色んなことに気を遣って、疲れちゃう人へ

色んなことに気を遣って、疲れちゃう人へ

気遣いできる人は素晴らしい、と良く言いますが、気を遣うことで生きづらくなってしまっている人もいます。
そんな人が少しでも肩の荷を下ろしてくれれば、と思います。

そもそも気を遣っちゃう理由とは?

他人から嫌われたくない

常に自分が相手からどう思われているのか気になってしまう。これが、気を遣ってしまう原因になっている人は非常に多いです。
「こういうと嫌われてしまうのではないか」「色々言われてしまうのではないか」というネガティブな思考が頭の中を支配してしまうのです。

他人に辛い思いをさせたくない

困っている人を放っておけなかったり、自分の言葉で他人を傷つけたくなかったり。
浮かない顔をしている人を見るとそれに感情移入してしまい、いても立ってもいられなくなる。
これは誰もが持っている心理なのかもしれません。しかし、気遣いさんはこの意識を持つあまり、常にそわそわ、そわそわしてしまいます。
他人のことを、知らないうちに過剰に心配してしまうのです。

どうしてそんなふうになっちゃうの?

周囲の視線が気になる

自分は相手にどう思われているのだろう。どんな風に見られているのだろう。
そんなことが、無意識に気になっていませんか?
たまたま目が合うと睨まれている様に感じて萎縮してしまったり、
かと言って逸らされたら何かしてしまったかと不安になったり。
周囲の反応が自分の判断基準になってしまっていると、知らない間に気を遣ってしまう事が多いです。

自分の意見が言えない、見つからない

相手に気持ちよく話して欲しい。嫌な気持ちになってほしくない。
そんな気持ちのせいで、自分の意見が言えない人になっていませんか?
喧嘩や言い合いは神経をすり減らすので、出来ればしたくない…、自分の意見もあるけれど、しょうがない…と、聞き役に徹するのです。

過去の経験が尾を引いている

かつて信頼していた人に裏切られたり、嫌われたりしてしまったりすることで(失恋なども含む)、一歩引いて人と付き合おうとする癖がつきます。
これはスポーツでいうイップスと似た様な側面があります。

イップスとは、何らかの原因があって、それまで何の気無しに出来ていた動作が、急に出来なくなってしまうことを言います。
野球で例えるならば、デッドボールを当ててしまったことが忘れられず、内角に全く投げられなくなってしまうような状態を指します。
バスケのフリースローなどで過剰に考え込みすぎたためにボールが手から離れなくなってしまったり、ゴールの遥か手前でバウンドする様な球しか打てなくなったり…逆にボードを遥か超えていくようなボールしか打てなくなったりすることもありますよね。
これといった原因が解明された訳ではありませんが、今まで無意識のうちに「身体が覚えていた」事に対して、脳が積極的に介入してしまうことで、今まで通りの動作ができなくなってしまうと言われています。

辛い思いをしたことがなければ、いちいち人と接する時に「こうやってやろう」「こうしよう」とはあまり思わないのではないでしょうか。
それは、何度も何度も人と会話をすることで、慣れているからです。
逆に、同じ人との会話なのに、面接などフォーマルな場が緊張してしまうのは、
その場に慣れていないからです。

話を戻します。
過去に辛い思いをしてしまうと、多かれ少なかれ考え込んでしまいます。
そうすると、今まで何気なく出来ていた会話に、その思考が「介入」することになります。
そうすることで、今まで無意識に出来ていた会話のキャッチボールができなくなってしまうことがあるのです。

どうすればいい?

ネットで調べると、実に色々な対処法が見つかります。それはもうたくさん。
ですが、それを実践するより前に、やって欲しいことがあります。
それは、自分に「お疲れ様」をちゃんということ。
今生きていられるのは、紛れもなく自分の身体のおかげです。
そんな自分を、一日の終わり、その時だけでも、いたわってあげてください。
まずは、自分を大切にしてあげましょう。