受験生になったら絶対塾に入らなきゃいけないの?
塾に入るかどうかは必須ではなく、自分に合った勉強方法を選ぶことが大切です。学校の授業や独学で十分な人もいれば、塾で効率よく学ぶ方が向いている人もいます。
塾はペース管理や苦手克服に役立ちますが、費用もかかります。無料のオンライン講座や学校の先生を活用する方法もあります。まずは自分に合った勉強法を見極めることが大切です。
受験の服装は私服で行っていいの?
私服でも制服でもOKですが、清潔感があり落ち着いた服装を選びましょう。面接がある場合は制服が無難です。
地域や学校によっても異なりますが、現役生は制服の割合が多め。制服の少ない地域や私立大学では私服の割合も多くなります。派手すぎず自分がリラックスできる服装がいちばんですが、英文字や地図などのデザインは避けましょう。
面接マナーを教えて
まず身だしなみに気をつけ、清潔感のある服装で臨むことが重要です。入退室時には礼儀正しく挨拶をし、面接官の目を見てはっきりと受け答えをしましょう。また、面接後は感謝の気持ちを込めてお礼を伝えることもマナーの一つです。
面接で大切なポイントは?
なぜこの学校を選んだのか、自分の将来の目標と学びたい分野との関連性をしっかりと説明できるようにしましょう。誠実に自分の考えや経験を伝え、熱意をアピールすることが重要です。
本番でしっかりと受け答えできるようになるためには、事前練習が大切です。
担任の先生や進路指導の先生、予備校の先生などに協力してもらい、模擬面接をお願いしてアドバイスをもらいましょう。また、質問リストを用意して、保護者や先輩、友達に協力してもらうことも手です。回答がわかりやすいかどうかなどを何度もチェックしてもらい、本番では堂々と明るく元気に臨みましょう!
総合型選抜って何?
大学入試選抜方法のひとつで、ペーパーテストの点数だけではなく志望理由書や調査書といった書類審査、小論文や共通テストなどの学力試験、面接などから総合的に判断される入試のことを指します。
学校が示すアドミッションポリシー(学校の求める学生像)に合っているかが重視されます。
かつてAO入試と呼ばれていたもので、2021年度より名称とともに内容も変更されました。
大学・学部によって出願資格や選考方法が異なりますので、志望大学がどのような試験を行っているか確認しましょう。
詳細は下記PDFならび特集記事をご確認ください。
AO入試って何?
専門学校の入試選抜方法のひとつで、受験生の適性や意欲と学校の教育方針・求めるものが合致することを重視した入試方式になります。
志望理由書などの書類審査や小論文、複数回の面接がメジャーとなり、学力試験ではなく受験生のやる気を評価し、合格を決める制度です。専門学校のAO入学には特典がある場合が多く、受験料や入学金、初年度の授業料が免除になることがあります。
なお、大学入試では2021年度入試より「AO入試」が「総合型選抜入試」に変更されましたが、多くの専門学校では引き続き「AO入試」をおこなっています。
受験の大体のスケジュールを教えて
各学校・入試方法によって違いがありますが、大枠ではAO入試の出願目安は8月からで選考期間も長いものが多く、推薦入試の出願目安は10月から11月が一番盛んです。
一般入試の出願目安は12月(※私立)からで、試験自体は1月下旬から2月中旬くらいまで行われ、各大学それぞれの日程が設けられています。
実際に志望校が決定した段階で、早めにスケジュールをチェックしておくと安心です。
入試形式にはどんな種類があるの?
大学の入試形式は、主に「一般選抜」「学校推薦型選抜(公募制・指定校制)」「総合型選抜(旧・AO入試)」があります。専門学校の入試方式も、主に「一般入試」「AO入試」「推薦入試」の3種類です。専門学校は、大学の入試方式とは異なり、明確な偏差値や難易度が設定されていない場合が多いです。
注意点としては、私立大学や専門学校は学校ごとに選抜方式の種類が多様化していたり、出題される入学試験の内容はそれぞれです。
まず大枠を掴んだ上で、早めに志望校の入試内容について調べておくのが良いでしょう。