テレビ朝日に就職するには?仕事内容・学歴から考える進路のヒント
- 📅 投稿日 2026年01月07日│最終更新日 2026年01月07日
- 📁 進路
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六本木ヒルズの森タワーに本社を構えるテレビ朝日。『報道ステーション』や『ミュージックステーション』など数々の人気番組を手掛ける大手民間放送局です。華やかなテレビ業界の中でも、特に人気の就職先として知られています。
テレビ朝日ってどんな仕事をしているの?
まず知っておきたいのは、テレビ局の仕事は画面に映る人だけではないということです。
番組を作るディレクターやプロデューサー、ニュースを取材する記者、カメラを回すカメラマン、企業とやりとりする営業担当、番組の編成を考える人、技術面を支えるエンジニア。実に多くの職種が存在しています。
テレビ朝日本体の新卒採用は、アナウンサー部門のほか、コンテンツ制作・ビジネス部門、テクノロジー部門、デザイン・CG部門に分けて採用されます。(年度によって変更の場合あり)
テレビに関わる職業いろいろ
テレビ業界で働く職種は、本当に多岐にわたります。
番組制作に関わる仕事としては、番組全体を統括するプロデューサー、現場で演出を担当するディレクター、企画を立てるプランナー、構成作家、リサーチャーなどがあります。バラエティからドラマ、ドキュメンタリーまで、ジャンルによって求められるスキルも変わってきます。
技術系の仕事も欠かせません。カメラマン、音声スタッフ、照明スタッフ、映像編集、CG制作、技術開発など、番組を支える裏方の専門職です。最近では配信技術やデジタル技術に強い人材の需要も高まっています。
報道系の仕事には、記者、報道ディレクター、アナウンサー、報道カメラマンなどがあります。現場に飛び込んで取材し、事実を伝える責任の重い仕事です。
ビジネス系の仕事としては、広告営業、編成、宣伝、マーケティング、経営企画、総務、人事などがあります。番組を作るだけでなく、それを多くの人に届け、会社を運営していく仕事です。
どの職種も、テレビというメディアを支えるために欠かせない存在です。
テレビ朝日グループの仕事
テレビで働く道は、テレビ朝日本体だけではありません。
テレビ朝日にはグループ会社が複数あり、それぞれが専門分野を持って番組制作やコンテンツ配信に携わっています。
主なグループ会社としては、以下のようなものがあります。
BS朝日はBSデジタル放送を、シーエス・ワンテンはCS放送を担当しています。テレビ朝日映像は番組制作を専門に行う会社です。テイクシステムズは番組系制作技術を手掛け、カメラマン、音声ミキサー、ビデオエンジニア、CGオペレーターなどの技術スタッフが活躍しています。
放送技術社もテレビ朝日グループの一員として技術面を支えています。テレビ朝日メディアプレックスはWebディレクター、システム開発、データサイエンティストなど、デジタル分野の人材が集まっています。テレビ朝日ミュージックは音楽事業を、テレビ朝日サービスは放送・映像業界を支える幅広い事業を展開しています。
シンエイ動画はアニメーション制作を専門とし、テレビ朝日クリエイトやトラストネットワークもグループ内で重要な役割を担っています。
グループ会社で働くメリットは、より専門的なスキルを磨けることでしょう。制作会社であれば番組づくりに集中できますし、技術会社であれば最新の機材や技術に触れる機会が多くなります。
また、テレビ朝日本体と比べると採用人数が多い場合もあり、入社のハードルが若干下がる可能性もあります。テレビ朝日本体やBS朝日は大卒以上の学歴が必要ですが、グループ会社では専門学校・短大卒でも応募資格があることが多いです。
学部や専攻は関係あるの?
結論から言うと、特定の学部が有利ということはありません。
テレビ朝日の採用では文理不問で、全学部・全学科の方が対象となっています。実際、テレビ朝日で働いている人の出身学部はバラバラで、理系からテレビ業界に進む人も少なくありません。
ただし、職種によっては専門知識が役立つ場合もあります。報道を目指すなら政治経済や法律の知識、技術職を目指すなら工学系の知識といった具合です。それでも、必須条件というわけではありません。
大切なのは、「なぜテレビで働きたいのか」「何を伝えたいのか」という意志の強さです。どの学部にいようと、その答えを持っている人が選ばれます。
とはいえ、現実的には早稲田、慶應、上智、MARCH、旧帝大といった有名大学出身者が多いのも事実です。倍率が高いことや、選考の難易度が関係しているのでしょう。まずは希望する大学に入るための学力をしっかりつけておくことが第一歩になります。
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今からできること
好奇心を育てる
テレビ朝日が求めているのは、好奇心が旺盛で、興味範囲を狭めずにいろいろな角度にアンテナを張れる人です。
番組を作るには、常に新しいテーマを見つけ続ける力が必要になります。世の中で何が起きているのか、人々は何に関心を持っているのか。そういったことに敏感でなければなりません。
今からできることとしては、いろいろなことに興味を持つ習慣をつけることでしょう。
ニュースを見て「なぜこうなったんだろう」と考えてみる。気になるドキュメンタリーがあったら最後まで見てみる。友達が夢中になっているものに「なんでそんなに面白いの?」と聞いてみる。
小さなことでも、疑問を持ち、調べ、考える。その繰り返しが、将来番組を作るときの土台になります。
自分の言葉で語る練習をしておく
テレビの仕事は、「伝える」ことが全てです。
どれだけいいアイデアがあっても、それを人に伝えられなければ意味がありません。ディレクターならスタッフに指示を出す、記者なら取材相手に質問する、営業なら企業に企画を売り込む。どの職種でもコミュニケーション能力は欠かせないものです。
今のうちから意識しておきたいのは、自分の考えを自分の言葉で語る練習をすることです。
学校の授業で発表する機会があれば積極的に手を挙げてみる。部活やクラスで意見を求められたら、ちゃんと自分の考えを言ってみる。友達と話すときも、ただ相槌を打つだけじゃなくて、「自分はこう思う」と伝えてみる。
最初はうまくいかなくても構いません。大事なのは、逃げずに言葉にする経験を積むことです。
何かをやり切る経験を作る
テレビ局の選考では、「あなたはこれまで何をしてきましたか?」という質問が必ず出ます。
ここで求められているのは、華々しい実績ではなく、何かに打ち込んで最後までやり切った経験です。
部活動でもいいし、生徒会活動でもいい。ボランティアや趣味の活動でも構いません。大切なのは、「なぜそれをやろうと思ったのか」「どんな困難があったのか」「それをどう乗り越えたのか」を語れるかどうかです。
逆に言えば、何もせずにただ時間を過ごしていると、語るべきエピソードが何もない状態になってしまいます。今のうちに、夢中になれるものを見つけておくことが重要でしょう。
映像制作に触れてみる
もし本気でテレビ業界を目指すなら、実際に映像を作ってみる経験は貴重です。
今はスマートフォンでも簡単に動画が撮れる時代です。友達と協力して短い動画を作ってみる、学校行事を記録してまとめてみる。そうした小さな経験でも、「映像で何かを伝える」という基本を学べます。
大学に入れば、放送研究会や映像制作サークルといった活動もあります。実際に番組を作ってみる経験は、間違いなく将来の財産になるでしょう。制作会社やグループ会社への就職を考えるなら、なおさら実務経験が武器になります。
文章を書く力をつけておく
意外と見落とされがちですが、文章力はテレビの仕事でも必須です。
企画書を書くにも、ナレーション原稿を作るにも、メールで連絡するにも、すべて文章が必要になります。しかも、わかりやすく、的確に、短い時間で書けなければなりません。
今からできることとしては、読書と作文の習慣をつけることです。
読書は、良い文章のリズムや表現を自然に身につける最良の方法です。小説でもノンフィクションでも、自分が面白いと思うものを読めば十分でしょう。
書くことも大切です。日記でもいいし、SNSに自分の考えを投稿するのでもいい。頭の中にあることを言葉にする訓練を続けることが重要になります。
社会問題に関心を持つ
テレビは、社会と深く結びついたメディアです。
ニュース番組はもちろん、バラエティやドラマでも、何らかの形で社会的なメッセージが込められていることが多いです。世の中で何が起きているのかを知っておくことが大切になります。
今のうちからできることは、ニュースや新聞に触れる習慣をつけることです。
最初は難しく感じるかもしれませんが、毎日少しずつでも続けていれば、だんだん理解できるようになります。わからない言葉が出てきたら調べてみる。気になる話題があったら深掘りしてみる。そうやって知識を積み重ねていくことが、将来の武器になるはずです。
大学選びで意識したいこと
進路を考えるとき、「どの大学に行けばテレビ局に入りやすいか」と悩む人もいるでしょう。
正直なところ、有名大学のほうが就職実績は多いです。ただし、それは「その大学でなければ入れない」という意味ではありません。倍率が高いため、結果的に学力の高い人が集まりやすいという構造の問題です。
それよりも大切なのは、大学で何を学び、何を経験するかです。
ジャーナリズムやメディア論を学べる学部もありますが、それが必須というわけではありません。むしろ、経済学でも心理学でも、自分が本当に興味を持てる分野を選んだ方が、深い学びにつながります。
大学には放送研究会や映像制作サークルといった活動もあります。そこで実際に番組を作ってみる、イベントを企画してみる。そうした経験が、就職活動で語れるエピソードになっていきます。
テレビ朝日で働くということ
テレビ朝日は若手を積極的に登用する姿勢が特徴で、2019年には入社5か月の新人が提出した企画書が採用され、実際に放送されたというエピソードもあります。
実際にテレビ局で働くのは、想像以上に大変です。深夜まで編集作業をすることもあれば、早朝から生放送の準備に入ることもあります。ただし、テレビ朝日では休暇制度やテレワーク環境の整備が進んでおり、有給休暇の取得を奨励する「ラッキー!フライデー」や、育児休職は子供が2歳2か月になるまで取得できるなど、働き方への配慮もあります。
その分のやりがいは計り知れません。自分が作った番組が全国に届く。視聴者の反応がダイレクトに返ってくる。社会に影響を与える瞬間に立ち会える。そういった経験は、他の仕事ではなかなか得られないものです。
華やかに見える世界ですが、その裏側には地道な努力と試行錯誤があります。それでも「テレビで何かを伝えたい」という気持ちがあるなら、挑戦する価値は十分にあるでしょう。
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