【高校生必見】レーサーになるには | レーシングドライバーとは?おすすめスクールも紹介!

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投稿日:2021年5月3日 | 最終更新日:2023年11月27日

マシンの性能とスピード、そして運転のテクニックを競うレーシングドライバー、いわゆるレーサー。

モータースポーツのレーサーには、自動車やバイク、ボートなど様々な種類がありますが、今回はF1ドライバーなどに代表される「カーレーサー」を中心に、レーサーのなり方やレースに関わる仕事に就くための方法を解説していきたいと思います。

高校生がレーサーをめざすなら、どんな学校に通えばいいか?おすすめの学校も紹介します!

レーサーに必要な資格は?

四輪自動車のレーサーとしての活動をするにあたって必要になるのが【レーサーライセンス】です。

レーサーライセンスは、FIA(国際自動車連盟)が公認する日本で唯一の四輪モータースポーツ統轄団体であるJAF(日本自動車連盟)が発給するライセンスです。

レーサーライセンスは
《国内Bライセンス》
《国内Aライセンス》
《国際C-Rライセンス》
《国際C-Cライセンス》
《国際Bライセンス》
《国際Aライセンス》
そしてFIAが発給する《スーパーライセンス》があり、それぞれのライセンスで出場できるレースが異なります。
ライセンスは、それぞれで実績を積むことで次の上級ライセンスを取得することができます。

ライセンスには、国際許可証と国内許可証があり、FIA国際スポーツカレンダーに登録された競技会に参加・出場するには、国際許可証が必要です。
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レーサーライセンスの違い

①国内Bライセンス

国内Bライセンスの主な特徴は、『講習だけで取得できる』『競技に参加できる』こと!

取得条件として18歳以上で普通自動車以上の運転免許証が必要となるので、多くの高校生にとってはまず年齢と運転免許証をとることが先になりますが、JAFの会員になって講習を受けることで誰でも取得することができます。

対面型やリアルタイム双方向の講習会では、さまざまな質問ができたりアドバイスがもらえたりもします。

オートテストなどのJAF公認クローズド競技に出場することで、国内Bライセンスの申請資格が得られる場合もあります。

国内BライセンスまたはB以上のライセンスを取得している人は、サーキット場を走るだけでなく、JAF公認競技のラリーやスピード競技(ジムカーナ競技、ダートトライアル競技、サーキットトライアル競技、ヒルクライム競技、ドラッグレース、ラリークロス、オートクロス、ドリフト競技など)に参加・出場できます。

運転免許証がなくてもOK!「レーシングカート」とは

ゴーカードが進化したカート競技である「レーシングカート」なら、8歳からカートライセンスが申請できます。18歳未満の場合はJAF個人会員である条件が免除されます。

カートライセンスを取得するとレーサーライセンスと同様にJAF公認カート競技に出場できるようになり、年齢や競技会での実績を重ねることで、より上級のカートライセンスが取得できるようになります。

レーシングカートは子供から大人まで楽しめるモータースポーツである一方、F1を始めとしたフォーミュラレースの登竜門ともいわれるほど本格的なスポーツマシンです。

②国内Aライセンス

国内Aライセンスを取得すると、JAF公認競技のレースに参加・出場できるようになります。

ちなみに、JAF公認競技における「レース」とは、2台以上のクルマがサーキットなどの同一のコースで競うこと、または所定の時間内に最も長い距離を走行することを競うモータースポーツです。

国内Aライセンスを取得するためには、『国内Bライセンスで1回以上の出場・完走経験がある』ことが条件です。

公認サーキットごとに定められたスポーツ走行の経験時間をクリアすることによっても取得できます。

講習会では講義のほか、規則書持参OKの筆記試験があり、その後サーキット走行時のマナーなどの基礎を見る走行実技試験があります!

国内Aライセンスの取得者は趣味としてカーレースを楽しんでいるアマチュアが多く、国内Aライセンスの段階で生計を立てることはかなり難しいです。

③国際ライセンス

国際ライセンスにはA・B・C-C・C-Rの4つの種類があり、こちらもC-Rから順番に上位のライセンスを取得していきます。

国際C-Rライセンスは国際格式ラリーなどに出場可能ですが、国際レースに出場することはできません。

国際C-Cライセンスは一部の国際レースに出場可能です。

国際Bライセンスを取得すると、スーパーGTに出場することができます。

国際Aライセンスは、F2やインディカー・シリーズへの出場が可能になります!

④スーパーライセンス

国際Aライセンスを取得していることを前提に、テストの合格やレースの成績などの条件を満たす必要があります!

F1に出場するにはこのスーパーライセンスの所持が必須条件となっています。

取得には厳しい条件があり、限られたドライバーのみが申請できるライセンスとなります。
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レーサーになるには?

レーシングドライバー

個人でもライセンスを取得すれば趣味としてレーシングカーを運転したりレースに出たりすることができますが、レーシングドライバー(レーサー)とは、一般的に個人や法人のレーシングチームに所属し、ドライバーとしてそのチームのマシンを操縦して自動車レースに出場する人をいいます。

レーサーになるには主に2つのルートがあります!

①レースで好成績を残してスカウトされる

幼少期からレーシングカートに参加し、良い成績を残すなどしてモータースポーツの監督などの関係者にスカウトされるルートです。

運転免許証が取得できない18歳以下であっても、8歳以上ならJAFが発給するカートライセンスを取得すればJAF公認カート競技会に出場できます。

初期費用はおよそ60万円前後の額が必要になり、レースの参加費や練習費なども含めれば小学生の段階で年間500万円以上のお金が必要になります。

一部の優秀なレーサーは、学生のうちからスポンサーから金銭的支援を受けている場合もあります。

F1や日本のトップフォーミュラで活躍するレーシングドライバーは幼少期からレーシングカートを経験している人がほとんどですが、有名なレーサーの中には、高校を卒業してから本格的なレーシングカーを始めた人もいます。

その場合でも、やはりレースなどで実績を積みスポンサーを見つけることで、レーサーとして活躍しています。

②レーシングスクールに入る

レーシングスクールと呼ばれるレーサー養成所に入学することも、レーサーになるルートのひとつです!

未成年でも入れるスクールもあり、レーシングスクールで関係者の目に留まり、スポンサーが付いたり、資金の援助を受けたりしている学生もいます。

スクールに入学するとレースの基礎から学ぶことが出来る上、成績優秀者はレースに参加するスカラシップを獲得できる場合もあります。

日本の有名自動車メーカー『トヨタ』・『ホンダ』・『日産』は、それぞれのレーシングスクールやドライバースクールがあり、プロフェッショナルな環境でレーシングを学ぶことができます。

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レーサーを目指せる専門学校

レーサーになるには実力と資金力が重要であり学歴は関係ないものですが、高校生がレーサーを目指す場合、自動車関係の専門学校に進むことも選択肢の一つです。

基本的な車体整備の知識や技術の学習は、レースに役立てることができるからです。

専門学校の中には、モータースポーツに関連する学科があったり、整備だけでなくドライビングを学ぶことができたりする学校もあります。

そんなおすすめの専門学校を紹介します!

日本モータースポーツ専門学校 大阪校

日本モータースポーツ専門学校 大阪校は、自動車の総合専門学校です。

四輪レースメカニックコースでは、基礎となるカートやレーシングカーを使用して、ドライビングテクニックからセッティングの技術・知識まで身につけるために、実践重視の実習カリキュラムが用意されています。

プロのレーサーから直接指導を受けながら、自動車の仕組みを徹底的に理解します。走行実習やレースを通してプロ意識を養い、インターンシップでは実際にレースに参戦しているレーシングチームやガレージに参加できます。

在学中に整備士資格のほか、JAFの国内A級ライセンスなどサーキットライセンスを目指せます。

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専門学校 新潟国際自動車大学校

専門学校 新潟国際自動車大学校のモータースポーツ科では、1人1台のレーシングカートが支給され、自分で整備や運転ができることが特徴です。

2年生に進級後は軽自動車660CCエンジンを搭載したフォーミュラ入門マシンでドライビングテクニックを学び、スーパーFJへステップUP。学生ドライバー+学生メカニックの学生チームで国内サーキットレースに参戦することも可能です。

モータースポーツ科(2年制)なら在学中にJAFの国内B級ライセンスなど国内サーキットライセンスの取得が目指せ、 国家資格である3級整備士の実技試験が免除になります。

3年制のモータースポーツ2級整備士科なら、さらに高度な整備技術を学びながらレーシングドライバーとレーシングメカニックを目指すことが可能です。海外のクルマ事情を体感する海外研修も実施しています。
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専門学校 埼玉自動車大学校

専門学校 埼玉自動車大学校は、7つの学科を持つ自動車の総合専門学校です。

モータースポーツ科では、スプリントレースや耐久レース参戦を通じてマシンの製作、レースのマネジメント、ドライビングテクニックなど幅広い知識と技術を修得。メカニックからドライバーまで全て学生・卒業生のレーシングチームとして注目されています。

JAFの国内A級ライセンス取得を目指すことも可能。ユタ州のソルトフラットでの海外研修旅行もあります。

また、入学後に大学の授業を併修すれば、卒業時には二級整備士のほかに大学卒業(学士)資格も取得できます。
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自動車整備士を目指すには?

レーサーになりたい人は自動車好きが多いと思われますが、自動車に関する仕事はレーサーだけではありません。

自動車が好きな方に、レーサー以外のもう一つの道があります。それは、「自動車整備士」です。

自動車整備士とは、自動車のメンテナンスを行う専門家です。自動車に不具合がないかを確認し、整備や修理を行うのが仕事です。

自動車整備士は、極限のレースを闘うレーシングドライバーはもちろんのこと、一般のドライバーが安心して車を運転するためにも必要不可欠な仕事です。

モータースポーツに関わることが希望なら、自動車整備士としてレーシングチームのメカニックとなることで、夢を叶えることができます。

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自動車整備士になれるオススメの学校は?

専門学校 東京自動車大学校

専門学校 東京自動車大学校は、自動車整備士を目指す人の夢や目標を実現するため、様々な教育システムを用意しています。

2年制の2級整備士コースから4年制の1級整備士コース、さらにプラス1年で板金・塗装を学ぶボディクラフト科も備えており、各種の自動車整備士資格のほか、自動車車体整備士の取得を目指すことも可能です。

220台という圧倒的な実習車両には、GTR・フェラーリ・テスラなどの幅広い車種を含み、あらゆる車に対応できる技術を身につけることができます。

仲間と一緒に本気で遊び、楽しめるTAUSならではのクラブ活動もあり、熱意あふれる教師が業界現場で通用するスキル・知識・意識を本気で指導しています。

「進路決定率100%」が証明する本気の就職・進路サポートも大きなポイント。知識ゼロからクルマのプロを育てます。

Wスクールコースなら、卒業時に大卒資格も取得可能。希望のゴールに到達するための様々なコースを選ぶことのできる自動車の専門学校です。

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まとめ

いかがでしたか?今回は、レーサーになるために必要な資格や、レーサーになるための学校について紹介しました!

レーサーになるのは大変な努力が要りますが、専門学校は目標を同じくする仲間に出会いやすい環境です。夢に近づくためのヒントにも、きっと出会えるはずです。

おすすめの学校への資料請求やオープンキャンパスを通じて、自分に合った学校を見つけてみてくださいね!

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