【専門学校の倍率や偏差値は?】入試の合格率や定員の関係を徹底解説!

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投稿日:2019年9月27日 | 最終更新日:2023年9月20日

専門学校への入学を検討したとき、やっぱり気になるのは入試についてです。

特に高校受験をしたことがある方は、学校に基準となる偏差値や倍率が出ていたこともあるのではないでしょうか。

しかし調べてみると分かると思いますが、専門学校について色々見ても、倍率や偏差値についての情報がないことも珍しくはありません。

一体それは何故なのでしょうか?

この記事では専門学校の入試の倍率や偏差値について解説していきます。

倍率や偏差値って何?

まずは倍率や偏差値が何なのかを仕組みからご説明します。

倍率とは

倍率とは、言い換えれば競争率のようなものです。

算出方法は簡単で、【定員数 ÷ 志望者の数】となります。

例)
・定員200名の学校に300名が受験した場合、倍率は1.5倍
・定員150名の学校の倍率が2.2倍の場合、受験者数は330人

つまり倍率が高ければ高いほど、その学校に入るのは難しくなります。

志望者と定員数の関係なので、倍率が高い=競争率が高く、入るのが難しい学校となります。

逆に言えば、偏差値が高い=倍率が高い学校というわけではありません。

一方で定員に志望者数が満たない場合は全員合格するため倍率も発生しません。これを俗に「定員割れ」と呼びます。

また定員を超えても受け入れる場合があり、不合格者がいなければ全員合格したことになるため、同じく倍率は発生しません。

偏差値とは

偏差値とは、全体の平均値から比較・算出した自身の得点がどの位置にいるかを数値で表したものです。

グラフで見ると真ん中(平均値)が一番数が多く、得点が上限や下限に向かうほど数が減っていきます。

試験結果で言えば、平均点が50点の試験で50点を取れば、偏差値が50。60点の場合は受験者数によりますが、大体55前後となるでしょう。

正確な計算式は複雑なので割愛しますが、大体の数値は以下のようになります。

(得点-平均点)÷2+50=偏差値

なので偏差値は、50を平均として、どれくらい差があるかでその優劣を数値化したものということです。

学力試験では上記のように点数ですが、学校の偏差値は「合格した学生の中で一番偏差値の低い人と同値」で決められています。

つまり学校の偏差値も不合格者がいなければ決めることは出来ません。

在籍者の成績より算出することは可能ですが、基準となる下限が存在しない以上は目安にしかなりません。
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専門学校に倍率は存在しない

専門学校やスクールでは学校や各学科で定員が決まっていますが、基本的に定員に空きがあるうちは入学希望者は全員が合格できる学校がほとんどです。

定員が充足すれば募集を締め切るため不合格者が出ないことになるので、倍率や偏差値が設定されていません。

もちろん入学資格に満たない方や素行不良等で入学を認められない場合はありますが、出願が認められた時点でほぼ入学試験は合格します。

学力試験がある場合も同様です。
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分野や人気度で例外はある

一方で、定員をあまりにも超えるほどの出願数を誇る大手の人気校では、倍率が存在します。

しかしそうした学校でも意欲や成績から合格が判断される場合が多く、偏差値に現れることは少ないようです。

例外として、看護師の専門学校等の医療分野等では学力も重視されるため、倍率や偏差値が設定されることもあります。

いずれにせよ100%合格できるかは分野問わず学校にもよりますし、その年にも寄っても変わります。

そのため、気になる学校には直接伺ってみましょう。

電話やメールで「入学検討中なのですが、倍率は発生しますか?」と聞けばすぐに答えてもらえるはずです。
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