【自己推薦選抜とは】入試の倍率、評定、条件、AO入試との違いについて解説!

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投稿日:2022年9月22日 | 最終更新日:2022年9月22日

入試の形式にはさまざまなものがあり、特に推薦入試にはいろいろな種類があります。

そこで今回は自己推薦選抜についてご紹介していきたいと思います。

入試の倍率や評定がどのくらい影響するのか、どのような条件で自己推薦の選抜を利用することができるのか、そしていわゆるAO入試と呼ばれる総合型選抜との違いについてもご紹介していきます。

自己推薦入試を選抜を利用して入試を受けたいと考えている方はもちろんのこと、AO入試や総合型選抜の違いについて知りたいという方もぜひ本記事を最後までご覧ください。
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自己推薦選抜とは?

自己推薦入試はその通り、自分を推薦する入試であり、高校からの推薦を貰う必要ありませんが、自己推薦書の提出が必要になります。

自己推薦入試は受験生が過去にどのような活動をし、実績を出していたのかが重視されるので、英検や部活の大会になど学校生活で経験したことで努力したことをアピールする必要がありますが、校長からの推薦が不要なので、その他の推薦入試と大きく違いはあります。
評定が絶対数値ということはありません。

また、大学によっては評定以外にも出願条件が設けられている場合があります。

例えば早稲田大学の場合、下記のような条件が設けられています。

・学芸系やスポーツ系クラブに所属し、都道府県以上の大会やコンクール等で優秀な成績を収めた者
・生徒会活動で、めざましい活躍をした者
・語学検定や会計資格などの資格を有している者
・学校外での諸活動で、めざましい活躍をした者

しかしほとんどの大学や専門学校の場合、能力だけでなく熱意や積極性などを審査しますので、評定以外の条件は課されないことが多くなっています。
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自己推薦選抜入試の倍率は?

自己推薦入試の倍率についてはさまざまなものがありますが、難関大学の場合は自己推薦入試は一般入試より倍率が下がる傾向にあります。

しかし同じ大学でも学科や学部によって大きく倍率が異なる場合があり、明治大学の場合史学地理学科は1.3倍とかなり低くなっているのですが、反対に文学科の文芸メディア専攻は23倍となっているなど、かなり学部や学科によって人気のばらつきなどにより、自己推薦入試は倍率が上がったり下がったりすることが多いでしょう。
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AO入試(総合型選抜)との違いは?

AO入試、つまり総合型選抜入試との違いについても確認して行きましょう。

自己推薦入試は先ほどもご紹介したように、「いままで高校時代で何をしてきたか」どのような実績があるのかに重点が置かれ、面接の場合、事前に自己PR書を提出する必要があります。

いかに自分の実績がPRできるかが合格のカギを握ります。

一方で総合型選抜入試では受験者の大学に入って何をしたいか、将来的に何をしたいかや成長ポテンシャルなどに重点が置かれるので、自分が受験する学部や学科を志望する理由・目的がより明確な方が高い評価を受けることができます。

簡単に説明するならば総合型選抜入試は受験者のポテンシャルを見ているのに対して、自己推薦入試は優秀な学業や資格、特技、能力など、これまで培ってきた力を見ているということが言えるでしょう。

また、出願期間も大きく異なっています。

総合型選抜入試が早いタイプで6月頃からスタートして、9月末には合格発表がある学校がある一方で、試験から半年以上期間がかかるなどの場合があるなどバラバラです。

自己選抜入試出願期間はおよそ9月から11月となっており、出願から合格までは3ヶ月の期間があります。
よって自己推薦入試の方が合格発表までがスピーディーということが言えるでしょう。
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まとめ

今回は自己推薦選抜についてご紹介するとともに入試の倍率や評定の条件、AO入試との違いなどについて解説してきました。

自己選抜入試はこれまで学校の評定や実績などが評価されるので、これまでの学生生活において何か実績があるという方はぜひ利用してみてはいかがでしょうか。

自己推薦選抜は総合型選抜と異なり、自らの能力をどれくらいアピールできるかが非常に重要となってきますので、早い段階から自己推薦選抜入試において利用することを検討している方はなるべく学校の成績を向上させ、部活で良い成績を収めることが重要となってきます。

チーム競技の部活に入っている方はなかなか一人だけの努力では部活の成績を向上させることはできないかもしれませんが、少なくとも勉強の成績を向上させることは自分一人の努力だけでもできます。

本メディアでは効率的な勉強の方法などについてもご紹介していますので、そちらの記事も参考にしつつ、是非成績をあげて将来的な自己推薦選抜に役立ててください。

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