心材料になります。
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総合学園ヒューマンアカデミー スポーツカレッジをチェック

上記のチェックポイントを踏まえて、実際の学校の例として総合学園ヒューマンアカデミー「スポーツカレッジ」を見てみましょう。プロチームとの実習連携や資格対策の設計を確認できます。

ヒューマンアカデミー スポーツカレッジ

チェック1:対応資格 NSCA-CPT/CSCS/NESTA PFT/NESTAスペシャリスト/JATI-ATI/DAH-CTPC/CPRなど(校舎・専攻により異なる)
チェック2:実習実績 Bリーグ「大阪エヴェッサ」、Jリーグ「サンフレッチェ広島」などプロチームとの連携インターンあり。1ヶ月〜1年の長期インターンシップ制度も
チェック3:就職サポート ヒューマンアカデミー全体で35,000人以上の卒業生が各業界で活躍。就職情報ネットワークによるサポートあり
チェック4:進学の選択肢 体育・スポーツ大学編入専攻あり(鹿屋体育大学編入合格率、過去3年95%以上・14年連続合格実績)

S&Cに特化した「スポーツトレーナー専攻」(2年制)

スポーツカレッジの中核となる専攻で、「アスリートの成長と成功を共に創るスポーツトレーナー」の育成を掲げ、S&C(ストレングス&コンディショニング)に特化した指導を行っています。野球分野に特化した「野球トレーナー&アナリスト専攻」を設けている校舎もあります。目指せる資格は次の通りです。

NSCA-CPT/CSCS

体力評価・トレーニング指導の専門資格

NESTA PFT/NESTAスペシャリスト

フィットネス業界で国際的に認知される認定資格

JATI-ATI/DAH-CTPC/CPR

トレーニング指導・チームパフォーマンス・救命に関する資格

※目指せる資格は校舎・専攻により異なる場合があります。

プロチーム・企業と連携した現場実習

スポーツカレッジは現役プロ講師による指導に加え、プロスポーツチームや企業との連携による現場実習・インターンシップを豊富に用意しているのが特徴です。Bリーグ「大阪エヴェッサ」との連携インターンシップや、Jリーグ「サンフレッチェ広島」でのインターン、海外キャンプへの参加など、教室では得られない実践経験を積める機会があります。1ヶ月から1年におよぶ長期インターンシップ制度もあり、現場での仕事ぶりがそのまま内定につながることも多いとされています。

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体育大学への編入という選択肢も

「体育大学に行きたいけれど、浪人はしたくない」という人向けに、体育・スポーツ大学編入専攻(2年制)も用意されています。3年次への編入学試験に対応したカリキュラムを組んでおり、国立・鹿屋体育大学への編入合格率は過去3年間で95%以上、14年連続の合格実績があるとのことです。専門学校で学びながら大学卒業資格や体育教員免許を目指すルートとして検討する価値があります。

福岡校限定「サガン鳥栖研修コース」など独自プログラムも

福岡校では、Jリーグ「サガン鳥栖」と連携し、カリキュラム修了後にサガン鳥栖への入社面接が受けられる1年制の研修コースも設置。また、アメリカでの活躍を見据える人向けにNATA-ATC取得を目標とした海外大学留学プログラム専攻もあり、目指すフィールドに合わせてコースを選べる点も特徴です。

卒業後、どんな進路があるの?

学校のカリキュラムで身につけた知識・資格・実習経験は、卒業後さまざまなフィールドで活かせます。スポーツトレーナー系の学科を卒業した人が目指す代表的な職種には、次のようなものがあります。

プロ・実業団チーム

プロスポーツチームのトレーナー、スポーツチーム職員として選手のコンディショニングをサポート

フィットネス・ジム業界

フィットネスクラブやパーソナルジムでのインストラクター・パーソナルトレーナー

教育・地域スポーツ

体育指導員、スポーツチームコーチとして学校や地域のスポーツ指導に携わる

※上記は同分野の学科卒業生が目指す一般的な職種であり、特定の内定実績データではありません。学校ごとの具体的な就職先事例はパンフレットや学校説明会でご確認ください。

よくある質問

Q. スポーツトレーナーの資格は国家資格ですか?

A. いいえ。柔道整復師や理学療法士は国家資格ですが、JSPO-ATやNSCA-CPT、NESTA PFTなどのトレーナー系資格は民間資格(公認資格)です。国家資格ではないものの、業界内での認知度や評価は高く、就職・活動の際の強みになります。

Q. ヒューマンアカデミーでJSPO-ATは取得できますか?

A. スポーツカレッジの資格取得目標にJSPO-ATは含まれていません。同校はNSCA-CPTやNESTA PFTなど国際資格を中心としたS&C(ストレングス&コンディショニング)教育に力を入れています。JSPO-ATの取得を最優先にしたい場合は、JSPO専門科目コースの承認校であるかを進学先に直接確認しましょう。

Q. スポーツ未経験・運動が得意でなくても大丈夫ですか?

A. トレーナーは「選手として結果を出す」仕事ではなく、「アスリートや一般の人の身体づくりをサポートする」仕事です。知識や指導スキルを一から学べるカリキュラムが組まれているため、未経験からのスタートも珍しくありません。

Q. 体育大学に行くか専門学校に行くか迷っています。

A. 「大学でしっかり研究したい」なら大学、「早く現場経験を積みたい」なら専門学校が向いています。ヒューマンアカデミーのように専門学校に通いながら体育大学への編入を目指せるコースもあるので、両方の良いとこ取りをしたい人は編入実績のある学校を探してみるのもおすすめです。

スポーツトレーナーと一口にいっても、目指す資格やフィールドによって選ぶべき学校は変わってきます。パンフレットでは「対応資格」「実習先」「就職実績」の3点を必ずチェックし、自分の目指す将来像と照らし合わせてみましょう。

※本記事の資格制度・カリキュラム・実習内容は2026年7月時点の公式サイト掲載情報をもとに作成しています。最新情報は各学校の公式サイト・パンフレットでご確認ください。

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