【大学受験】滑り止めの私立に入学金を納入すべき?支払い回避のコツも紹介!

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投稿日:2023年4月10日 | 最終更新日:2023年11月27日

大学入試で第一志望への合格を目指し、頑張っている高校生も多いことでしょう。

最も希望する大学に入学できることが最善ですが、浪人の選択肢がない場合は、やはり滑り止めの大学も受験することが現実的になります。

本命の大学の合格発表の前に滑り止めの大学の入学金の納入期限が来る場合も多く、入学資格を維持するためには少なくない金額を払う必要があるでしょう。

本記事では「滑り止めの学校に入学金を支払うか、否か」や、納付を回避する方法などについて考えていきます。

滑り止めの大学に入学金を納入する意味

第一志望の合格を目指しながらも、やはり多くの人が用意するのが、もしもの時に入学できる滑り止めの学校の入学資格でしょう。

大学院に通ったり、就職後もう一度入学し直したりする人も最近は多くなりましたが、大学生としての時間は基本的に「学習を軸とした生活ができる最後の時期」です。

第一希望に落ちてしまっても進学自体は諦めない人が多いため、浪人の選択肢がない場合は、やはり滑り止めの大学も受験することが現実的になります。

受験を控える方に不吉なことをお伝えしたくはありませんが、受験に絶対はありません。

「絶対にこの大学に行きたい、もし不合格なら浪人するか進学をあきらめる」という覚悟がある人以外は、同じような分野を学べる私立大学も併せて受験することをおすすめします。

もちろん滑り止めの大学に合格しても、本命の合否がわかるまで入学資格をキープするには、定められた入学金や授業料等の初年度納入金を支払う必要があります。

実際には入学しない場合も入学金が返金されることはありません。(学校によっては授業料や納入金の一部が返金される場合もあります)

なぜ滑り止めに入学金を支払う必要があるのか?

まず、「なぜ滑り止めの学校に入学金(初年度納付金)を納入しなければならないのか?」ですが、これは「本命の大学の合否が出る前に滑り止めの納付期限が来る」からです。

本命の合否が出るまで振り込みを待ってくれる学校は少なく、期限までに納付がない=入学の意思がないとみなされ不合格と同じ扱いとなるので、払わなければならないことが多くなります。

特に国公立大学を第一希望としている場合、合格発表は前期日程でも3月に入ってからで、私立大学の多くがその前に入学金の納付期限(入学手続き締め切り)を迎えます。

合格発表から納付期限日までは1週間程度の学校が多いため、私立大学だけを受験する場合でも、本命の合格発表の前に合格した大学の入学金を支払わなくてはならない場合があるでしょう。

本命に合格すれば支払う必要のなかったお金になるため受験生側の負担は大きく、近年では社会問題として取り上げられることもありますが、現状では支払いが必要です。

滑り止めの私立に入学金を支払わずにすむ方法

しかし、国公立大学が第一志望であっても、全ての私立大学が国公立の合否が出るよりも前に納付期限を設定しているわけではありません。

例えば、私立大学にも中期日程、後期日程の試験を設けているところがあります。

これは「第一志望に余裕で受かるだろう」と本命一本で受験したものの不合格になってしまった学生への救済制度のようなもので、国公立の合否が出てからでも申し込めるケースも多いです。

特にあなたの学びたい分野の授業を実施している大学が本命と、中期や後期日程でも問題なく合格できそうな学校の場合は、まずは本命だけを受け、もし不合格だった場合のみ中期、後期日程を受ける方法もあります。

この場合ならば、滑り止めの私立に初年度納付金を納入せずに済みます。

平均何校くらい入学金を納入しているのか?

平均何校くらい納入しているかについてですが、これは場合によります。

ただ、数校を受験する場合は受験料自体も馬鹿になりません。

このように初年度納付金を「振り込むか、否か」と悩む人が多い中、2校も3校も振り込む人は多くないので、基本的には1校に振り込んでおく人が多いでしょう。

しかし受験する大学の組み合わせによっては複数の学校に納付が必要となってしまいます。

入学金を無駄にしないためには、次にご紹介するように入学金の振込期限も含めた受験のスケジュールを立てることが重要になってくるのです。

滑り止めの工数を抑えるためのスケジューリング

滑り止めの工数を抑えるためのスケジューリングですが、まずは「確実に受かるところを1校受験する」ことです。

一般入試において、あなたの学力的に余裕を持って合格できるところはもちろん、共通テスト利用で合格できるところなどを選ぶのも良いでしょう。

併願校を決める際は、受験日程だけでなく合格発表日や入学金の納付期限日もチェックし、なるべく負担の少ない組み合わせを考えることが大切です。

また、先ほどご紹介したような中期日程や後期日程を設けている学校をリストアップしておくのもおすすめです。

おすすめの大学・短大を探してみる

第一志望に合格するためには

結局のところ、滑り止めの大学に入学金(初年度納入金)を納入しないという選択肢を取るには、「確実に合格する」しかありません。

そこで、ここからは確実に志望校に合格するための対策について掘り下げて考えていきたいと思います。

確実に第一志望の大学に合格するためには、以下のコツがあります。

1. 目標点数を設定し、それに向けて計画を立てる

まずは、受験する大学の入試要件を調べ、必要な点数を目標に設定します。

そして、その目標点数に向けて、計画を立てることが大切です。例えば、何科目何点を狙うのか、どのような問題を重点的に勉強するのか、何回模擬試験を受けるのかなどを計画的に行うことで、目標点数に近づくことができます。

2. 過去問題集で基礎力をつける

大学入試の問題は、毎年同じような傾向があるため、過去問題集を解くことで基礎力をつけることができます。

また、過去問題集を解くことで出題傾向や問題の難易度を把握することができ、本番での対策がしやすくなります。

3. わからない問題はすぐに解決する

問題にぶつかったら、すぐに先生や友達に質問するなど、わからないことはすぐに解決するようにしましょう。

そのまま放置してしまうと、後々まで影響が残ることもあります。また、問題解決の方法を一緒に考えることで理解が深まります。

4. 定期的な模擬試験を受ける

定期的に模擬試験を受けることで、本番と同じ状況での対策ができます。模擬試験の結果を分析し、不得意な分野を克服するように努めましょう。

5. ポジティブな気持ちを持つ

最後に、大切なのはポジティブな気持ちを持つことです。

自分に自信を持ち、受験勉強を楽しんで取り組むことが大切です。焦ってしまうと、ストレスがたまり、思うように成績が伸びなくなることもあります。

おすすめの大学の選び方

ここからはおすすめの大学の選び方についてご紹介しています。

第一志望を選ぶ際はもちろん、滑り止めの大学を選ぶときも十分に検討し、「通いたい」「通ってもよい」と思える大学を選ぶことが重要です。

学問分野を考慮する

まず、自分が興味を持っている学問分野を考慮することが大切です。

自分が学びたい分野が明確であれば、その分野の研究が盛んで教員陣のレベルが高く、就職に有利な大学を選ぶことができます。

学費を確認する

大学の学費は大きな出費の一つです。

大学によっては学費が高額で、経済的な負担が大きくなることがあります。

そのため、大学の学費を確認し、支払える範囲内で選ぶことが大切です。

奨学金が利用できる場合、奨学金の申請は高校3年生に進級してすぐから始まるものもあるので、必要な学費や負担できる金額を早めに把握しておくことも非常に重要です。

キャンパスの雰囲気を見る

大学のキャンパスは学生生活の中心となる場所です。

そのためキャンパスの雰囲気を確認し、自分が過ごしやすいと感じる大学を選ぶことが大切です。オープンキャンパスに参加するのもいいですね。

また、学生生活を楽しめる施設やイベントがあるかも確認しておきましょう。

学生生活のサポート体制を確認する

大学生活では学業以外にも様々な課題があります。

そのため大学の学生生活のサポート体制を確認し、自分が困ったときにサポートしてくれる大学を選ぶことが大切です。

大学の就職実績を確認する

就職活動をする際には、大学の就職実績が非常に重要です。

自分が就職を目指す業界や企業で、その大学の卒業生がどのような活躍をしているのかを確認してみましょう。
おすすめの大学・短大を探してみる

まとめ

今回は滑り止めの大学に入学金を納入するべきなのかや、おすすめの大学の選び方についてご紹介してきました。

第一志望合格のために集中できる環境をつくるためにも、後悔しない進学をするためにも、学校選びからしっかりと考え、受験に臨みましょう!

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