【2026年最新】大学の総合型選抜とは?流れ・対策・FAQをご紹介!
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大学の総合型選抜は、学力試験の点数だけでなく、「なぜこの大学・学部で学びたいのか」「入学後に何を学びたいのか」「将来どうなりたいのか」まで見てもらえる入試です。
以前はAO入試と呼ばれることが多かったので、今でも「総合型選抜(旧AO入試)」と案内されることがあります。
ただし、総合型選抜は「受ければ受かりやすい入試」という意味ではありません。
むしろ、自分の考えを言葉にする力や、大学との相性が大切になる入試です。そのため、早めに流れを知って、志望理由書や面接の準備を進めることが大切です。
この記事では、大学の総合型選抜について、高校生にもわかりやすい言葉でやさしく整理しました。さらに、志望理由書の書き方、面接対策、小論文対策にもつながるようにまとめています。
総合型選抜実施のオススメ大学/短大を見る大学の総合型選抜とは?
まず、大学の総合型選抜は、大学が示している「こんな学生に来てほしい」という方針に合っているかを、多面的に見る入試です。
一般選抜のように筆記試験だけで決まるわけではなく、志望理由書、活動報告、面接、小論文、プレゼンテーション、口頭試問など、さまざまな方法が使われます。
また、大学によっては、英語資格や探究活動、課外活動、研究発表、作品、プレゼン経験などが評価材料になることもあります。
一方で、選考方法は大学ごとにかなり違うので、「総合型選抜なら全部同じ」と考えないことが大切です。
総合型選抜と学校推薦型選抜・一般選抜の違い
次に、ほかの入試との違いを見ておきましょう。違いがわかると、自分に合う受験方式を考えやすくなります。
| 入試方式 | 主に見られやすいポイント | 特徴 |
|---|---|---|
| 総合型選抜 | 志望理由、学ぶ意欲、適性、活動実績、表現力 | 面接・小論文・書類・プレゼンなど大学ごとの差が大きい |
| 学校推薦型選抜 | 評定平均、学校からの推薦、活動実績、面接 | 高校の推薦が必要なことが多い |
| 一般選抜 | 学力試験の得点 | 筆記試験が中心で、共通テスト利用も多い |
つまり、総合型選抜は「気持ちだけ」で受ける入試ではなく、「この大学で学びたい理由」を根拠つきで伝える入試です。
一方で、学校推薦型選抜のように校長の推薦が不要な場合も多く、評定平均の条件も大学によってかなり違います。
大学の総合型選抜に向いている人
では、どんな人が大学の総合型選抜に向いているのでしょうか。たとえば、次のような人は相性がいいです。
- 学びたい学部や分野がある程度決まっている人
- 高校で頑張ったことを言葉で説明できる人
- 探究活動や部活、委員会、資格取得などに取り組んできた人
- 面接や文章で自分の考えを伝えるのが比較的得意な人
- 早めに進路を考え始めたい人
ただし、「成績があまり高くないから総合型選抜しか無理」と考えるのは少し危険です。総合型選抜でも基礎学力を見られることはありますし、大学によっては共通テストや独自の学力確認が課される場合もあります。そのため、日々の学習を止めずに、書類や面接の準備を並行して進めることが大切です。
大学の総合型選抜のメリット
まず大きなメリットは、早めに受験準備の方向性を決めやすいことです。
一般選抜より早い時期に動き始めるので、志望分野への理解を深めやすく、自分に合う大学をじっくり考えられます。
また、学校の成績だけでは見えにくい強みを伝えやすいのもメリットです。
たとえば、探究活動で調べたこと、部活で続けてきたこと、ボランティア経験、資格、作品制作などを、大学での学びにつなげて話せます。
さらに、大学によっては面接やプレゼンの中で「考える力」「伝える力」「学ぶ姿勢」をしっかり見てもらえます。
テストの点だけでは伝わらない自分の魅力を出しやすいのは、総合型選抜ならではです。
大学の総合型選抜で注意したいこと
一方で、注意点もあります。まず、大学ごとに選考方法が大きく違うので、ほかの大学の情報をそのまま当てはめないことが大切です。
小論文がある大学もあれば、プレゼン重視の大学、書類と面接中心の大学もあります。
また、準備に思ったより時間がかかります。志望理由書は一晩で完成するものではありませんし、面接も練習なしでうまく話せるとは限りません。
そのため、オープンキャンパスの準備や、志望理由書の基本は早めに確認しておくのがおすすめです。
さらに、併願のルールも大学ごとに違います。
たとえば、とある学校では同一年度内に複数の入学試験・学部・学科などへ同時に出願できないと案内されています。
つまり、「総合型選抜はどこでも自由に併願できる」とは限らないので、必ず志望校の募集要項を確認しましょう。
2026年の総合型選抜スケジュール目安
2026年度入試の基本ルールでは、総合型選抜の出願は9月以降、合格発表は11月以降です。これは、学力の3要素を多面的・総合的に評価するための期間を確保する目的で定められています。
- 春〜初夏:大学研究、オープンキャンパス参加、学部選び
- 初夏〜夏:志望理由書の下書き、活動整理、面接準備
- 9月以降:出願開始
- 9月〜秋:書類審査、面接、小論文、プレゼンなど
- 11月以降:合格発表
- 冬以降:入学前課題、手続き、一般選抜の準備継続
ただし、実際の締切日や試験日程は大学ごとに違います。
そのため、気になる大学が見つかったら、大学のパンフレットを取り寄せて募集要項を必ず確認してください。
大学の総合型選抜の流れ
ここでは、よくある流れを順番に整理します。大学によって少し違いはありますが、全体のイメージはつかみやすくなります。
1.大学・学部を調べる
まず大切なのは、「大学名」だけで決めないことです。
どの学部で、何が学べて、卒業後にどうつながるのかまで見ていきましょう。アドミッション・ポリシーも必ず確認してください。
2.オープンキャンパスや説明会に参加する
次に、実際に大学の雰囲気を見に行きましょう。大学によっては、総合型選抜の出願前に説明会参加が事実上とても重要な場合もあります。
見たこと、感じたことは、面接や志望理由書にも使いやすい材料になります。
3.志望理由書や活動報告書を作る
ここで大切なのは、「すごい経験を書くこと」ではなく、「経験から何を考えたか」を言葉にすることです。
部活、委員会、探究、アルバイト、資格、読書、ボランティアなど、材料は意外とたくさんあります。
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例文は下のボタンを押すと開けます。そのまま使うのではなく、自分の経験に合わせて書き換えることが大切です。
4.一次選考を受ける
書類審査や課題提出が中心になることが多いです。大学によっては、ここで小論文や事前課題がある場合もあります。
5.二次選考を受ける
さらに、面接、口頭試問、プレゼンテーション、グループディスカッションなどが行われることがあります。
大学によっては、模擬授業を受けてからレポートを書く形式もあります。
6.合格発表・入学前準備
合格後は、手続きだけで終わりではありません。
入学前課題が出る大学もあるので、最後まで気を抜かずに進めましょう。
一方で、結果が出るまで不安になりやすい時期でもあるので、一般選抜も視野に入れて学習を続けておくと安心です。
志望理由書の書き方|大学向けの考え方
総合型選抜の志望理由書では、「その大学でなければならない理由」が特に大切です。
つまり、「その分野に興味があります」だけでは少し弱く、「なぜ興味を持ったのか」「なぜその大学なのか」「大学で何を学び、将来どうつなげたいのか」まで書けると強くなります。
1.きっかけを書く
まずは、興味を持ったきっかけを書きます。身近な体験、授業、読書、探究活動、家族の経験、ニュースで見たことなど、自分にとって本当に意味がある出来事を選びましょう。
2.高校での経験につなげる
次に、高校生活の中で何を考え、何に取り組んだかを書きます。ここでは、探究活動や部活、委員会、ボランティア、資格などが使いやすいです。数字や具体例があると、内容がふわっとしにくくなります。
3.大学・学部を選んだ理由を書く
さらに、その大学ならではの学びに触れましょう。カリキュラム、ゼミ、研究分野、先生の専門、地域連携、実習制度などを調べて、「自分の関心」と結びつけると説得力が上がります。
4.将来像で締める
最後に、大学での学びを将来どう生かしたいかを書きます。まだ職業名がはっきり決まっていなくても大丈夫です。「どんな課題に関わりたいか」「どんな人を支えたいか」でも十分伝わります。
書き方をもっと詳しく整理したい人は、志望理由書の書き方もあわせて使ってください。
総合型選抜実施のオススメ大学/短大を見る
探究活動は書いた方がいい?
はい、志望分野とつながるなら、探究活動はとても書きやすい材料です。
たとえば、「何を調べたのか」だけでなく、「なぜそのテーマにしたのか」「調べる中で何に気づいたのか」「大学では何をもっと深めたいのか」までつなげると、学ぶ意欲が伝わりやすくなります。
特に大学の総合型選抜では、テーマに対する問題意識や、自分の考えを深めていく姿勢が見られやすいです。
そのため、探究活動の結果が完璧でなくても大丈夫です。大切なのは、考えた過程や、そこから生まれた学びです。
ポートフォリオは必要?
ポートフォリオは、すべての大学で必要になるわけではありません。ただし、芸術、デザイン、写真、映像、メディア表現など、作品や制作経験が学びと直結する分野では、必要になったり、有利になったりすることがあります。
たとえば、東京工芸大学の写真学科では、総合型選抜でポートフォリオを活かせることが案内されています。
内容としては、作品のうまさだけでなく、テーマの考え方、構成、説明の仕方、自分らしさも大切にされています。
つまり、ポートフォリオは「上手な作品集」というより、「自分が何を考えて作ったかを見せるもの」と考えると準備しやすいです。
もし作品系の学部を考えているなら、早めに学校説明会に参加して、必要な形式や点数を質問しておきましょう。
面接・小論文で見られやすいポイント
総合型選抜では、志望理由書と面接の内容がつながっていることがとても大切です。
面接では、「なぜこの大学ですか」「高校で頑張ったことは何ですか」「将来何をしたいですか」といった質問がよく出ます。
そのため、書いた内容を自分の言葉で説明できるようにしておきましょう。
また、小論文では、知識の量だけではなく、テーマをどう整理して考えるかが見られます。
日頃からニュースや社会課題に少しずつ触れて、自分ならどう考えるかを言葉にする練習をしておくと安心です。
総合型選抜で失敗しやすいポイント
- 大学名だけで志望してしまい、学部の学びを調べ切れていない
- 志望理由が「なんとなく興味がある」で止まっている
- 探究活動や部活の経験を書くだけで、学びにつなげられていない
- 志望理由書と面接の答えがずれている
- 併願可否や出願条件を確認していない
- 締切直前に書類作成を始めてしまう
ただし、こうした失敗は早めに気づけば防げます。だからこそ、1人で抱え込まず、先生や保護者に読んでもらいながら何度か直していくのがおすすめです。
総合型選抜実施のオススメ大学/短大を見る大学の総合型選抜 FAQ
Q1.総合型選抜とAO入試は同じですか?
A.基本的には、昔のAO入試が今の総合型選抜と考えて大丈夫です。今でも「旧AO入試」と補足している大学はありますが、現在は「総合型選抜」という表現が一般的です。
Q2.成績があまり高くなくても受けられますか?
A.受けられる大学はあります。ただし、成績がまったく見られないわけではありません。大学によっては評定平均や基礎学力、共通テスト、独自課題などを重視する場合もあるので、募集要項の確認は必須です。
Q3.学校の推薦がなくても出願できますか?
A.総合型選抜は、学校推薦型選抜と違って、高校からの推薦が不要な場合が多いです。ただし、細かい条件は大学ごとに違います。
Q4.併願はできますか?
A.大学によって違います。学内併願ができない大学もありますし、条件付きで認めている大学もあります。必ず志望校の募集要項やFAQを確認してください。
Q5.探究活動は書いたほうがいいですか?
A.はい、志望分野とつながるなら積極的に書いたほうがよいです。テーマそのものよりも、「なぜそのテーマを選び、何を学び、大学でどう深めたいか」が大切です。
Q6.ポートフォリオは全員必要ですか?
A.いいえ、全員ではありません。主に芸術・デザイン・写真・映像などの分野で必要または有利になることがあります。
Q7.オープンキャンパスには行ったほうがいいですか?
A.できれば行ったほうが安心です。大学の雰囲気がわかるだけでなく、志望理由書や面接で話せる具体的な内容も増えます。
Q8.不合格だったら終わりですか?
A.そんなことはありません。総合型選抜で不合格でも、その後に一般選抜へ切り替えられる大学はあります。早い段階から勉強を続けておくことが大切です。
まとめ|大学の総合型選抜は「自分の学びたい理由」を言葉にする入試
大学の総合型選抜は、やる気だけを見られる入試ではなく、「大学で何を学びたいのか」「そのために高校でどんな経験をしてきたのか」を、書類や面接で丁寧に伝える入試です。そのため、まずは大学・学部研究を進め、次に志望理由書の土台を作り、さらに面接や小論文の準備へつなげていくのがおすすめです。
焦らず1つずつ整理していけば、総合型選抜の準備はしっかり進められます。
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