美容師アシスタントの給料はどれくらい？平均給与について紹介！

美容師にはアシスタントといういわゆる下積み期間があります。専門学校を卒業し、美容師国家試験に合格したら美容師として働くこと自体はできますが、働き始めてからすぐに一人前の美容院スタイリストとして活躍することは残念ながらできません。

お客様のカットやカラーを担当できるになるまではアシスタントとして下積みの経験を重ねる必要があります。

そこで今回は美容師のアシスタントの給料はどれくらいかについてご紹介していくと共に、
美容師の年収はどれくらいなのか、もっと稼ぐにはどうしたらよいのかなどについてご紹介していきたいと思います。

将来美容師になりたいと専門学校に通っている方、中学高校で第一志望に美容系の専門学校を上げて日々勉学に励んでいる方はもちろんのこと、春から美容院に就職する方にも是非読んでいただきたい記事となっています。

美容師アシスタントの仕事内容とは？

美容師のアシスタントとしての仕事はどのようなものなのでしょうか。

給料について確認する前に一緒に確認していきましょう。

美容師のアシスタントの主な仕事内容はスタイリストのサポート業務です。

簡単な接客やシャンプーなどが基本で、少し慣れるとブローやスタイリングなどのサポートも行なっていきます。

またカットで床に落ちた髪の毛を掃除したり鏡を拭いたり、タオルやクロスをきれいにたたんで片付けたりすることもアシスタントの業務の一つとなっています。

店内の掃除だけでなく買い出しの対応など運営に関する雑務もこなすので最初のうちは大変かもしれませんが、これも美容師として働くにあたって大切な経験のひとつです。

また美容院が閉店してから練習を行う必要もあるので、アシスタントの間は労働時間もかなり長くなってしまい体力的にはしんどいという方も多いので、特に最初のうちは体調を崩さないように生活習慣や食事に気をつけましょう。

美容師アシスタントの給料はどれくらい？

気になる美容師のアシスタントの給料ですが、月給は15万円から20万円、年収に換算してみると230万円前後が平均的となっています。

なぜこれほどまでに少ないのかと言うと、お客様の担当になることがアシスタントの段階ではまだできないので、歩合給を得ることができないからです。アシスタントとしての期間は閉店してから練習を行わなければならないことも含め、かなり労働時間が長く挫折してしまう方も多いです。

この期間を逆に乗り越える方はことができる方はあまり多くないので、あらかじめ数年間は非常にしんどい思いをするということを把握した上で美容師として働くことをお勧めします。

アシスタントを卒業したらどれくらい給料が増える？

アシスタントを卒業し、無事に美容師として活躍することができるようになると基本的に年収はあがります。

月給も20万円から30万円弱まで一気に上がるので、お給料の面でアシスタント時代よりはかなり楽になります。

もちろん閉店後に練習を行う美容師の方も多いですが、アシスタント時代と違い、強制されるものではなくなるので、労働時間も少し短くなることでしょう。

美容師として目指せる最大の年収は？

美容師として目指せる最大の年収は平均で考えると40代から50代で550万円前後が最大だと考えられます。

もちろん美容師としてカリスマ美容師として年収1000万円以上稼ぐ方も日本に数人はいますが、基本的にサロンに属しながら働くのではなく、独立して働くことの方が多いです。

しかしながら独立すると大変なことも多いです。

今までは美容院に出勤すればやることがありましたが、これからはお客様のカットやカラーなどをどこでするのか、場所を確保すること一つにも困りますし、集客も自分一人で行わければなりません。

数万人、数十万人単位でフォロワーをお持ちのフォロワーがいる方はそこまで苦労しないかもしれませんが、まだSNSなどで人気を獲得できていない方にとって独立はかなり難しい選択肢のひとつです。

フリーランスになると働く時間も場所も縛られないので非常に自由ですが、その分責任も伴います。

確実に成功できるという自信・確信がある方ならば問題ありませんが、美容師としてサロンで働く場合でも着実にスキルを伸ばし、顧客を増やしていけば年収は上がっていきますので、よほど裕福な生活がしたい、絶対的な自信があるという方以外は無理に独立を目指す必要はありません。

まとめ

今回は美容師のアシスタントの給料はどれくらいなのか、平均給与についてご紹介すると共にアシスタント時代にはどのような業務内容が求められるのかについてもご紹介してきました。

正直なところ、美容師のアシスタントとしての期間は非常に辛いものです。

1日の労働時間は10時間を超えることも多いですし、それにも関わらず年収は多くても230万円程度とかなり少なく週に一回も休みがないような方もいます。

それでもその期間を耐えることができれば、憧れの美容師として働くことが出来ますし、年収も顧客を獲得することができれば着々と増えていきます。

本当に美容師として活躍したいと考えているものの、アシスタント期間が辛そうだと悩んでいる方は専門学校のオープンキャンパスなどに参加し、美容師として活躍している方にアシスタント期間はどうやって乗り越えたのかについて質問してみるのも選択肢のひとつです。