■臨床検査のスペシャリストが丁寧に指導
医療検査学科の教員18名のうち、1名が医師免許、15名が臨床検査技師免許を保有しています。大学病院の技師長経験者を含め、細胞検査士なども多数在籍しています。国内外の専門学会で活躍するスペシャリストも多く、臨床検査の現場での経験談や最新技術の情報を授業で提供。これらの専門性の高い教員が、きめ細かに指導しています。

■シンポジウムや研修など海外での経験も積める
全国で唯ー14年連続で、各種国際学生シンポジウムの日本代表に、本学の学生が選出されています。海外在住経験がある教員が多く、英語によるプレゼンテーションの方法も手厚く指導。国際的な舞台に立つことで大きな自信につながります。また海外研修も実施しており、学生時代に貴重な経験を積む支援も充実しています。

■県内病院にOB・OG多数　大学院進学も視野に
県内の病院では、本学の卒業生が臨床検査技師として活躍中！そのネットワークを生かし、OB・OGがキャリアサポーターとして、臨床検査技師の仕事について講演するなど、後輩の学生が具体的に将来を描けるようにサポートしています。また、授業をきっかけに最新の医学・医療の研究に興味を持ち、大学院進学を選択する学生もいます。

■少人数教育で人間性も育成
専門分野の演習および実習科目は、1グループ10名程度の少人数制で取り組みます。一人ひとりが実際に機構を扱うため、知識や技術をしっかりと定着させることができます。併せて、きめ細かな指導で学習意欲を高めるとともに、医療人として必要な教養と人間性を育成します。また授業時間外でも、学生の悩みや学修を指導する機会を設けています。

■実習重視のカリキュラム
医療従事者に必要な専門知識や技術は、講義を受けたり教科書を読んだりするだけでは、修得できません。特に、放射線といら目に見えないものを取り扱うため、講義と実習の割合が1:1のカリキュラムになっています。請義で学んだ後、実習で確認することで効率よく知識と技術を修得できます。さらに実習後はレポートをまとめることで、より理解を深め知識を定着させます。

■放射線を扱う専門職としてのスキルと意識を養う
主体性や能動性、そして人の心に寄り添える優しさを育み、放射線を扱う専門職業人としての意議を高めるために、大学以外の地域をフィールドにしたプログラムも実施。福島県の復興過程を学ぶ「福島スタディツアー」では、東日本大震災当時から現在に至るまでの暮らしについて学ぶ中で、原子力災害や医療安全の重要性を考えます。

■4年制ならではの高度な専門スキル
歯科衛生士の基本的な専門スキルに加え、多様化する歯科診療のニーズに応える高度なスキルを学べるのが4年制の強みです。病院での入院や手術前後の患者さんの口腔ケア、地域での健康教育や訪問歯科など、3年制では学べないよリハイレベルな専門スキルを選択して身につけられます。

■“食べる”を支えるチカラ
歯科衛生士は口から食べることを支援する専門家です。食べるのが遅い、食べこぼしなどの問題がある子どもから、口腔の機能が衰えて咀嚼や嚥下が困難になっている高齢者までを対象に口腔機能管理はもちろん、全身管理も含めて、食べる”ことを支える歯科衛生士を育成します。

■キャリアを築く+aのシカク（資格）
歯科衛生士の国家資格取得に加え、キャリアの具体的な築き方を学びます。その一環として、企業でのインターンシップや「国際保健医療活動」などの科目があり、また保育士、食生活アドバイザー、食育指導士などの資格取得も可能。+aの資格で、将来の活躍できる場が広がります。

■看護学を系統的に学び、臨床力を高める
確かな技術と知識を基礎に、豊かな人間性を持った看護専門職の育成を目指しています。特に力を入れているのが臨地実習です。1年次の「地域ふれあい実習」に始まり、2年次「基礎看護学実習Ⅱ」、3年次後期からの「看護学実習」、4年次の「課題別総合実習」と領域別に学びます。また長田区と連携し、地域の人々との交流を通じ様々な体験を積み重ねられることも特徴です。

■複数の資格取得で広がる未来
看護師はもとより、保健師や養護教諭の資格・免許状の取得が可能です。病院以外にも在宅や地域、学校で活躍する看護専門職、さらには大学院進学、事業を立ち上げるなど、将来の選択技は多岐にわたります。入学時から卒業まで、目標に向がって計画を立て、自己評価を繰り返すことで、必要な課題を意識できるカリキュラムを編成。自主的に考え、行動できる人へと育成します。

■卒業後も見据えた授業とサポート体制
2025年度には「看護アラカルト」がスタート。自身のライフステージの変化に合わせ、長く看護専門戦として活躍することを目的に、興味の範囲を広げる機会を提供。例えば、海外研修や地域ボランティア活動などを単位として認める予定です。また就職後、スムーズに臨床現場へつなげるためのリエゾン・モデルや、卒業後を見据えたリカレント教育などのサポートも整っています。

【保育・幼児教育コース】
■学内外の境界を超えた学び
キャンパスでの学びに加えて、実習やボランティア活動、インターンシップ制度など、地域社会と連携する学びの場を用意。大学附属のときわ幼推園のほか、子育て総合支援施設「KIT」内の「ときわんクニヅカ」、元町商店街内の「ときわんモトロク」、ノエビアスタジアム神戸内の「ときわんノエスタ」などの子育て広場で実践的に学べます。

■保育・幼児教育の多彩な資格取得を目指した学び
保育士資格、幼園教諭のほか、社会福祉主事任用資格とリトミック1級指導資格、認定絵本士などがカリキュラム内で取得可能。

■子育て総合支援施設「KIT」などを活用した実践的な学び
豊富な経験を積むために、1年次から積極的に実習を取り入れて、理論と実習の融合を目指します。子育て支援の場が学びのフィールドになるため、保育の対象である子どもだけでなく、その保護者と触れ合う機会も豊富です。

【義務教育コース】
■学内外の境界を超えた学び
キャンパスでの学びに加えて、実習やボランティア活動など、地域社会と連携する学びの場を用意。子育て総合支援施設「KIT」内には、地域の小学生の学びの広場として「てらこや」が開設されています。また神戸市教育委員会と連携した職場体験として、小学校でのスクールサポーター制度（インターンシップ）も実施しています。

■小学校・中学校(理科)の教員免許取得を目指した学び
現在、教育現場では小学校6年間と中学校3年間を見通した義務教育化が推進されています。そのため、教員採用試験でも小中一貫枠が新設されたり、中学校の理科・数学・外国語などの免許取得者が加点対象になったりしています。本学では、小学校教諭一種免許状に加えて中学校教諭一種免許状（理科）も取得できるカリキュラムを編成しています。

■子育て総合支援施設「KIT」などを活用した実践的な学び
教員としての職務や児童に対する理解を深めるために、子育て総合支援施設「KIT」では1年次から3年間、小学生の学習支援に携わるとともに、保護者対応も体験。また2年次には週に1回程度、スクールサポーターとして神戸市内の小学校で、授業や行事などの指導補助を行い、授業の進め方、生活指導など、数職に必要な指導力の基礎を身につけます。