2026.04.06 第26回計測自動制御学会システムインテグレーション部門講演会で制御機械工学コースの学生が優秀講演賞を受賞しました

12月10日(水)~12日(金)の3日間、第26回計測自動制御学会システムインテグレーション部門講演会(以下、SI2025)が広島国際会議場(広島県広島市)で開催され諏訪史一さん(大学院工学研究科制御機械工学コース 博士前期2年 小川研究室)が優秀講演賞を受賞しました。



SI2025とは、少子高齢化や労働力不足といった社会問題に立ち向かうために必要なシステムインテグレーション分野において、人間・社会・人工物が関わる様々な産官学の研究者・技術者が集結して講演発表および討論を行う場です。



今回の講演発表は「IoRT歩行車とXRを用いた定量的な歩行評価フィードバックシステムの提案」で、センサや通信機能を備えたロボットをネットワークにつなぐ技術「IoRT(Internet of Robotic Things)」と、現実と仮想空間を融合する技術「XR(Extended Reality)」を活用した研究です。市販の歩行車にセンサを取り付け、歩行中の荷重や移動距離などのデータを取得し、それらを可視化。さらにXR空間に反映することで、利用者が自身の歩行状態を直感的に把握できるシステムを開発しました。リアルタイムでのフィードバックにより、より効果的な歩行リハビリテーションの実現を目指した点が評価されました。



受賞した諏訪さんは「このような賞をいただき大変光栄です。センサ計測やデータ通信、XR表示など複数の技術を統合することに苦労しましたが、段階的に開発・検証を重ねることで完成させました。研究室の仲間の支えに感謝するとともに、本研究が評価されたことを励みに、今後は歩行状態の自動評価や個人に合わせたリハビリ支援の実現に取り組みたいです」と喜びを語りました。



【講演概要】

タイトル:IoRT歩行車とXRを用いた定量的な歩行評価フィードバックシステムの提案



著者:諏訪 史一(大阪電気通信大学)、 鄭 聖熹(大阪電気通信大学) 、青山 宏樹(藍野大学) 、小川 勝史(大阪電気通信大学)

2026.04.06 新入生向けプログラム「自己の探求」をサポートする先輩学生の研修会を実施しました

3月31日(火)、4月からスタートする新入生対象のチームビルディングプログラム『自己の探求』をサポートする先輩学生たちの研修会(※1)を実施しました。

チームビルディングプログラム『自己の探求』は、新入生が①自己理解を深め、②他者の自己理解に協力し、③チームビルディングを体験するプログラムで、学生がチームとなり充実した大学生活を送れるようにすることを目的として2025年度から実施しています。

2026年度からは新たな取り組みとして、このプログラムに上級生も参加することになり、初年度の今回は各学科・専攻から10人の学生が参加。先輩の立場から色々とアドバイスを行い、学年を超えた「縦の繋がり」を築くことが期待されています。

参加した学生たちは、初対面同士でのグループワークを通じて自らも自己理解を深めるとともに、新入生へのアドバイスを送る際のポイントやファシリテーターとしての振る舞いについて学習しました。

研修を終えた学生からは「楽しくグループワークができ、自分が気づいていなかった持ち味を教えてもらった」「研修で学んだことを活かして、新入生同士が話しやすい空気を作っていきたい」「他人から見た自分を知る力が養われた」「上級生としての振る舞いやファリシテーターの役割を学ぶことができた」といった声が聞かれ、上級生として成長した1日となりました。

新入生は、入学式から授業開始までの「ジャンプスタート週間」において、本プログラムを受講(※2)します。

頼もしい先輩たちが、新入生の皆さんの新たな一歩を全力でサポートします。


*1 株式会社ラーニングバリューが開発した教育プログラム
*2 一部学科・専攻のみ実施します。

2026.04.06 「知能ロボットコンテスト2026」交流会を開催しました

3月13日(金)、寝屋川キャンパスlab 1(Y号館)にて、「知能ロボットコンテスト2026」の一環として交流会を開催しました。



知能ロボットコンテストは、自律動作する自作ロボットが、競技台の上に置かれたボールや缶を捕獲し、分別・回収する機能を競うものです。毎年6月に仙台市で開催される「知能ロボットコンテストフェスティバル」に向け、関西地区では本コンテストを見据えた交流会として実施しています。競技中のタスクは、SDGsや人手不足といった観点から、生活に密着した「ごみの分別・回収」という社会的ニーズの解決をテーマに設定されています。



今回は、本学の自由工房および大阪工業大学生活支援ロボットシステム研究室から計7チームが参加し、チャレンジコース(5チーム)とマスターズコース(2チーム)に分かれて競技に挑みました。



知能ロボットコンテスト実行委員会と関西地区の運営を担う実行委員会のメンバーである工学部電子機械工学科 鄭聖熹教授は東北大学工学部出身。コンテストの生みの親である東北大学のスピリッツ「研究第一」と「門戸開放」の理念を胸に、この知能ロボットコンテストを関西でも広め、学生・社会人・プロ・アマチュアを問わず幅広い層の参加者が技術を競い、交流の場を提供することで活動の活性化に取り組んでいます。



競技結果は、チャレンジコースでは各チームとも1回目のチャレンジで得点が伸びる結果となりました。またマスターズコースでは、大阪工業大学生活支援ロボットシステム研究室のチームが、1回目・2回目ともに安定した得点を記録し、その確実な競技運びに会場から拍手が上がりました。



競技終了後、鄭教授からは、「皆さんお疲れさまでした。想像以上にしっかりと取り組まれており、大変うれしく思います。今年は学生主体での開催となり、特に1年生が主体的に頑張ってくれました。今後もこのような学生主体の取り組みを継続し、定期的に開催していきたいと考えています。オンラインでの情報共有も活用しながら参加者の輪を広げ、6月の仙台での本大会に向けて引き続き頑張っていきましょう」とエールが贈られました。



参加した学生たちは、今日の結果を受けて、技術や動作課題を検証し、6月の本大会に向けマシンの調整を重ねていきます。

2026.04.06 四條畷警察署と連携して小学生を対象に不審者対応訓練を行いました

2月20日(金)、大東市立深野小学校にて四條畷警察署と連携してデジタル技術を活用した不審者対応訓練を実施しました。

本取り組みは、2025年10月に締結した「安全・安心なまちづくりに関する連携協定」に基づくプロジェクトの第3弾です。これまでの特殊詐欺防止対策に続き、今回は「子供の安全」をテーマに、本学学生が開発したシステムを用いた訓練を行いました。

訓練には小学1年生と2年生が参加し、学生が開発した「AI会話システム」と「大声システム」の2つのシステムを体験しました。

まず、「AI会話システム」を各クラスの代表者が体験しました。このシステムは画面内のAIである不審者と対話し、適切な断り方をシミュレーションするシステムです。代表者の児童たちは、最初は戸惑いながらも、次第に「嫌だ」とはっきりと意思表示していました。

次に、「大声システム」では全員が体験しました。「咄嗟に大声を出す力」を養うために、声の大きさを計測してランキング化するゲーム要素を取り入れた新しいシステムです。児童たちは競い合って大きな声を出し、高得点が出ると拍手が沸き起きるなど、楽しみながら防犯を学びました。

また、当日視察に訪れた大阪府警察本部の方から「従来の防犯指導では難しい『大声を出す訓練』をゲーム感覚で実現できている」と高い評価をいただきました。参加した児童からも「大きな声が出せた」と笑顔で感想が寄せられ、実効性の高い訓練となりました。

本学では今後も、学生の柔軟な発想を活かし、デジタル技術で社会課題を解決するシステム開発を推進してまいります。

2026.04.06 自由工房の学生が「第28回ROBO-ONE Light」で優勝しました

3月7日(土)、8日(日)の2日間、厚木商工会議所(神奈川県厚木市)で開催された「第28回ROBO-ONE Light」(主催:一般社団法人二足歩行ロボット協会) に自由工房から5人が出場し、川端虹晴さん(工学部電子機械工学科4年)が、自作の二足歩行ロボット「小雀」で優勝しました。さらに企業賞の近藤科学賞も同時に受賞しました。今大会での優勝は本学では初めてになります。

ROBO-ONE Lightとは、ヒト型ロボットの格闘競技の日本最大の大会ROBO-ONEの軽量機部門です。出場できるのはROBO-ONE委員会が公認する市販ロボット、または自作・改造ロボット(重量1.2kg以下、オート部門は1.5kg以下)など、厳しい条件が設けられています。今大会には169台がエントリーしました。

予選では赤い円錐形パイロンを奪い合うビーチフラッグバトルを行います。小型リングのレフリーがしている位置からスタートし、3分間でパイロンを奪い合います。決勝トーナメントは3分1ラウンド制とし、“ノックアウト“”ダウン数“またはイエローカードの枚数によって争います。

今大会が最後となる川端さんは「これまでは予選落ちやあと一歩という結果が続いていましたが、大学生活最後に優勝することができ、とても嬉しかったです。規定変更により機体を何度も作り直す中で、こだわってきたパンチ機構に加え、すくい上げ動作など複数の攻撃を組み合わせた設計や、一撃離脱の戦術を磨いてきました。また、ジャイロセンサーを用いた姿勢制御により安定性の向上も図りました。大会では後輩が機体の冷却や工具の準備を行うなど、多くの場面で支えてくれたことが印象に残っています。こうした仲間の支えがあってこそ結果につながったと感じており、ものづくりは一人ではできないことを改めて実感しました。今後もこの経験を活かし、社会に出ても挑戦を続けていきたいです」と支えてくれた周囲への感謝の気持ちを語りました。

自由工房では学生による「モノづくり」活動を支援しており、学生の日々の努力が今回のような成果に結びつくよう、これからもサポートを続けていきます。

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