2023/03/27
2月21日(火)、22日(水)に情報通信工学部 通信工学科4年生が「卒業研究発表会」を行い、今年度も多彩な研究テーマが披露されました。
1年間の研究成果を、緊張しながらも制限時間内に発表し、研究内容について先生方より質問も多く飛び交った2日間。83人の学生たちが無事に発表を終えました。
今年も昨年同様に、会場と遠隔で双方向にリアルタイムでコミュニケーションがとれるハイブリッド方式で実施しました。
新型コロナウイルス感染症対策として、発表者である4年生以外はオンラインでの参加となり、密を避けるために2教室に分けて開催しました。
発表後は、各教室から教員の総評が行われ、研究に励んだ4年生を称えました。
最優秀発表賞(友電会賞※)は、安江竜司さん(佐藤研究室)の「ICNにおける確率的キャッシュ判断手法の性能比較に関する研究」が選ばれました。
安江さんは、現在のIPアドレスをもとにした通信方式ではなく、コンテンツ名をもとにした通信方式である情報指向ネットワーク(ICN)を、ルータにおけるキャッシュ処理を確率的に実施することで、キャッシュ効率やトラヒック量削減にどの程度影響するのかを明らかにするために、キャッシュ確率手法の違いによる性能比較の研究を行いました。
例年に続き、わかりやすい発表・頑張った研究を評価する「学生投票」も行われ、セッション別の優秀賞も決定されました。
発表を終えた4年生は、達成感と清々しい気持ちでいっぱいの様子でした。
▼結果など詳細はこちら▼
https://www.osakac.ac.jp/news/2023/2788