【高校生ライター✕ChatGPT】模試の結果が上手くいかなくても大丈夫

投稿日：2023年9月5日｜最終更新日：2023年12月21日

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受験生になると毎月のように模試を受けますが、なかなか結果が振るわなかったり、合格可能性の判定が低かったりすることがあると思います。
思っていたよりも悪かったら落ち込む人も多いでしょう。志望先の変更も検討してしまうなんてこともあるかもしれません。
ですが、すぐに諦めてしまうのは宝の持ち腐れです。まだまだ伸びます。
今回は、模試の結果が上手くいかない時にするべきことをご紹介していきます。

模試の結果がよくない時の理由

そもそも成果が出ないことには必ず原因があります。どのような可能性があるのでしょうか。

成長曲線

成長曲線をご存知でしょうか。成長曲線とは、努力とその成果に関してのグラフです。
努力していても成果は真っ直ぐ右肩上がりに比例するわけではありません。成果が現れるのは、緩やかなのです。
最後に一気に伸び、努力量に対して追いつきますが、途中で勉強することをやめてしまえば成長曲線も止まります。

今は今後大きな成長を見せる前の段階なのかもしれません。別の言葉で言い換えると、今はスランプなのかもしれません。たくさん勉強しているのになかなか成果が現れない場合はこの可能性が高いです。

応用力が追い付いていない

2つ目の原因としては応用問題に適応出来ていないということです。
知識はあっても解き方を知らない場合は太刀打ちできません。暗記だけではなく、過去問や応用力をつける問題に取り組むと解決できるかもしれません。

時間配分のミス

模試の問題は定期テストに比べ、時間が長く、量も多いです。
さらに問題量の割には時間が短いのが特徴です。時間が限られている中で効率良く、問題を解くためには、時間配分がカギになります。
最初にさらっと問題全体を確認し、自分が得意な分野や確実に点の取れる問題から解いていきましょう。
また、問題量の多い出題形式に慣れておくと焦らずに解けるようになります。

模試の雰囲気にのまれてしまった

模試はいつもと違う環境で受けることも多いでしょう。慣れない環境で、周りにライバルがたくさんいると、緊張してしまうと思います。本来自分の出せる実力を発揮できず、思うような結果が残せないこともあります。
こうしたことにならないよう、自分がリラックスできる方法を見つけておきましょう。
また、模試は本番の入試でなるべく緊張しないようにするための練習だと思って挑むと少しは気が楽かもしれません。

成果が出なかった時の勉強の取り組み方

先程の成長曲線の話のように、これから一気に成績が伸びる可能性があります。
模試の結果に一喜一憂して志望校の変更をし、やる気をなくしてしまうのはもったいないです。模試を受けた後でも自分は成長しているわけですから、次の模試をまだ控えている場合は次回に活かせます。
しかも、模試の結果が入試の結果に直結するわけではありません。あくまで目安なのです。見直すべき点について説明します。

解けなかった問題を復習する

復習して克服することで苦手な分野も着実に伸びてきます。
模試を受けた後は、開放感があり復習を怠ってしまいがちですが、記憶が鮮明なうちにしておきましょう。何回も同じ問題に触れることで定着します。できれば1回だけではなく、何回か解き直しておきましょう。

苦手を分析する

模試の結果を確認することは自分の弱点を見つめ直すいい機会になります。
計算ミスやスペル間違いなどは模試中にしっかり見直しの時間を取ればいいですし、最後の問題が解き切れなかった場合は時間配分を考え直す必要があります。

成果が出ないときのメンタルについて

合格可能性の判定はあまり意味ない！？

模試が返ってくると、まず気になってしまうのが、志望校の合格可能性判定ですよね。E判定が続くと不安になってしまうと思います。
しかし、判定はあくまで参考程度であり、これで合否が決まるわけでは全くありません。合格可能性の判定が仮に上がっていたとしても自分が苦手とする分野が全く成長していなければあまり意味がないですし、その逆も同じです。判定が悪くとも自分として最大限発揮できたのかが重要です。

また、A～Eは均等に割り振られているわけではなく、E判定が全体の60％を占めているとも言われています。
しかし、合格者はその6割からも出ているわけです。あまり気にし過ぎないようにしましょう。

結果をしっかりと受け止める

落ち込んで結果を見る気にならないこともあるでしょう。
しかし、結果にちゃんと向き合うことで次回からのヒントを見つけられます。現状を把握することで改善もできるので、前向きに取り組んでいきましょう。

気分転換やリラックスする

とは言え、人間ですから、何も手につかないぐらい落ち込むこともあると思います。そんな時は、自分が落ち着ける音楽を聴いたり、散歩をしたり、気分転換をしてリフレッシュすることも良いでしょう。ずっと、逃避し続けることはいけませんが、追い込みすぎても勉強に身が入らないと思うので、冷静に自分に向き合って対処していきましょう。

最後に

豆知識

しんどいことも乗り越えたら、必ず明るい未来が待っています。焦らず頑張っていきましょう。