【学校の課題で使おう】AIの活用方法について

【学校の課題で使おう】AIの活用方法について
        

投稿日:2024年2月26日|最終更新日:2024年2月26日

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学校の課題が大事なのは分かってはいても、夏休みの課題など大量の課題は考えるだけで嫌気がしますよね。
作文にレポートに問題集。それぞれAIを活用してアイディアを得たり情報を収集したりして効率よく課題ができるように、今回は課題別にAIの活用方法をご紹介していこうと思います。

作文の課題

文章校正AI

日本語の作文なら、「Typoless」や「IWI日本語構成ツール」、英作文なら「Grammarly」や「ProWritingAid」などの文法をチェックしてくれるAIの使用がおすすめです。文法の間違いや誤字脱字を検出して修正の提案を得ることができます。

■Typoless

朝日新聞社の膨大な校正履歴を学ばせたAIです。助詞や同音異義語の間違いを置き換え・削除・挿入の三種類で提示してくれます。ひと目で改善すべき所がわかるので、効率的に校正を行うことができます。
また、不適切表現の指摘を行なってくれる機能や炎上リスクチェック機能などもあり、現代に適した文章の作成を手助けしてくれます。

■IWI日本語校正ツール

株式会社インテリジェントウェイブによって開発された日本語の文章校正をしてくれるAIツールで、文法のチェックや表現の改善、提案を行うことができます。
また、誤字脱字はもちろん、日本語特有の間違いを検出してくれる機能も備わっており、一貫性のある文章作成をサポートしてくれます。

■Grammarly

Grammarlyの強みは、リアルタイムで提案をしてくれることです。
つまり、タイピング中に、文脈に応じた語彙の提案を行ってくれるのです。すぐにコンテンツの改善に役立てるので時短にもなります。

■ProWritingAid

文法やスタイルの誤りを発見するのが主な機能ですが、修正提案、読みやすさの改善、剽窃(盗作)のチェックなど、さまざまな機能を備えています。
また、編集スペースのレイアウトがすっきりしていて 、簡単に操作することができます。作品の下書きを保存しておくこともできます。

■言語処理AI

チャットGPTなどの生成AIを活用してアイディアやテーマを聞くことが出来ます。
他にもそのテーマについての役立つ情報が載っているウェブサイトも教えてくれます。チャットGPTを活用することで、文章の自動生成を行ってくれるので文章を書く手助けをしてくれます。詳しいチャットGPTの活用方法は、「チャットGPTの活用方法について」という記事でご紹介しているのでそちらをご覧ください。

AIツールを使うことで人の目ではどうしても抜け漏れてしまう誤字脱字や文法ミスを防ぐことができます。
また、AIから情報を集めることで、自分で調べる手間が省けるので効率的に課題に取り組むことができます。

数学の問題の課題

数学問題解決AI

「Wolfram Alpha」や 「QANDA」などの問題解決サービス活用すると、答えの配布がない数学の問題でも理解しながら解き進めることができます。

学校の課題だと解説がついていないこともあるので、わかりにくい問題を解くときに使うことで疑問を減らせます。

社会のレポートの課題

■言語生成AI

作文と同様にチャットGPTを利用するとアイディアやテーマを提案してくれるので、書き始めが決まらない人にはおすすめのAIサービスです。
また、テーマが決まっている場合は、そのことについての情報を集めることに利用することもできます。

■情報収集AI

「Google News API」などを使用して、最新かつ信頼性の高い情報を収集し、レポートに活用できるデータを集めることができます。 News API とは、世界各国のメディアが発しているニュースをREST APIで取得できるサービスで、一部制限はありますが無料でAPIを利用できます。(APIとは「アプリケーション・プログラミング・インターフェース」の略称で、一言で表すと、プログラムやソフトウェア、Webサービスの間を繋ぐインターフェースのことを指します。)

■自動要約AI

自動要約ツールを活用して、大量の情報から重要なポイントを抽出し、要約してくれます。

一から自分で調べるよりも、まとまって関連した情報を得られるので効率的に情報収集ができます。
また、データも簡単に集めることができ、根拠も見つけやすいです。

理科の実験の課題

実験結果解説AI

AIが実験のデータを分析することで、傾向やパターンを特定してくれ実験の結果を解析してくれます。

自分では、気づかない変化や傾向を把握してくれるので実験の結果を最大限に引き出してくれます。ただ、まだ開発途中であり、一般的に幅広く使えるようになるにはもう少し時間がかかりそうです。

最後に

今回は学校の課題に焦点を当ててAIのサービスについてご紹介しました。正しく利用することでクオリティの高い作品を作れたり、理解力を上げながら課題に取り組めたりするので、積極的に活用してい蹴たらいいですね。
しかし、AIの出してくれる回答は「答え」ではなく、あくまでも「参考程度」のものです。AIの使い方に注意してより良い学習ライフを送っていきましょう。