韓国でデザイナーになるには?留学・就職のリアルガイド

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韓国のクリエイティブ業界(K-Fashion、K-Design)は、世界的に注目される一方、実力主義で非常にスピードが速い世界です。
この記事では、日本人が現地でデザイナーとして活躍するためにはどうすればいいのかを解説します!

韓国で活躍できる主なデザイン職

韓国のデザイン業界は、日本以上に「即戦力」を重視する傾向があります。
単に絵が描けるだけでなく、デジタルスキルと市場感覚がセットで求められます。

ファッションデザイナー・アパレルデザイナー

企画からサンプルチェック、資材市場とのやり取りまで仕事は多岐にわたります。

Illustrator、Photoshopは前提スキル。最近はCLO 3D(3D衣装設計ソフト)を導入する企業が急増していて、これが使えるだけで書類通過率が一気に上がることもあります。

グラフィックデザイナー

ロゴ、パッケージ、SNS広告など活躍の場は多彩。求められるのは、タイポグラフィの理解と、強いビジュアルのポートフォリオです。加えて、UI/UXの基礎やSNS向け動画編集ができると、仕事の幅が広がります。

韓国はタイポグラフィ(文字デザイン)に非常にこだわりが強く、洗練されたビジュアルセンスが問われます。

パタンナー(テクニカルデザイナー)

デザイナーの意図を形にする専門職。韓国では「テクニカルデザイナー」としての側面も強く、工場との橋渡し役を担います。

CADスキルと素材理解は必須です。3Dモデリングでサンプル制作を効率化できる人材は、特に評価されやすい印象があります。

商品企画(MD)

市場分析に基づき「売れる商品」を構成する仕事です。数字に強く、トレンドを先読みする力が必要です。

韓国で働くための就労ビザ(E-7)

韓国就職で多くの人がつまずくのが、就労ビザです。学歴や職歴によって取得条件が大きく変わります。

外国人がデザイナーとして正社員で働くには「E-7(特定活動)ビザ」が一般的ですが、審査は年々厳格化しています。

学歴と実務経験の目安

  • 韓国の4年制大学卒:実務経験なしでも申請可能で、最も有利。
  • 韓国の専門大学卒:実務経験は免除されますが、専攻と職種が一致している必要あり。
  • 日本など海外の大学卒:関連分野の学士+1年以上の実務経験が必要。
  • 大学卒業資格なし:5年以上の実務経験

※E-7ビザには、原則として年収2,867万ウォン以上が必要なため、新卒には高い壁になります。(2025年目安で1万ウォン=約1,100円)

韓国で学ぶなら?おすすめ教育機関の考え方

ビザ取得を有利にするため、また現地の人脈を作るために、韓国の教育機関で学ぶことは有力な選択肢となります。

学校選びは、スキルだけでなく「ビザ」と「人脈」に直結するのです。

4年制大学で学ぶ

学位取得・人脈形成に強い名門4年制大学です。

  • 弘益(ホンイク)大学:韓国デザイン界の最高峰。業界に広大な「弘大ネットワーク」があり、就職に圧倒的に有利です。
  • 国民(クンミン)大学:弘大と双璧をなすデザインの名門。特に衣装デザインや産業デザインに強いです。
  • 建国(コングク)大学:ファッション・デザイン学部が有名で、多くの著名デザイナーを輩出しています。

専門・海外系スクール

即戦力・技術習得に強い実務系スクールはこちら。

  • ESMOD SEOUL(エスモード・ソウル):世界基準のパターン技術とデザイン教育。課題は過酷ですが、業界からの信頼が厚い3年制ファッションデザイン教育機関です。
  • SUNY Korea FIT:ニューヨークの名門FITの韓国校。授業は英語。グローバルブランドを目指す人に最適です。

韓国就活を成功させる3つのポイント

➀ワーキングホリデーを踏み台にする

いきなりE-7ビザを目指すより、まずはワーキングホリデー(H-1)で渡韓し、インターンとして現場に入るほうが現実的です。実際に働く中で力を評価してもらえれば、会社がビザ申請をサポートし、正社員としてE-7を取得できる道も見えてきます。

②ポートフォリオは「見せ方」が勝負

韓国ではポートフォリオの完成度だけでなく、コンセプトの筋道とレイアウトの美しさが厳しく見られます。なぜこのデザインにしたのか、リサーチから決定までのロジックを明確にしましょう。

PinterestやBehanceで韓国デザイナーの表現を研究し、細部まで考え抜いたPDFを用意したいところです。

③必須ITツール

  • Adobe系:Photoshop, Illustrator(これは前提条件)
  • CLO 3D / Browzwear:アパレル業界ではデジタルサンプリングが主流のため、習得は必須

まとめ:自分に合った最短ルートを選ぶ

韓国でデザイナーになるには、「韓国の学位を取得する」か「日本で実務経験を積んでから挑戦する」のが最も現実的なルートです。

学生なら、韓国の大学編入や大学院進学を視野に入れると、ビザ面で有利になります。

社会人なら、日本で1年以上の実務経験を積みつつ、CLO 3Dと韓国語(TOPIK4級以上)を準備し、ワーホリから挑戦するのが現実的です。

特に言葉の壁以上に、韓国特有の「パルリパルリ(早く早く)」文化に対応できる柔軟性とスピード感が成功の鍵となります。

韓国のデザイン業界は、厳しいですが、そのぶん実力を正当に見てくれる世界です。
まずは今の自分の学歴や経験で、どのビザが狙えるのか。そこを確認するところから、すべてが始まります。
 

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