＜歯科衛生士とは＞
歯科助手とは違います。
単に歯科医師のアシスタントではありません。
お口のケアのスペシャリストです。
虫歯や歯周病の予防に関してなくてはならない存在です。

＜歯科衛生士の仕事は？＞
◎歯科予防処置
1.フッ素を塗布して虫歯の予防、歯石を除去して歯周病の予防をする

◎歯科診療補助
2.歯科医師の指示のもと、直接患者さんのお口の中にふれて診療の補助をします

◎歯科診療介助
3.診療が円滑に進められるように間接的な支えとなる業務です

◎歯科保健指導
4.歯磨き指導や生活指導、健康な歯と体をつくるためのさまざまな活動をする

＜歯科衛生士になるには＞
歯科衛生士になるには、高校卒業後、指定された養成所（歯科衛生士学校）で所定の単位を修得し、卒業（卒業見込み）したものが国家試験を受験することができます。
合格すれば歯科衛生士の資格を 得ることができます。
歯科衛生士の資格を得ることは、一生涯スペシャリストとして活躍の場を得ることができるということです。

＜カリキュラムについて＞
■基礎分野
生物学、化学、心理学、コミュニケーション論、社会学、外国語

■専門基礎分野
解剖学、生理学、生化学、口腔解剖学、病理学、微生物学、薬理学、口腔衛生学、衛生学・公衆衛生学、衛生行政・社会福祉

■専門分野
歯科衛生士概論、歯科臨床概論、歯科保存学、歯科補綴学、口腔外科学、小児歯科学、歯科矯正学、高齢者歯科疾患論、障害者歯科疾患論、歯科予防処置、歯科診療補助、歯科保健指導、臨床実習、臨地実習、

■選択必修分野
隣接医学、救急蘇生法、看護学、情報科学、リハビリテーション概論、摂食機能訓練法、話法・接遇法、一般教養