【LMアドバイザーが回答】志望学部の入試に苦手科目が…勉強方法を教えてほしい!

【LMアドバイザーが回答】志望学部の入試に苦手科目が…勉強方法を教えてほしい!
        

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投稿日:2023年7月6日 | 最終更新日:2023年12月21日

進学したい学校や学部が決まった!けれど……

進学活動の中で、スムーズに高校卒業後の進学先を決められた方、やっとの思いで行きたい学校や学部を見つけたという方、それぞれおられると思います。
まずは「進学先」という目標を決められたことは、とても大きな一歩です。目標があってこそ、これから目指す進路がより明確化していきますよね。

それでは、いよいよ受験対策!志望校の入試要項を意気込んで確認すると「どうしても避けられない苦手科目が必須」なんて状況も多くあるでしょう。すぐに苦手意識を払拭することは難しい……モチベーションが下がる気持ちもよくわかりますが、自分の進路のために、ここは苦手科目と上手に付き合っていきましょう!

志望校の赤本にチャレンジするも点数はイマイチ。対処方法が知りたい……!

今回は、志望する学部(一般選抜)には、ほとんど対象となる英語科目に対して苦手意識を抱くAさんからのお悩みをご紹介いたします。
「受験対策として赤本を活用しているものの、詳しい解説がなく不安!」そんな気持ちをLMアドバイザー(ライフマップの進路相談アドバイザー)にご相談くださいました。

■相談ケース⑤

目指す学部の入試試験には「英語」が必須。
赤本で勉強しても解答結果には解説がなく、しっかりと理解できない……。英語の勉強方法を教えてほしい!

悩む高校生

—Aさん:心理学部の一般受験を考えていますが、どこの科目にも英語が入っています。

志望校の赤本に挑戦しているのですが、点数は半分くらいしか取れません。
赤本の後半に解答が掲載されていますが、説明がないものが多く、なぜ解答がそうなるのか意味がわかりません。
どうやって、英語の勉強をしたらいいのでしょうか?

 

—LMアドバイザー:メッセージありがとうございます!

うまく点数がとれないと焦りますよね。
解説が少ない問題は基礎的な問題であることが多いので、赤本ではなく、一度解説がしっかりと書いてある別の参考書や問題集に戻って勉強してみるのがいいと思います!
基礎の部分がしっかりしていると、応用問題もわかるようになりますよ。

 

—Aさん:ありがとうございます。

基礎の確認ですね!早速、やってみたいと思います!

 

—LMアドバイザー:そうですね!!基礎の確認をまずやってみるのが一番かなと思います!

焦ることもあると思いますが、基礎ができていることで応用問題もできるようになるので、ぜひ自信をもって勉強してほしいと思います。

 

—Aさん:ありがとうございます。

入試についての質問ですが、総合型選抜に挑戦して不合格になった大学を、一般で受験してみようと思っています。
学部も志望の心理学部だけではなく、日文にもチャレンジしようと思うのですが、これは優柔不断に見られるでしょうか……?

 

—LMアドバイザー:『学部はどこでもいいけど、とにかくその大学に行きたい!』という人は多い。

あまり気にしなくて大丈夫だと思いますよ!!

 

—Aさん:安心しました!

ありがとうございました!

 

—LMアドバイザー:はい!そこは安心してください!

たくさん入試のことを考えていて偉いです…!!応援しています!

 

—Aさん:塾などに行っていないので、不安しかなくて……。

周りの人はほとんど進路が決まっているので、焦るばかりです。

 

—LMアドバイザー:塾に行っていないと、独学になるので不安も多いですよね。

私の友人も高校時代は塾に通わず志望校に合格している子が多かったので、あまり心配せず自分のペースで進むことも大事だと思います。
Aさんはしっかり勉強する意欲もありますし、絶対に大丈夫です!!!

 

—Aさん:休みに入ると、リズムも狂うし、集中力も続かなくなるし……でも、やるしかないですよね。

基本問題集、終わらせるところからやってみます。ありがとうございました!

 

—LMアドバイザー:わかります…

おとなでも集中力を持続させるのは本当に難しいです。
どうしてもやる気がでないときは一旦休憩の時間も作ってリフレッシュしつつ、自分のペースを作るのが重要かもしれないですね。
改めて、Aさんは偉いです!本当に応援しています!

応用問題よりも、まずは基礎を固めていくことが重要!

入試日が近付いてくると「受験対策」=「応用問題」という部分的な対策を優先させる勉強方法もあります。
しかし日常的な学習時間や夏休みなどの長期休暇を活用し、改めて対象科目の基礎を固めていくことが重要です。
LMアドバイザーからの回答にもあったように「基礎を理解する」ことは、今後、応用問題を練習する時や、入試本番時にきっと役立ちます。
「何から始めよう?」と思った方も、以下のポイントを参考に一歩踏み出してみましょう!

POINT① 苦手科目の「苦手」について理解しよう 

まず「なぜ自分はこの科目が苦手なのか?」という部分に立ち返り、苦手だと感じる点をできるだけ具体的に挙げてみましょう。
例えば、Aさんのように苦手科目が英語だとすれば「文法がよくわからない」「単語を覚えるのが苦手」「読む・書く・聞く・話す、どれを優先すればいいの?」など、英語を苦手と感じている人の中でも、理由はそれぞれでしょう。
苦手な理由が明確になれば、あとはその苦手にアプローチしていくだけ。必勝方法は「まずは対象を知ること」そこから具体的な対策が生まれます。

POINT② 解説が掲載された問題集や参考書で勉強をしよう

前にLMアドバイザーが回答した通り、苦手科目の基礎を固めるステージでは、解説が掲載された問題集や参考書を活用しましょう。
問題集や参考書によって解説方法は様々なので「自分が一番わかりやすい」と感じたものを手に取ることがベストです!
「自分で解説を読んで理解できる」ということをゴールに、自分に合った問題集や参考書を探してみましょう。

POINT③ 継続は力なり!短時間でもいいので毎日「苦手科目」に触れよう

「苦手科目」と上手に付き合う方法は、ほんの少しの時間でもいいので、必ず毎日その科目に触れることをおすすめします。
受験対策を進める中で、一科目だけに集中して勉強をするという方は少ないと思います。日々、複数科目の勉強を進めることは簡単なことではありませんよね。
「苦手なものとできるだけ距離を取りたい」という気持ちは、誰にでもあります。
ですが、入試科目で必須になっている限り、苦手科目は避けようがないので、毎日少しづつでも慣れていく他ないのです。毎日向き合っているから理解できる部分が増えていきますし、毎日向き合っている時間こそ、後の自分にとって揺るぎのない自信に繋がります。

編集後記

本記事では、志望校への入試に関するお悩みに対して、LMアドバイザーとの対談記事、苦手科目への対応方法のポイントをご紹介しました。
学習のスタートラインは同じなのに、気付くとそれぞれに「苦手科目」という存在が生じています。同時に「得意科目」があったり、あるいはどの科目も得意、苦手、ということもあるでしょう。筆者はこれを一つの個性だと思っており、苦手を無理に克服する必要はないのですが、自分の未来を叶えるために「上手に付き合う」という選択方法は重要だと感じています。得意・苦手、それぞれの中に「伸びしろ」があるのではないでしょうか。
また、進路相談だけではなく、日々の学校生活や勉強方法のことなど。ぜひ、LMアドバイザーまでお気軽にご相談ください!