【専門学校生のアルバイト事情】専門学校に通いながらバイトはできる?
投稿日:2020年9月18日|最終更新日:2021年5月5日
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家族に頼らず自分の稼いだお金だけで専門学校に通いたい…!
と考えている、親のスネをかじらない偉いあなたに向けた記事です。
この記事では、専門学校に通いながらのアルバイトはできるのか、専門学校生のアルバイトの選び方、専門学校の学費の相場などをご紹介していきます。
専門学校に通いながらアルバイトはできるの?
「なるべく家族に負担をかけずに進学がしたいから、できるのであれば専門学校に通いながらアルバイトがしたい…」と考えている人も多いでしょう。
「でも専門学校って、通う年数が短かったりして課題も多いだろうしアルバイトする暇ないんでしょ?」
と思っていませんか?
「専門学校は忙しすぎてアルバイトができない」というのは本当?
実は忙しすぎてアルバイトができないという人は意外と少ないのです。
確かに4年制大学に通う大学生に比べ、専門学生は修業年数が2〜3年のところも多く、授業日数が少ないため過密なスケジュールになることもあります。
しかし、専門学生でアルバイトをしている人の割合は文部科学省の調査によると約6割!!(参照:『「専修学校における生徒・学生支援等に対する基礎調査」 調査研究報告書【概要】』 )
アルバイトをしていないと答えた人が全員忙しいからという理由でできていない訳ではないですし、忙しさでバイトが全くできないなんてことはなさそうですね。
専門学生のアルバイト選びのコツ
アルバイトをすることは可能ですが、実際にアルバイトを探すときに、専門学生はどんなことに気をつけて探せばいいのでしょうか。
- アルバイト先は専門学校もしくは家の近くにする
- シフトの自由が聞くかを確認する
- 短時間勤務が可能で高時給なバイトがよい
- 自分が得意なことを活かせる専門的なバイトもオススメ
①アルバイト先は専門学校もしくは家の近くにする
授業や課題が忙しい時は、移動時間すらも惜しいもの。そんなときにアルバイト先が自分の行動範囲の中にないと、なかなか通いづらくなってしまいます。
長く続けるため、そして本業である学業の邪魔にならないようになるべく家か専門学校の近くにあるアルバイト先にしましょう!
②シフトの自由が聞くかを確認する
専門学生は過密なスケジュールで、試験前にはなかなかアルバイトをする暇がありません。そんなときに「人が足りないからこの日出てもらわないと困るよ」なんてアルバイト先の人に言われてしまったら困りますよね。
そういうことが起きないように、求人や面接で事情を説明してシフトが固定ではなくある程度自由が聞くかをしっかり確認しておきましょう。
また、逆に普段は1〜3日程度の出勤でも長期休み中は毎日働けるとより有意義に時間を過ごせますよね。
③短時間勤務が可能で高時給なバイトがよい
専門学生は忙しいので、アルバイトに当てられる時間は高校生やフリーターのように長くはありません。
そのため短時間でできる限り高い時給を稼げると嬉しいですよね。求人サイトなどにも「高時給」「短時間」など書いてあることもあるのでチェックしてみてくださいね。
④自分が得意なことを活かせる専門的なバイトもオススメ
専門学生は、将来専門分野のプロフェッショナルを目指す卵ですよね。忙しい中アルバイトをするのであれば、アルバイトの時間も将来の自分の夢のための経験値としてレベルアップの時間にできたら一番良いと思いませんか?
お金も知識も手に入って一石二鳥どころか、バイト先での頑張りを認められればそこから就職に繋がることもあるんです。
専門学校に通うのに必要なお金はいくらぐらいなの?
専門学校の学費は大学に比べて安いというのが定説としてあるようですが、最近の専門学校は一概には言えないようです。
一昔前に比べて教育内容や設備などが充実していることや、単純に修業年数などによっては大学と変わらないくらいお金がかかってしまうこともあります。
学費に含まれる代表的なものは、入学金、授業料、実習(実験)費、施設・設備費です。
分野や修業年数などによって学費は大きく異なりますが、東京都内の専門学校の場合、入学金を含めた『初年度学費』の平均総額は124万円と言われています。
初年度学費とは別に、受験時にかかる受験料も考えると1~3万円程度高くなります。
何度も言うように学校やコースによってかかるお金は変わるので、まだ学校を絞っていなくても通いたい分野などまで決まっているのであればその分野での学費の相場を調べてみると良いでしょう。
一人暮らしをするにはいくら必要?
一人暮らしをしながら専門学校に通う場合、実際のところ月々どのくらいのお金が必要なのでしょうか。
まずは引っ越し費用や家具家電などの生活必需品の購入費、部屋を借りるために必要な入居費などの初期費用です。
引っ越し費用や家具家電の購入費は、人によって違ってくると思いますが、ここでは約10万円と見ておきます。
そして、家賃6万円の賃貸物件を借りる場合、入居費として敷金・礼金・前家賃・火災保険など諸々合わせて約30万円がかかります。
上記を合わせた初期費用は、約40万円。預金がある人はいいですが、ない場合は多少の援助が必要になるでしょう。
次に、毎月の生活費を見ていきましょう。
家賃を前項と同じ約6万円とした場合、学生の自立した一人暮らしに必要な生活費は、毎月13〜15万円ほどになります。
その内訳は、家賃・食費・水道光熱費・通信費・交際費・趣味にかかる費用・教材費や急な出費に備えた費用です。学生にとっては金額が大きく、自分で用意するのは大変かもしれません。
仕送りなしなら奨学金は必須
お気づきの方もいるかもしれませんが、ここまでの金額に学費は含まれていませんよね。
月々の支払いを考えると倒れそうな金額になります。「アルバイトだけでそんな金額支払えない…」となってしまうかもしれませんが、なんとかやりくりしている先輩もいるのです。
専門学校には、奨学金制度が各学校ごとに設けられていることがほとんどです。国の奨学金「独立行政法人 日本学生支援機構(JASSO)」や学校独自の奨学金制度があります。
また、入試の方法によって学費の免除が受けられる場合もあります(特待生、AOなど)。
奨学金が手厚いかどうかで学校を選ぶのも手かと思いますので、ぜひ注目してみてみましょう。
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