◆学びの特色
松本歯科大学の教育システムは以上、4つの基本パーツで構成されます。

Plan：シラバス
Do：授業
Check Care：ポストテスト＆ウィークリーテスト
Action：オフィス・アワー

これらは、マネジメント用語としてよく使われるPDCAサイクルの基本構造に相当し、それぞれがＰ（計画＝Plan）、Ｄ（実行＝Do）、Ｃ（評価＝Check）、Ａ（改善＝Action）にあたり、学びのエンジンを組み立てています。学生はこれら４つの基本パーツを起点としてPDCAサイクルを幾度も回すことが学力向上につながります。

◆歯科医学修得 6年間のステップ
・第1学年：歯科医師を志す者として自覚や興味を促す
教養教育と、医療従事者として必須なコミュニケーション能力や豊かな人間性を育む導入教育を編成し、歯科医学修得の準備を目標としています。

・第2学年：基礎歯科医学を修得する、医学を知りヒトを識る
教養教育科目の「化学実験」「生物学実験」「分子生物学」では、これから専門教育科目を学んでいくための基礎を培います。

・第3学年：基礎歯科医学から臨床歯科医学へ、基礎＋臨床系の専門教育課目がラインアップ
臨床系の科目が増え、歯科の各種疾患における病態の把握、適切な診断や予防・治療を行うため、各種知識を習得します。

・第4学年：共用試験に向けて基礎・臨床の総まとめ、知識を臨床応用するための実習
共用試験を踏まえて、基礎・臨床総論復習に重点をおいた講義や実習が行われます。

・第5学年：臨床実習 歯科医療チームの一員として、診療参加型の臨床実習にシフト
臨床講義に加え、2008年に新設された松本歯科大学病院においていよいよ臨床実習が始まります。

・第6学年：歯科医師国家試験に向けて
総合歯科医学教育の完成を目指し、基礎から臨床までの歯科医学的知識を統合します。