【大学?専門学校?】進路選びを迷っているアナタへ

【大学?専門学校?】進路選びを迷っているアナタへ

まずは比較から

ある程度やりたいことは決まっているけれど、

大学と専門学校どちらに進学したらいいのか迷っているというアナタ。

まずは大学や専門学校がどんなところか知ることからはじめましょう!

大学とは…

大学は、学術的・理論的な学問を学ぶとともに、

幅広い教養を身につけるための教育を行う教育機関です。

 

大学での学びの基礎となる教養課程では、

入学した学部・学科に関する学問のみに留まらず、さまざまな学問の基礎知識を学ぶことも可能です。他学部履修制度を持つ大学であれば、専門外の学問を入門レベル以上に学べる場合もあります。

 

高校までとは違い、 自分の興味に合わせて自分好みの時間割を作っていけるのも大学の特徴の一つです。
必修科目(必ず履修しなければならない科目)により、ある程度制限はされるものの、学生の目的やライフスタイルに合わせて、自由に学生生活のスケジュールを決めることができます。ただ、中にはそのせいで、自己管理ができずに怠けてしまう人も……。

 

ゼミ活動、研究活動、サークル活動など自主性と協調性が必要とされる活動も多く、社会人としての基礎力を身につけることができます。

 

専門学校とは…

専門学校は、「専修学校専門課程※」のことで、主に職業教育を行う高等教育機関です。

ある特定の職業に必要とされる知識・技術、資格を身につけるための学科・カリキュラムが用意され、卒業後は学んだことを生かした職業選択が行われます。

 

専門学校の最大の特長は、実習の多さです。

卒業と同時に即戦力として働ける能力を身に付けるため、「身体で覚えること」が重視されているのです。

実習時間が多い専門学校では、欠席や遅刻・早退は禁物。

一日でも休んでしまうと、他の学生と比べてかなりの遅れを取ってしまうことになります。

 

このように厳しい面もありますが、専門学校には、夢を叶えるための勉強を十分にできる環境が整っていますので、将来の目標がはっきりと決まっている人にはおすすめです。

 

専門学校は、その学科の関連する職業がどの産業形態に属するかによって、「工業」「商業実務」「医療」「衛生」「文化・教養」「教育・社会福祉」「服飾・家政」「農業」の8つの系統・分野に分類されます。

 

専修学校には下記の3つの課程があります。

  • 「専門課程(専門学校)」…高等学校卒業程度の者を対象
  • 「高等課程(高等専修学校)」…中学校卒業者以上を対象
  • 「一般課程」…入学者の学歴・年齢を問わない

 

教育内容

大学

学術的な研究を行う

  • 実践よりも理論重視の傾向
  • 教養教育などにより幅広い知識と視野を養成
  • 一般教養科目が卒業単位の4割程度

専門学校

実践的・実務的な教育

  • 専門教育が授業時間の大半を占める
  • 職業と密接に関連した教育を行い、即戦力を育成
  • 専門教育が授業の約8割

 

学位・称号

大学

卒業者には「学士」の学位が与えられる

専門学校

修業年限が2年以上で総授業時間数が1,700時間以上の課程を卒業すると「専門士」の称号が与えられる

修業年限が4年以上で総授業時間数が3,400時間以上の課程を卒業すると「高度専門士」の称号が与えられる

 

専門学校で取得できる「専門士」 「高度専門士」について

「専門士」

一定条件を満たした専門学校(学科)を卒業することにより付与される称号です。

この称号は、どの学校を卒業したのかではなく、その称号を持つ人が一体何ができるのかという「職業能力を認定するもの」です。

専門士の称号を持つ者は、大学に編入学することができます。

 

「高度専門士」

知識・技能のいっそうの高度化や、より付加価値の高い人材育成の必要性を背景に、平成17年に創設された仕組みで、一定の条件を満たした専門学校の4年制の学科の修了者に付与される称号です。

高度専門士の称号を持つ者は、日本国内においては大学学部卒業生と同等とみなされるため、大学院への進学が可能となります。

 

★学歴としては・・・

大学学部卒業生 = 「高度専門士」資格取得者

 

大学の一般教養について

「自分の希望の進路に関係ないことまで学びそう・・・・」

大学での一般教養の存在には賛否あり、必要ないと思う人も一定数いますよね。

必要性を感じてない人が疑問を持つものだと思いますのでここでは肯定派の方の意見を紹介します。

「自分の視野を広げたい!」
大学時代は現在自分が興味のあることについて専門的に学びたいと思うかもしれませんが、時が経つうちにやりたいことの方向性が変わってきたり、全く違うジャンルの業界に進むことになったりすることはよくあることです。

そのときのために大学時代に的を絞りすぎずに一般教養を学ぶことで、卒業後の視野が広がるというメリットがあります。

一般教養を学ぶことで違うジャンルに面白さを感じたりすることもあるので、まだ将来の夢を決めていない、迷っている、もしかしたら夢が変わるかも・・・という方は大学も視野に入れてもいいかもしれません。

 

専門学校の指導の特長

専門学校の指導のメリットとして、

「先生たちも実際現場で働いていた方なので、いろいろ情報や紹介も得られる」

というのが最大のポイントになります。

また、特別講師などで現役のプロが来校することもあり、業界の詳しい情報が得られる機会が多いです。また、大学よりも人数が少ない場合が多いため、少人数でしっかりと先生の指導が受けられます。

これは学校にもよりますが、資格取得を目指すコースの場合は特に周りの生徒たちも真面目に授業を受けるため、先生の指導も丁寧なことが多いです。

「先生がしっかりしているかどうか」というのは専門学校全体ではまとめられる話ではないのですし、大学も同様ですので、学校見学や体験授業を受けてご自身で体感するのが一番早いですし確実です。

 

専門学校の中には【転科制度】がある学校もあります

ここまで「将来進みたい方向が決まってない人は大学がおすすめ」というような書き方でしたが、実は専門学校には“転科”制度がある学校も存在します。

ある分野やコースで学んでいて、途中で学びたいことが変わったときのためにある制度です。

たとえば、神戸電子専門学校では必要最低限の費用負担で転科できる「転科制度」があります。「違う学科への興味が強くなった」などの理由で、入学後5月までは、教科書・教材費等の実費など、必要最低限の費用負担で転科できる制度があります。

まずは担任教員、保護者、転科希望先学科の担任教員との面談を重ね、転籍希望先学科の学習内容と本人の希望が合っているかどうかを慎重に確認したうえで学科を変更することができる制度です。

学校によっては転科期限や条件などが違いますが、もしやりたい分野が決まっていても、コースを決めかねている人は転科制度のある学校を選ぶのも手かもしれません。

 

専門職大学という手段

「専門学校のように実践的に学びたいけど、長い時間かけてじっくり広く学びたいな~」

と思っている人に朗報です。

2019年4月より、実践的な職業教育を行う新たな高等教育機関として

「専門職大学」

「専門職短期大学」

が創設されました。

大学・短期大学と専門学校の長所を合わせた画期的な制度として今、教育業界で最も注目されている制度です。

専門職大学では、大学で学ぶ社会人としての基礎力と、専門学校で身につけられる実践力、両方の長所を得られるので、実習はたくさんしたいけど、広く学んで社会人としての基礎力も身につけたいという人にオススメです。

専門職大学卒業後は大学院への進学も可能です。 

 

専門職大学の特徴

  • 学士(大卒資格と同等)が取得できる
  • 業界経験のある教員からの指導が受けられる
  • 専門企業で長期の実習をする(実践力が鍛えられる)

 

専門職短期大学の特徴

  • 大学より在学期間が少ないので費用が抑えられる
  • 短大より実習が多く業界につながりが強い。
  • 実習中心ではあるが、一般教養もあるので幅広く学べる
  • 専門士の称号 (日本で通用するもの)が取得できる
  • 短期大学士という学位(世界に通用する資格)が取得できる

 

番外編

職種は山のようにありますが、学びたい分野や職種によっても専門学校か、大学か、比べる視点が異なる場合があります。

今回は例として以下を解説します。

ゲーム会社に就職したい人やプログラミングを学びたい人へ

ゲーム会社に即戦力!というと「専門学校がいいのかな?」

とも思うかもしれませんが、有名ゲーム会社には大卒や大学院卒の人が多く所属しています。

大学に在学するのなら特に自主性が求められますので、授業外でも制作をすることが重要です。

学生時代から自主的に経験を積むことで、就職活動のときに提出しても恥ずかしくないクオリティのゲームが作れます。

 

専門学校で実践をして経験をいち早く積みたい人は、カリキュラムに沿ってみんな実習するため、他の人とかぶらない制作をする(工夫されたものをつくる)ことが重要です。

また、大学と違ってプログラミングに挫折した場合がつらいので、しっかりと進路の方向(ジブンの将来像)が定まっているかどうかを今一度確認しましょう。

そして挫折を避けるために、入学前からある程度勉強しておくことも重要です。

もし「自分の進路の方向が定まっていないかも」と思ったら、

専門職大学なども視野に入れてみましょう。