ぶいすぽっ!に就職するには?おすすめの進学先と身につけたいスキル
- 📅 投稿日 2025年12月24日│最終更新日 2025年12月24日
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FPSやバトロワ系のゲーム実況で人気の「ぶいすぽっ!」。ゲーム配信を見ていて、「こんな仕事がしたい」と思ったことはありませんか?
華やかな配信の裏側には、配信を支える多くの専門職が活躍しています。技術者、クリエイター、企画担当、マネージャー。それぞれが専門性を持って、あの配信を作り上げているんです。
この記事では、ぶいすぽっ!に関わる仕事に就くために知っておきたいことをまとめました。
ぶいすぽっ!を運営するのはどんな会社?
ぶいすぽっ!を運営しているのは、株式会社バーチャルエンターテイメントです。「Move Emotion with Games」をミッションに掲げ、VTuber事業を展開する企業で、配信者のマネジメントから技術的なサポート、企画制作まで幅広く手がけています。
バーチャルエンターテイメントは、複数のVTuber事務所やエンターテインメント事業を束ねる株式会社Brave groupの傘下企業。Brave groupは今や国内外に18社のグループ会社を持ち、VTuber業界では大きな存在感を持つ企業グループです。
つまり、ぶいすぽっ!に関わる仕事を探す場合、バーチャルエンターテイメントの採用情報はもちろん、Brave groupグループ全体の募集状況もチェックしておくといいでしょう。グループ内の別会社で、自分に合った職種が見つかることもあります。
新卒採用や中途採用を行っている場合もあり、公式サイトや採用サイトで募集職種を確認できます。ただし、求人は常に出ているわけではなく、タイミング次第という面もあります。
ぶいすぽっ!に関わるにはどんな職種がある?
VTuber事業では、ゲーム会社やeスポーツチームとはまた違った専門職が必要とされます。
エンジニア職
配信技術やシステム周りを支える仕事です。配信ソフトの運用管理、ネットワークやサーバーの管理、配信トラブルへの対応など。新しいツールを柔軟に使いこなす力も求められます。
技術的な知識だけでなく、トラブルが起きたときの冷静な判断力や、配信者とコミュニケーションを取りながら問題を解決する力も大切です。
クリエイティブ職
VTuberのビジュアル面を担当する仕事です。キャラクターデザイン、Live2Dモデル制作、3Dモデリング、アニメーション、動画編集、楽曲制作。見た目やサウンドでファンの心をつかむ、重要な役割を担っています。
デザインセンスや技術はもちろん、キャラクターの個性を理解して形にする感性も問われます。
企画・マーケティング職
ビジネスとして成立させるための戦略を考える仕事です。コラボ企画の立案、SNS運用、グッズ企画、イベント運営など。数字を見ながら施策を考える力と、トレンドへの感度が必要になります。
「どうすれば多くの人に届くか」「どんな企画ならファンが喜ぶか」を常に考え続ける、クリエイティブでもある職種です。
マネジメント職
配信者を直接サポートする仕事です。スケジュール管理、配信者の相談対応、案件の調整や交渉など。人と向き合う仕事なので、高いコミュニケーション能力が求められます。
配信者が安心して活動できる環境を作る、縁の下の力持ちのような存在です。
どの職種も、単なる知識だけではなく、eスポーツやVTuber文化への理解が必要になる場面が多くあります。「好き」という気持ちは、この業界で働くうえで大きな武器になるでしょう。
▼自分もVTuberを目指すなら?
ぶいすぽっ!就職におすすめの進学先
明確に「この学校に行けば就職できる」というルートはありません。それでも、関連するスキルを学べる環境は次のようなものになるでしょう。
情報系・工学系の大学や専門学校
エンジニア職を目指すなら有力な選択肢です。プログラミング、ネットワーク、サーバー構築などの基礎を学べます。映像・音響系の学科なら、配信技術に直結する知識も身につくでしょう。
大学と専門学校、どちらを選ぶかは一長一短。大学は幅広い教養と理論を、専門学校は実践的なスキルを重視する傾向があります。自分の学び方に合った環境を選びたいところです。
情報・工学系の学校を探すデザイン・美術系の学校
クリエイティブ職を志すなら、こちら。グラフィックデザイン、イラスト、3DCG、アニメーションと専門分野が細かく分かれているので、自分がどの領域に興味があるか見極めることが大切です。
学校選びの際は、どんなソフトやツールが使えるか、就職実績はどうか、講師陣の経歴なども確認しておくといいでしょう。
デザイン・美術系の学校を探すゲーム・eスポーツ系専門学校
近年増えている選択肢です。ゲーム実況、eスポーツ運営、配信技術を学べるコースを設置している学校もあります。業界との距離が近く、現場の雰囲気を知る機会が得られるのは魅力です。
まだ新しい分野なので、学校ごとにカリキュラムの充実度にばらつきがあるかもしれません。オープンキャンパスなどで実際に確認してみることをおすすめします。
ゲーム・eスポーツ系の学校を探す経営・マーケティング系の大学
企画・ビジネス職に関心があるなら検討したい進路です。経営学、商学、メディア学などを学びながら、エンターテインメント業界への理解を深められます。
ビジネスの基礎を学んでおくと、将来的に独立や起業を考えたときにも役立ちます。
経営・マーケティング系の学校を探すただし覚えておきたいのは、どの学校に行くかより、何を身につけるかのほうがずっと重要だということです。授業だけに頼らず、自主制作や配信活動、コンテストへの参加など、実践的な経験を積むことが評価につながります。
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ぶいすぽっ!就職のために学校以外で身につけたいこと
この業界では、学歴や資格だけで勝負するのは難しいです。実際に何ができるかが問われます。
配信経験を積む
自分で配信をやってみることは、大きな経験になります。
OBSなどの配信ソフトを使い、音声や映像の設定を試行錯誤してみる。視聴者とのコミュニケーションを取ってみる。トラブルが起きたときの対処法も、実際に体験することで身につきます。
最初は視聴者がゼロでも気にしないでください。技術を学ぶことが目的なら、人数は関係ありません。
ポートフォリオを作る
イラストや動画編集のスキルがあれば、作品集を作っておきましょう。
学校の課題だけでなく、自主制作の作品があると説得力が増します。採用選考では、「実際に何ができるか」を示せることが大きなアドバンテージになります。
作品をまとめる際は、自分の得意分野や個性が伝わるように工夫してみてください。
企画や運営に関わってみる
企画職を目指すなら、実践経験が武器になります。
SNSでの情報発信や、小規模なイベント運営への参加。学校の文化祭や部活動でも構いません。マーケティングやコミュニティ形成の感覚は、実際に手を動かすことでしか磨けないものです。
失敗を恐れず、まずはやってみることが大切です。
業界の動きを追う
eスポーツやVTuber業界のニュースを追い、トレンドに敏感でいることも重要です。配信を見るだけでなく、「なぜこの企画が人気なのか」「どんな技術が使われているか」を考える癖をつけると、視野が広がります。
ただ楽しむだけでなく、分析的な視点を持つこと。それが、趣味と仕事の境界線かもしれません。
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ぶいすぽっ!就職以外の道もある
ぶいすぽっ!への就職だけが、この業界に関わる唯一の方法ではありません。
フリーランスとして働く
VTuber向けのイラスト、モデル制作、動画編集などを請け負う道もあります。案件ごとに仕事を受注するスタイルなら、複数のプロジェクトに関わることも可能です。
自由度が高い反面、営業力や自己管理能力が求められます。最初は副業から始めて、徐々に規模を大きくしていく人も多いです。
配信者として活動する
自分自身がVTuberやゲーム配信者として活動する選択肢もあります。配信活動を通じて業界への理解を深め、将来的に裏方へ転身するケースもあります。
表に立つ経験は、どの職種でも活かせる貴重な財産になるでしょう。
関連企業で経験を積む
eスポーツチームのスタッフや、配信プラットフォームの運営会社など、別の角度から業界に携わる方法もあります。Brave groupは複数の事業会社を持つため、バーチャルエンターテイメント以外のグループ会社で働く選択肢もあります。
まずは関連する分野で経験を積み、最終的に目指す場所へステップアップしていく。そんなキャリアの描き方もあります。
この業界はまだ新しく、キャリアの形も日々変化しています。固定されたルートがないからこそ、自分なりの入り方を模索する余地があるんです。
小さな一歩から始めよう
ぶいすぽっ!に就職するための「正解」はありません。
ただ、興味を持ち、必要なスキルを身につけ、業界への理解を深めていけば、可能性は開けてきます。
学校選びも大切ですが、それ以上に重要なのは、自分が何をしたいのか、どんな形でこの業界に関わりたいのかを考えることです。
配信を見ているだけではなく、自分でも何か作ってみる、発信してみる。そうした小さな行動が、やがて大きな道につながっていきます。
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